初めてのクレジットカード
2023年6月26日

タイで使えるクレジットカードは?キャッシュレス事情を解説

タイで使えるクレジットカードは?キャッシュレス事情を解説

タイは、世界遺産を観光したり、川を下るラフティングやシーカヌー、ゾウ乗りなどのアクティビティを満喫できたりする国です。旅先ならではの体験だけでなく、食事やお買い物を楽しみにしている人もいるでしょう。そうなると、旅先では出費が増えることも考えられるため、タイでもクレジットカードが使えるかどうか気になる人もいるのではないでしょうか?
ここでは、タイで使えるクレジットカードやカードを使うメリット、注意点を解説します。

タイで使えるクレジットカードの国際ブランド

タイでも基本的にクレジットカードは利用できますが、屋台や小規模なレストランなど場所によっては使えない場合があります。また、国によって使えるクレジットカードの国際ブランドは異なるので注意が必要です。タイで利用できるクレジットカードの国際ブランドは、主にVisaとMastercard®で、JCBについては徐々に使える場所が増えてきています。

なお、タイにはチップの習慣がありますので、クレジットカードだけでなく、現金も用意しておきましょう。タイ国政府観光庁のWEBサイト「基礎知識」によると、チップの目安は、ホテルの荷物運びのポーターやハウスキーパーには20バーツ程度、サービス料を含まないレストランの場合は料金の10%程度です。

クレジットカードが使える場所

ホテルやデパート、高級なレストラン、スーパー、お土産屋さんといった旅行者が利用するような場所や都市部なら、多くの場所でクレジットカードが利用可能です。また、外国人が多い都市部や観光地などのコンビニではクレジットカードのタッチ決済も普及していますが、店舗によっては300バーツ以上からという利用制限をかけている場合もあります。

タイでは、政府主導で開発したQRコード決済システム「Prompt Pay」をはじめとしたキャッシュレス化に取り組んでおり、クレジットカードのタッチ決済は、バンコクの街中を走る路線バスや、チャオプラヤ川を運行する電動フェリー「MINE Smart Ferry」などでも普及しています。

また、場所によって利用できる国際ブランドが異なり、2021年に開業したタイ国鉄が運営する都市鉄道「SRTレッドライン」ではJCBのタッチ決済、地下鉄「MRT」ではVisaのタッチ決済やMastercard®のコンタクトレスが利用可能となっているので注意しましょう。

なお、タイにはSuicaのようにチャージして利用する、ラビットカードと呼ばれる交通系ICカードがありますが、チャージの際にクレジットカードは使えません。ただし、LINE payでのチャージが可能なので、LINE payにクレジットカードを登録しておくとオートチャージすることができます(2023年5月時点)。

クレジットカードが使えない場所

都市部から離れた地域や地元の人たちが利用するような小規模な店舗や屋台、三輪タクシーのトゥクトゥクでは、クレジットカードを使えないことが多くあります。また、クレジットカードを使えても、チップのために現金を持っておく必要があります。ただし、多額の現金を持ち歩くと盗難や犯罪に巻き込まれることがありますので、持ち歩く現金は1万円程度にしましょう。

タイにクレジットカードを持って行くメリット

クレジットカードは支払い機能だけでなく、独自のサービスを付帯しています。そのため、タイをはじめ海外旅行にクレジットカードを持って行くと、以下のようなメリットがあります。

クレジットカードを持っていくメリット

  • 海外旅行傷害保険が利用できる
  • 防犯につながる
  • 両替手数料を抑えられ、小銭が余るのを防げる
  • ホテルのデポジットが不要になることがある
  • 空港ラウンジが利用できる

海外旅行傷害保険が利用できる

多くのクレジットカードは海外旅行傷害保険を付帯しており、旅先でのケガや病気の治療費だけでなく、ホテルや店舗での備品を壊したり、盗難にあったりした際の賠償責任を補償してくれます。別途保険に入る手間を省けることがクレジットカードのメリットです。

なお、クレジットカードの海外旅行傷害保険には、クレジットカードで航空券や宿泊費などの旅費を支払った場合にのみ補償される利用付帯と、クレジットカードを持っているだけで自動的に補償される自動付帯があります。利用付帯の場合、クレジットカードを持っているだけでは保険が適用されませんのでご注意ください。

防犯につながる

クレジットカードをメインに使えば、慣れない海外で多額の現金を持ち歩かなくていいので、防犯につながることがメリットとして挙げられます。クレジットカードなら、紛失や盗難にあっても、カード会社に連絡を入れれば、すぐにクレジットカードの利用を止めることができるだけでなく、不正利用についての補償もあります。

また、クレジットカードのタッチ決済を利用できれば、カード自体を手渡しせずに支払うことが可能です。海外ではクレジットカードを手渡して支払った場合、別のカードとすり替えられることがありますので、戻された際に自分の名義のクレジットカードかも確認しておきましょう。

両替手数料を抑えられ、小銭が余るのを防げる

海外では現地通貨に両替する際に手数料がかかるだけでなく、余った小銭を日本円に両替できずに残ることがあります。旅先でもクレジットカードで支払いができれば、両替するお金を少額にすることができ、両替手数料の負担や小銭を余らせるのを抑えることもメリットといえるでしょう。

ホテルのデポジットが不要になることがある

クレジットカードのメリットの1つに、ホテルのデポジット(保証金)が不要になることが挙げられます。クレジットカードは支払い能力や社会的信用の裏付けになったり、海外では身分証代わりになったりするからです。

デポジットはチェックアウトの際に返金されますが、未払いに備えて、ホテル側がチェックインの際に宿泊費の一部をデポジットとして預かることが一般的です。デポジットを現金で支払う場合には、現地通貨が必要になります。

空港ラウンジが利用できる

ゴールドカードやプラチナカードといったランクの高いステータスカードは、空港ラウンジを無料で利用できる優遇サービスを付帯しています。クレジットカードによって優遇サービスは異なりますが、ランクに見合った優待サービスを利用できることもクレジットカードのメリットです。例えば、プラチナカードなら、24時間365日対応してくれるコンシェルジュサービスや空港からの手荷物宅配サービスなどを付帯しているクレジットカードもあります。

タイでクレジットカードを使う際の注意点

タイに限ったことではありませんが、海外でクレジットカードを使う際には、注意しておきたい点がいくつかあります。トラブルに巻き込まれないよう、以下の注意点を確認しておきましょう。

ATMではスキミングに注意する

クレジットカードの中には、海外のATMでキャッシングを利用できるものがあります。駅や銀行のATMではなく、人通りの少ない場所にあるATMの中には、観光客目当てにスキマーという挿入されたクレジットカードの情報を読み取る機器が設置されていることがあるので注意が必要です。情報を読み取って不正利用するスキミングのリスクがありますので、ATMを利用する場所には気をつけましょう。また、ATM利用後のクレジットカードの取り忘れにもご注意ください。

レシートの金額を確認する

海外でクレジットカードを使う際の注意点の1つに、多額請求があります。店舗スタッフのミスの場合もありますが、意図的に行われることもあるので注意しましょう。クレジットカードで支払った際は、レシートや伝票の控えを受け取り、金額があっているかその場で確認します。
クレジットカードの盗難であれば盗難補償の対象ですが、多額請求だと補償の対象にならない場合がありますので、その都度確認しておくことが大切です。

カード会社の連絡先を控えておく

旅先でクレジットカードの盗難や紛失をした場合、すぐに利用を停止したり、不正に利用された場合の補償を受けたりできるよう、カード会社の連絡先は控えておくようにしましょう。また、クレジットカードの中には、現地での相談窓口や日本語での電話相談を設けている場合があります。

タッチ決済対応!年会費もポイント還元率もお得な三菱UFJカード

タイに持っていくなら、年会費が実質無料で、ポイントがたまりやすい「三菱UFJカード」がおすすめです。三菱UFJカードは、18歳以上の学生(高校生不可)から持つことができるクレジットカードです。

三菱UFJカードは、初年度の年会費が無料で、年に1回でも利用すれば、翌年の年会費も無料になるので、実質無料で使うことができます。タッチ決済にも対応しているので、お支払いもスピーディーです。

また、セブン-イレブンやローソンなどの対象店舗で三菱UFJカードを利用すると、最大19%のポイントが還元される特典を実施中です。詳細は三菱UFJニコス株式会社の「WEBサイト」にてご確認ください。ほかにも、ネットショッピングのポータルサイト「POINT名人.com」を経由してお買い物をすると、カードの基本ポイントに加えてボーナスポイントももらえるので、日常使いでポイントがためやすいでしょう。
※1ポイント5円相当の商品に交換の場合

MUFGカードアプリ」を活用すれば、WEB明細をスマートフォンでいつでもチェックでき、家計簿をつける手間を省けます。さらに、ご入会から3カ月間はご利用金額の最大1.6%相当のポイントが還元されるほか、ご入会日から2カ月後までに条件を達成すると、最大10,000円相当(グローバルポイント2,000ポイント分)がもらえます。詳細は三菱UFJカードのWEBサイトでご確認ください。
※1ポイント5円相当の商品に交換の場合

対象店舗のご利用ならお得にポイントがためられる!
ポイントサイト経由でボーナスポイントがもらえる!

三菱UFJカードの特長

  • 年会費が実質無料で利用できる
  • 対象店舗で最大19%のポイントが還元される
  • POINT名人.comを利用すると、ボーナスポイントもたまる
  • MUFGカードアプリのWEB明細を家計簿代わりに使える

※1ポイント5円相当の商品に交換の場合

初めてゴールドカードを持つ人におすすめの三菱UFJカード ゴールドプレステージ

三菱UFJニコスの「三菱UFJカード ゴールドプレステージ」は、タッチ決済対応で、ポイントプログラムやグルメセレクションなどのサービスが充実しているゴールドカードです。学生を除く20歳以上の人がお申し込みいただけます。WEBサイトからのお申し込みなら、初年度の年会費が無料になるので、初めてゴールドカードを持つ方でも安心です。

三菱UFJカード ゴールドプレステージは、セブン-イレブンやローソンなどの対象店舗で利用すると、ご利用金額の最大19%のポイントが還元される特典を実施中です。また、年間100万円以上利用すると、最大11,000円相当のポイントがプレゼントされます。さらに、グルメセレクションとして、厳選された国内のレストランでコースメニューをおとな2名以上で利用する際に、1名分の料金が無料になるサービスが付帯されているので、ゴールドカードならではの特典をお楽しみいただけます。
※1ポイント5円相当の商品に交換の場合

三菱UFJカード ゴールドプレステージの特長

  • WEBサイトからのお申し込みで初年度の年会費が無料になる
  • 対象店舗で最大19%のポイントが還元される
  • 年間100万円以上を利用すると、11,000円相当のポイントがもらえる
  • タッチ決済対応で、スピーディーに支払いができる
  • 厳選された国内のレストランにておとな2名以上で利用した場合、1名分の料金が無料になる

※1ポイント5円相当の商品に交換の場合

おすすめのプラチナカード、三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード

三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード」は、実用性とステータス性を兼ね備えたプラチナカードです。三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カードでは、世界1,400カ所以上で利用できる、空港ラウンジサービス、プライオリティ・パスに無料で入会できます。

また、空港から自宅へ無料配送が可能な手荷物空港宅配サービスなどのきめ細かなサービスを受けられるのは、ランクの高いプラチナカードならではといえるでしょう。

三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カードの特長

  • 24時間・365日のコンシェルジュサービスを利用できる
  • 海外旅行傷害保険で最高1億円まで補償される(海外旅行障害保険の自動付帯分は最高5,000万円)
  • 世界1,400カ所以上の空港ラウンジが無料で利用できる
  • 空港から自宅までの無料の手荷物空港宅配サービスがある

タイ旅行はクレジットカードで快適に過ごそう

タイではキャッシュレス化が進み、クレジットカードのタッチ決済が利用できる場所も増えつつあります。海外旅行にクレジットカードを持っていくと、支払いがスムーズになるだけでなく、海外旅行傷害保険を利用できたり、両替手数料を抑えられたりするメリットがあります。また、多額の現金を持ち歩かなくていいので防犯対策にもなるでしょう。タイ旅行では、クレジットカードを上手に活用して、快適にお過ごしください。

おすすめのクレジットカード

カード名 日常にうれしいを、
将来まで安心を。
オンも、オフも、
いつでも変わらない輝きを。
日常から特別な時まで、
最高クラスのおもてなしを。
三菱UFJカード 三菱UFJカード
ゴールドプレステージ
三菱UFJカード
プラチナ・アメリカン・
エキスプレス®・カード

年会費

初年度 無料 無料

(オンライン入会限定)

22,000円(税込)
次年度以降

年1回の利用で翌年も無料

11,000円(税込)

22,000円(税込)

特長
  • セブン-イレブン、ローソンで利用金額の最大19%相当ポイント還元!(※2)
  • 年間ショッピング利用額100万円以上で11,000円相当のポイント還元(2022年7月1日以降の入会者限定)(※1)
  • ご相談に24時間365日対応
  • 厳選されたレストランのコースメニューが1名様分無料に!
  • 国内70以上のホテルで1滞在あたり平均550米ドル相当のご優待
最短発行期間 最短翌営業日 最短翌営業日 最短3営業日

1ポイント5円相当の商品に交換の場合

最大19%相当ポイント還元は2024年2月1日(木)~2024年7月31日(水)のご利用が対象

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よくある質問
タイではクレジットカードは使えますか?
タイでは、基本的にクレジットカードは利用できますが、屋台や小規模なレストランなど場所によっては使えない場合があります。また、クレジットカードのタッチ決済は、バンコクの街中を走る路線バス、チャオプラヤ川を運行する電動フェリー「MINE Smart Ferry」などでも普及しています。

詳しくは「タイで使えるクレジットカードの国際ブランド」をご確認ください。
タイで使えるクレジットカードの国際ブランドは?
タイで利用できるクレジットカードの国際ブランドは、主にVisaとMastercard®で、JCBについては徐々に使える場所が増えてきています。例えば、2021年に開業したタイ国鉄が運営する都市鉄道「SRTレッドライン」ではJCBのタッチ決済、地下鉄「MRT」ではVisaのタッチ決済やMastercard®のコンタクトレスといったように、場所によって利用できる国際ブランドが異なりますので注意しましょう。

詳しくは「タイで使えるクレジットカードの国際ブランド」をご確認ください。
タイでクレジットカードを使う際の注意点は?
タイをはじめ海外でクレジットカードを使う際は、カード情報を抜き取って不正利用するスキミングにあわないように、駅や銀行以外のATMを利用しない、多額請求されないようにレシートを確認するようにしましょう。また、クレジットカードの盗難や紛失の場合はカード会社に連絡してすぐに利用停止ができるよう、カード会社の連絡先を控えておくことも必要です。

詳しくは「タイでクレジットカードを使う際の注意点は?」をご確認ください。