クレジットカードの不安解消
2019年12月10日

クレジットカードが不正利用された?そのときに、まずやるべきこと

身に覚えのない利用履歴が残っていたり、カード会社名で見知らぬ請求やパスワード変更を依頼するメールが届いたり…。それは、クレジットカードの不正利用や、架空請求の詐欺かもしれません。
そんなときはどう対応し、その後の処置をどうすればいいのかご説明します。

こんなことがあったら要注意!不正利用が疑われる例

クレジットカード関連の詐欺や不正、犯罪行為は、なかなか根絶できません。1つの手口を封じ込める対策を施しても、さらにその裏をかく手法が編み出されたり、まったく違う新たな手口が登場したりと、犯罪と対策は、いたちごっこの様相を呈しています。

こうした犯罪を防ぎ、根絶するには、警察当局の働きは欠かせませんが、何よりもクレジットカードを使う利用者自身が詐欺や不正の手口を知り、少しでも「おかしいな」と感じたら警戒することが大切です。

詐欺や不正行為は、表面上はさしてあやしく見えないもの。しかし、「妙だな」と思いながらそのままにしていると、「実はカード詐欺に遭っていた」ということもあります。
特に、次に挙げるようなケースは不正利用の可能性がありますから、見過ごしてはいけません。

心当たりのない利用履歴があった

クレジットカードの利用履歴は、郵送による通知やWEBサイトで確認することができますが、この中に心当たりのない履歴が残っていたら要注意です。この場合、どこかでカード情報を抜き取られ、不正利用された可能性があります。

「不正利用かも」と思ったら、まず何をする?

前項で挙げたようなケースに対しては、まずクレジットカードの不正利用かどうかを確認することです。その上で、カード会社に連絡するなど、必要な対策をとっていきましょう。

「心当たりのない利用履歴がある」場合の対処

クレジットカードの利用履歴に見知らぬ会社名が記載されていたら、誰でも「何だこれは?」と思いますが、実は珍しいことではありません。「ABC」という屋号で店舗を展開している会社が、本来の社名である「XYZ」という名称を使ってカード利用代金を請求するのは、よくあることなのです。

ですから、これだけでは「詐欺だ!」と決めつけることはできませんが、だからといって簡単に見逃してはいけません。記載されている会社名は、必ず確認するようにしましょう。

利用日と利用金額を確認する

まずは、日付と金額から、「どこで何に使ったのか」を思い返してみましょう。お店で使ったのなら、友達とのメッセージの履歴をたどってみるのも良いでしょう。クレジットカードで支払った場合、必ず控えを保存する習慣をつけておけば、このようなときに役立ちます。

家族に利用の有無を確認する

家族カードを別途申し込んで作成している場合は、家族が利用した分も本人宛に請求されます。ですから、心当たりがない請求分については、家族が使っていないか確認しましょう。請求書では、カード番号ごとの利用料金も確認可能です。

不正利用に気付いたら、どうすれば良い?

クレジットカードがらみの詐欺や不正は、しっかり予防や警戒をすることが重要ですが、もしも「やられた!」と気付いたら、真っ先にするべきことはカード会社への連絡です。 もちろん、「あやしいメール」に記載されたメールアドレスや電話番号にアクセスしてはいけません。クレジットカードの裏面にはカード会社の連絡先が印字されていますから、まずそちらに電話をかけて、何が起こったかを説明し、これからどうすれば良いかを相談しましょう。

詐欺や不正の場合、その後の対応はどうなる?

例えば、カード情報を詐取されて不正利用された場合、そのまま放置していると被害が繰り返されますから、そのクレジットカードは無効となります。そして、新たなカード番号でクレジットカードが再発行され、今までどおりに使えるようになります。

不正利用された金額は請求される?

詐欺や不正利用による被害額は、いったい誰が負担するのでしょうか。

不正利用が疑われるときは、カード会社が問題の取引について調査を行います。不正利用であることが確認された場合には、被害金額を補償する体制がとられていますので、安心してください。

カード会社は利用状況を監視している

クレジットカードに関する犯罪行為は、いつ、どんな形で行われるか予測できません。こうした犯罪は、「起こってから対処する」ことはもちろん、「未然に防ぐ」ことも対策の重要な柱となります。

そのため、各カード会社は、自社のクレジットカードに不審な取引がないか、24時間365日体制で監視しています。そして、疑わしい取引を見つけると、契約者にクレジットカードを利用したか確認の連絡をするなどの措置を講じています。

カード会社が行う不正利用の対策例

カード会社は、常に不審な取引がないか利用状況を監視しつつ、犯罪に関連する情報を収集しています。例えば、特定のネットショップが詐欺のターゲットにされた場合、そのショップでクレジットカードを使ったほかの利用者にも、確認をとって調査することがあります。

また、クレジットカードの不正利用では、「詐取したカード情報を使って高額かつ換金性の高い商品(例えばパソコンや貴金属類)を購入し、それを転売する」という手口がよく使われます。そのため、普段はあまりクレジットカードを利用しない人が高額な貴金属をクレジットカードで購入すると、本人に確認の電話が入ったり、一時的にカードが利用停止になったりすることもあります。

利用者本人にとっては少々不便に感じるかもしれませんが、これも詐欺被害を防ぐためのカード会社の努力の一環なのです。

暗証番号変更などの依頼メールが来た場合

カード会社や大手ショッピングモールなどの名義で、「あなたのカード情報が漏洩した疑いがあるので、不正防止のために、クレジットカードの暗証番号を変更してほしい」といった内容のメールが届いたら、カード情報を抜き取るための詐欺である疑いがあります。

こうしたメールを見たことがある人も多いと思いますが、その全てが「詐欺、不正だ」とはいえません。しかし、カード情報や暗証番号を聞き出すような内容は、十分に疑ってかかるべきです。まず立ち止まって考え、すみやかに正しい対応をとるようにしましょう。

あやしいメールのリンクや電話番号は無視する

カード会社を騙った詐欺メールは、「アカウントがロックされている」「個人情報を確認してほしい」など、緊急性が高そうな理由を並べます。慌ててメール内のリンクからサイトに飛ぶと、本物そっくりの偽サイトに誘導され、カード番号やアカウント情報の入力を促されます。これは、本物のWEBサイトを装って個人情報を搾取する、「フィッシング詐欺」と呼ばれる手口です。

URLだけではなく、メール本文に電話番号を記載して「◯◯日までに連絡をください!」など不安をあおる手法も見受けられます。うっかり電話してしまうと、そこから先は電話を使った詐欺犯罪に巻き込まれることになります。

「落ち着いて、メールにあるリンクはクリックまたはタップせず、電話もしない」というのが第一です。

日頃から守りを固め、注意を怠らないように

クレジットカードに関する詐欺や不正利用は、今も後を絶ちません。数が多すぎて全てはニュースになりませんが、被害に遭っている利用者は今もいるのです。
対策としては、予防が第一です。あやしげなメールは疑ってかかるようにしましょう。メール内のリンクを踏んだり返信したり、記載された番号に慌てて電話したりといった行動は厳禁です。

もしも、被害に遭ったと感じた場合は、すぐにカード会社に連絡をし、状況を説明して相談するようにしましょう。被害をそれ以上広げないためにも、「おかしいな」と思ったらすぐに動くことが大切です。
クレジットカードを使っていると、こうしたリスクを完全に排除することはできません。しかし、日頃から警戒していれば、巧妙な罠に落ちることは避けられます。必要以上に怖がることはありませんが、しっかりと守りを固めて、安心してクレジットカードを使えるようにしましょう。

おすすめのクレジットカード