会社経費の支払い効率化術
2026年3月25日

法人カードの作り方を4ステップで紹介!申し込みに必要な書類も解説

法人カードの作り方を4ステップで紹介!申し込みに必要な書類も解説

経営者や個人事業主の中には、経理業務の煩雑さに頭を悩ませている方もいるのではないでしょうか。現金管理や立替精算の手間を減らし、事業に集中したいと考えるのは当然のことです。法人カードはこうした負担を軽減する手段のひとつといえます。
ここでは、法人カードの作り方について、申し込み手順から必要書類、審査のポイントまで解説します。法人カードを作るメリットやおすすめの法人カードも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

法人カードの作り方を4ステップで紹介

法人カード、または個人事業主も持てるビジネスカードは、「申し込み」「書類提出」「審査」「受け取り」の4つのステップで作成できます。全体の流れは以下の図のとおりです。

なお、申し込みの際、銀行口座の登録が必要になりますが、法人の場合は原則として法人口座が求められるため、事前に開設しておきましょう。

法人カードの作り方を4ステップで紹介

STEP1. オンラインで申し込む

まずは、希望する法人カードのWEBサイトから申し込み手続きを行います。カード会社によってはオンラインで申し込み手続きが完結する場合もありますが、一般的にはオンラインで情報を入力すると、その内容が反映された入会申込書が郵送されます。

STEP2. 入会申込書に記入し、必要書類とあわせて提出する

送付された入会申込書に必要事項を記入し、カード会社が指定する書類とともに郵送で提出します。記入内容に不備や誤りがあると確認の連絡や修正対応が必要になり、審査に時間がかかる場合があります。スムーズに進めるためにも、内容は慎重に確認しましょう。

なお、提出する必要な書類には、「本人確認書類」や「法人の確認書類」などがありますが、法人と個人事業主では異なるため、くわしくは後述します。

STEP3. カード会社による入会審査

必要書類の提出が完了すると、カード会社による入会審査が行われます。入会審査はカード会社によって異なりますが、一般的に代表者の信用情報や会社の経営状況などをもとに総合的に判断されます。

STEP4. 法人カードの受け取り

審査を通過すると、法人カードが発行され、一般的に簡易書留や本人限定受取郵便などで送付されます。簡易書留であれば家族や従業員が受け取れますが、本人限定受取郵便の場合は、申し込んだ本人が本人確認書類を提示して受け取る必要があります。

受け取り方法や配送状況については、審査完了メールなどに記載されていることが多いため、確認しておきましょう。法人カードが届いたら、署名欄がある場合は忘れずに氏名を記入します。

法人カードの申し込みに必要な書類

法人カードを申し込む際に必要な書類は、法人と個人事業主で異なります。また、カード会社によって指定する書類にも違いがありますが、三菱UFJニコスのビジネスカードの場合、以下のような書類が必要です。(2026年1月時点)

法人が申し込み時に必要な書類

法人が申し込む場合、以下のように、会社の実態を証明する書類に加えて、代表者個人の本人確認書類の両方が必要になります。

法人が申し込み時に必要な書類

  • 法人の本人確認書類(登記事項証明書や印鑑登録証明書など)
  • 代表者の本人確認書類(マイナンバーカードや運転免許証など)
  • 支払口座に設定する法人口座

法人の本人確認書類である登記事項証明書などは法務局で取得します。これらの書類には「発行から6カ月以内に発行されたもの」などの有効期限が設けられているケースが一般的です。手元の書類の日付を確認し、期限切れの場合は新たに取り寄せましょう。

なお、法人の場合、法人カードの引き落とし口座は、原則として法人口座を設定します。そのため、申し込みにあたっては、あらかじめ法人口座を開設しておくことが前提となります。

個人事業主が申し込み時に必要な書類

個人事業主の場合は、法人登記がないため、以下のように代表者個人の信用情報や本人確認書類をもとに審査が行われます。

個人事業主が申し込み時に必要な書類

  • 個人の本人確認書類2点(マイナンバーカードや運転免許証など)
  • 支払口座に設定する銀行口座

個人事業主向けのビジネスカードでは、屋号付き口座に限らず、個人名義の口座を引き落とし口座に設定できるケースが多くあります。

法人カードの審査期間はどれくらい?

法人カードの審査期間は基本的に公表されていませんが、申し込みからカードが手元に届くまで3~4週間程度かかるのが一般的です。法人カードは、申し込み者本人に加えて、法人の状況も審査対象になるため、個人向けクレジットカードに比べて審査期間は長くなる傾向があります。

法人カードは起業直後でも作れる?

法人カードの中には、起業直後でも申し込みが可能なものがあります。法人カードの審査基準は公開されていませんが、一般的に以下のような要素をもとに総合的に判断されます。

法人カードの審査の主なチェックポイント

  • 代表者の信用情報
  • 会社の経営実績や財務状況
  • 固定電話やWEBサイトの有無

なお、クレジットカードの審査は申し込んでみないと審査に通過するかはわかりません。短期間に複数のカードを申し込むと、資金繰りに不安があると判断される可能性があるため、申し込みは慎重に行いましょう。

代表者の信用情報

クレジットカードの審査では、返済能力を確認するために、代表者の信用情報は重要な要素になります。信用情報とは、クレジットカードやローンの利用履歴など信用取引に関する情報のことです。過去にクレジットカードの支払遅延やローンの返済延滞、債務整理などがある場合は、審査に影響する可能性があるため注意が必要です。

会社の経営実績や財務状況

法人カードの審査では、会社の経営実績や財務状況も、返済能力を確認するための重要な基準となります。

ランクの高い法人カードでは、「設立3年以上、黒字決算2期以上」などの条件が設けられている場合がありますが、起業直後のスタートアップ企業や個人事業主が申し込める法人カードもあります。

設立1年目で実績が少ないからといって、申し込みをあきらめる必要はありません。ただし、最終的に審査に通過できるかは、実際に申し込んでみなければわからない点には注意しましょう。

固定電話やWEBサイトなどの有無

法人カードの審査では、会社の実態を確認する目的で、会社の固定電話の有無や自社のWEBサイトの開設状況をチェックされることがあります。固定電話があったり、自社のWEBサイトに事業内容や会社概要が明記されていたりすると会社の実在性を示す材料のひとつになります。

必須条件ではありませんが、審査をスムーズに進めるためにも、固定電話の設置や簡易的でも自社のWEBサイトの作成を検討すると良いでしょう。

法人カードを作るメリットと選び方

法人カードを作ると、経理業務の効率化をはじめ、以下のような多くのメリットが期待できます。

法人カードを作る主なメリット

  • 取引データの連携で経費精算の効率化ができる
  • 経費とプライベート費用を分けることで公私混同を防止できる
  • ポイント還元による経費削減につながる
  • 旅行傷害保険、空港ラウンジなどビジネスに役立つ付帯サービスを利用できる

これらのメリットを享受するには、自社の利用目的にあった法人カードを選ぶことが重要です。法人カードごとに特長は異なるため、選ぶ際には以下のポイントを押さえておきましょう。

法人カードの選び方のポイント

  • 年会費と付帯サービスのバランスをみて、自社に必要な機能を見極める
  • 国際ブランドや利用シーンにあわせる
  • 申し込み条件を満たしているか確認する

年会費と付帯サービスのバランスをみて、自社に必要な機能を見極める

法人カードは基本的に年会費がかかるため、選ぶ際は年会費の金額と付帯サービスの内容をバランスよく取ることが大切です。

例えば、「とりあえず決済機能があれば十分」という場合は、年会費が低額な一般カードで対応できます。一方、出張が多く、空港ラウンジを利用したい場合や、手厚い旅行傷害保険を付帯させたい場合、毎月の利用額が多い場合などは、年会費が高めでもゴールドカードやプラチナカードが適しているといえるでしょう。

このように、自社のビジネススタイルや経費の使い道を踏まえ、必要な付帯サービスを備わっているかを確認することが重要です。

国際ブランドや利用シーンにあわせる

法人カードには、Visa、Mastercard®、アメリカン・エキスプレス®、JCBなどの国際ブランドがあります。利用する店舗やサービス、出張先の国によっては、利用できる国際ブランドが異なる場合があるため、自社の利用シーンにあわせて選ぶことが大切です。

例えば、すでにVisaを持っているなら、次はMastercard®を選ぶなど、異なる国際ブランドを組み合わせることで、決済できる範囲を広げることもできます。

申し込み条件を満たしているか確認する

法人カードには申し込み条件が設定されています。一般的に、ランクが高くなるほど、申し込み条件も厳しくなる傾向があるため、まずは自社がその条件を満たしているかを確認することが重要です。

初めてでも作りやすい!三菱UFJニコスのおすすめのビジネスカード3選

ビジネスカードにはさまざまな種類がありますが、個人事業主や中小企業にとって使いやすいものを選ぶなら、三菱UFJニコスのビジネスカードがおすすめです。ランクの異なる以下の3種類があり、年会費と付帯サービスのバランスを見て、自社にあったカードを選べます。

初めてビジネスカードを持つ経営者におすすめの三菱UFJカード ビジネス

三菱UFJニコスが発行している「三菱UFJカード ビジネス」は、スモールビジネスや個人事業主の方が入会しやすく、初めてビジネスカードを持つ経営者におすすめです。

ビジネスカードのご利用金額は法人口座(屋号付き口座)からの引き落としになり、立て替え払いの負担を軽減したり、会計ソフトと連携して経費管理業務の効率化を図れたりします。また、引き落とし日に経費の支払日を一元化できるため、支払いまでにゆとりができて、キャッシュフローの改善などにも役立つでしょう。年会費は1,375円(税込)で、出張経費の削減に貢献する限定プランや、経費が割引価格になる優待サービスも利用可能です。

さらに、経費の支払いで1ポイント5円相当で使えるポイントがたまるだけでなく、ご利用金額に応じて基本ポイントを優遇するサービスや、入会初年度は国内利用でポイントが1.5倍になる優待サービスなどもあります。
すでに法人カードを持っていて、ご利用可能枠を増やしたいという場合にもおすすめの1枚です。

三菱UFJカード ビジネスの特長

  • 出張経費の削減や経費が割引価格になる優待サービスがある
  • タッチ決済対応でスピーディーに支払える
  • 月間のご利用金額が10万円以上で基本ポイントの20%分が加算される

初年度の年会費が無料!優待サービスが充実したゴールドカード

三菱UFJカードゴールドプレステージビジネス

※アメリカン・エキスプレス®での
発行をご希望の方はこちら

三菱UFJニコスのビジネスカードには、お得なゴールドカードがあります。三菱UFJカード ゴールド ビジネス」の年会費は11,000円(税込)ですが、初年度の年会費は無料です。

また、ランクの高いゴールドカードならではの空港ラウンジサービス、JAL航空券をお得な運賃で予約できる優待サービスのほか、手数料無料でのゴルフ場の代理予約など、出張や接待をサポートするサービスが充実しています。

ご利用可能枠は100万~300万円ですので、出張費や接待交際費、仕入れ代、広告宣伝費の支払いなどにも安心して利用できるでしょう。

三菱UFJカード ゴールド ビジネスは月間のご利用金額が10万円以上の方は基本ポイントの50%分が加算されます。経費管理業務の効率化だけでなく、たまったポイントを福利厚生プランに使ったり、マイルに交換したりすることで経費削減にもつながるのでお得です。

三菱UFJカード ゴールド ビジネスの特長

  • 初年度の年会費が無料になる
  • タッチ決済対応でスピーディーに支払える
  • 国内とホノルルの空港ラウンジが無料で利用できる
  • ビジネスシーンでの優待サービスや割引サービスを利用できる

ビジネスリーダーにふさわしい、ステータス性と実用性に優れたプラチナカード

ランクの高い「三菱UFJカード・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード」は、充実の優待サービスを付帯しています。経費管理の業務効率化だけでなく、ビジネス面においてさまざまなサポートがあるので実用性にも優れている1枚です。

例えば、24時間365日対応のコンシェルジュサービスが付帯されているので、国際便の手配や接待先のお店の予約、出張先での病気やケガなどをサポートします。また、国内外の空港ラウンジを利用できる、プライオリティ・パスに無料で入会できるので、空港での時間も快適に過ごせるでしょう。

ほかにも、一流ホテル、厳選されたダイニングやスパ、レストランでの優待サービスがあり、接待や出張の際に使えるハイクラスなサービスがそろっています。
入会初年度は、国内利用で基本ポイントが1.5倍、海外利用で2倍になるので海外出張費や経費の支払いでお得にポイントがためられます。

三菱UFJカード・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カードの特長

  • コンシェルジュサービスを24時間365日利用できる
  • 国内外の空港ラウンジが利用できる
  • 海外出張の際にカード使用者1名につきスーツケース1つを優待価格で宅配できる
  • 入会初年度の基本ポイントが国内利用で1.5倍、海外利用で2倍になる
  • 国内の厳選されたレストランで2名以上の利用で1名分が無料になる
  • 一流ホテル、厳選されたダイニングやスパでの優待サービスがある
  • 国内利用分のポイントが1.5倍になる(入会初年度限定)
  • 海外利用分のポイントが2倍になる

法人カードを作って経理業務を効率化しよう

法人カードは、WEBサイトから手軽に申し込め、必要書類さえ揃えれば複雑な手続きはありません。法人カードを導入することで、経費精算の手間を削減できるほか、キャッシュフローの改善やポイント還元など、多くのメリットが期待できます。
まだ法人カードを導入していない場合は、この機会に自社の利用目的にあった法人カードを検討してみてはいかがでしょうか。

おすすめのクレジットカード

カード名 スモールビジネスや
個人事業主の
最初の1枚におすすめ
経費や仕入れ代などに
余裕を持たせたい
経営者におすすめ
コンシェルジュなど
最高クラスの優待がほしい
経営者におすすめ
三菱UFJカード
ビジネス
三菱UFJカード
ゴールド ビジネス
三菱UFJカード
プラチナ・ビジネス・
アメリカン・
エキスプレス®・カード

年会費

1人目

1,375円(税込)

※Visa、Mastercard®
どちらか一方の場合

11,000円(税込)

初年度は年会費無料

※Visa、Mastercard®
どちらか一方の場合

22,000円(税込)

2人目
以降

1,375円(税込)

※Visa、Mastercard®
どちらか一方の場合

2,200円(税込)

※Visa、Mastercard®
どちらか一方の場合

3,300円(税込)

ご利用可能枠

40万~80万円

※ご契約法人単位

100万~300万円

※ご契約法人単位

100万~500万円

※ご契約法人単位

特長
  • 月間のご利用金額が10万円以上で基本ポイントの20%分が加算
  • 入会初年度は国内利用でポイントが1.5倍
  • 初年度の年会費無料!
  • 国内とホノルルの空港ラウンジサービスが利用可能
  • 月間利用が10万円以上で、基本ポイントの50%分を加算
  • 専用コンシェルジュが24時間365日対応
  • 国内外の空港ラウンジを利用できるプライオリティ・パスに無料で入会可能!
最短発行
可能期間
3~4週間 3~4週間 3~4週間

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よくある質問
法人カードを作るのに必要なものはなんですか?
法人カードを作る際は、「代表者の本人確認書類」と「支払口座に設定する銀行口座」、さらに法人の場合は、「法人の本人確認書類」が必要になります。また、法人の場合は、法人口座から引き落としされるため、法人口座の開設も必要です。

くわしくは「法人カードの申し込みに必要な書類」をご確認ください。
法人カードは起業直後でも作れますか?
法人カードの中には、起業直後でも申し込みが可能なものがあります。ただし、ランクの高い法人カードの場合、申し込み条件が厳しくなる傾向があるため、申し込み条件に該当するか確認しましょう。

くわしくは「法人カードは起業直後でも作れる?」をご確認ください。
法人カードは即日発行できますか?
法人カードは、即日発行に対応していないことが一般的です。法人カードの審査では、申し込み者本人に加えて、法人の状況も審査対象になるため、個人向けのクレジットカードよりも長くなる傾向があります。申し込みから手元に届くまで3~4週間程度かかるとみておきましょう。

くわしくは「法人カードの審査期間はどれくらい?」をご確認ください。