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2024年11月25日

デンタルローンとは?メリット・デメリットや審査について解説

デンタルローンとは?メリット・デメリットや審査について解説

歯科治療の中には、歯列矯正やインプラントなど、保険適用外となり高額な費用がかかる治療があります。このような高額な歯科治療費を無理なく支払える方法の1つが、「デンタルローン」です。
「保険適用外の歯科治療を受けたいけれど、手元にまとまったお金がない」「一度に多額の支払いをするのは厳しい」という場合でも、デンタルローンを利用すれば、治療費を複数回に分けて月々の負担を軽減することができますが、デンタルローンには審査があり、利用にあたっては確認しておくべき注意点もあります。
ここでは、歯科治療費の支払いに使えるデンタルローンの仕組みや、デンタルローンのメリット・デメリットのほか、歯医者さんで分割できる支払方法についても解説します。

デンタルローンとは歯科治療専用のローンのこと

デンタルローンとは、歯科治療専用のローンのことです。歯科治療のうち歯列矯正やインプラント、ホワイトニングなどは保険適用外の場合が多く、高額な費用がかかります。デンタルローンは、そのような保険適用外の高額な歯科治療費を分割して支払うためのローンです。自動車ローンや住宅ローンと同様に借入金の目的が限定されており、歯科治療費以外に利用することはできません。

デンタルローンの仕組み

デンタルローンには、金融機関と直接契約する場合と、歯科医院を通じて契約する場合の2つのタイプがあります。

金融機関と直接契約するデンタルローンは、患者と金融機関の二者間の契約で、患者が金融機関から治療費を借り入れて歯科医院へ支払い、借入金を毎月分割で金融機関へ返済します。

一方、歯科医院を通じて契約するデンタルローンは「提携デンタルローン」と呼ばれ、患者、歯科医院、金融機関の三者間での契約です。提携デンタルローンは、発生した治療費を金融機関が立て替えて歯科医院へ支払い、患者が金融機関に分割で毎月返済する仕組みになっています。
どちらのデンタルローンを利用できるかは、歯科医院や金融機関によって異なります。

デンタルローンの仕組み

デンタルローンで借り入れできる上限額

デンタルローンで借り入れ可能な上限額は、金融機関やローンによっても異なりますが、一般的には数十万~数百万円です。ただし、必ずしもWEBサイトなどに記載のある上限額いっぱいまで借り入れできるとは限らないため注意しましょう。借り入れできる金額は、実際に治療にかかる金額や申し込み時の審査に応じて設定されます。

デンタルローンの返済期間

デンタルローンの返済期間はローンの種類や借入金額などによって異なるものの、数カ月~数年間となることが多くあります。借入金が高額の場合などは、最長10年程度の返済期間を設定できるデンタルローンもあります。

無利子のデンタルローンもある

デンタルローンには、借り入れした金額に上乗せする利息がかかり、利息の計算に用いる金利の相場は、一般的に3~8%前後といわれています。しかし、提携デンタルローンの中には、歯科医院が利息を負担することで無利子としている場合もあります。その場合、一定の分割回数まで金利手数料が無料などと条件が設けられていることが多いでしょう。

保険適用外の歯科治療費の目安

保険適用外の歯科治療は全額が自己負担となるため、治療費が高額になることも少なくありません。保険適用外となる代表的な治療は、歯列矯正やインプラント、セラミックの被せ物、ホワイトニングなどです。実際にかかる費用は歯科医院や症状、治療内容などによっても変わりますが、一般的な金額の目安は以下のとおりです。

■ 治療費の目安

治療内容 金額
歯列矯正(大人) 30万~120万円
インプラント(1本) 30万~50万円
セラミックの被せ物 5万~20万円
ホワイトニング 2万~10万円

※2024年11月現在

デンタルローンのメリット

デンタルローンには現金払いやカードローンにはない、メリットとデメリットがあります。まずは、デンタルローンのメリットから見ていきましょう。

デンタルローンのメリット

  • まとまったお金がなくても治療を開始できる
  • カードローンよりも低金利
  • 歯科医院で手続きできる場合がある

まとまったお金がなくても治療を開始できる

デンタルローンのメリットは、手元にまとまったお金がなくても高額な歯科治療を受けられることです。保険適用外の歯科治療費は高額になりがちで、歯列矯正のように治療期間が数年間にもわたるケースも少なくありません。「お金がたまってから治療をしよう」と考えていると治療の開始が遅れ、その分、治療完了時期も遅くなってしまうでしょう。
しかし、デンタルローンを利用すれば、高額な治療費を一括で支払う必要がありません。手元にまとまったお金がなくても、受けたい治療をすぐにスタートできます。

カードローンよりも低金利

一般的に、デンタルローンはカードローンよりも低金利であることもメリットです。カードローンとは、銀行やカード会社、金融機関などが提供する個人向けの融資サービスで、即日融資や申し込み翌日の融資に対応しているケースもあります。金融機関のカードローンの金利の相場は、年1%台後半~年14%前後です。デンタルローンの金利の相場は一般的に3~8%前後でどちらも幅があります。
支払総額を抑えたい場合や、目的が歯科治療に限定される場合は、カードローンとデンタルローンの金利を比較して決めるといいでしょう。

歯科医院で手続きできる場合がある

歯科医院でデンタルローンの申し込み手続きができる場合があることも、デンタルローンのメリットの1つです。金融機関によっては、歯科医院を窓口としてデンタルローンの申し込みをその場でできることがあります。通っている歯科医院でデンタルローンの手続きができれば、手間がかからず便利です。

デンタルローンのデメリット

メリットがある一方で、デンタルローンには以下のようなデメリットもあります。高額な治療費の支払いになるため、デンタルローンを利用する際にはメリットだけではなく、デメリットについても確認しておくことが大切です。

デンタルローンのデメリット

  • 審査を通過しないと利用できない
  • 返済期間が長くなると支払総額が大きくなる
  • 追加の治療費には利用できない場合がある

審査を通過しないと利用できない

デンタルローンのデメリットには、審査を通過しなければ利用できないことが挙げられます。審査では、信用情報や収入などから総合的に申込者の返済能力を確認されますが、審査に通らない可能性があることには注意が必要です。特に、安定した収入のない学生や主婦(夫)、アルバイト、無職の人などは連帯保証人が必要になることもあります。
また、審査のために、申し込みから融資実行までに数日から数週間かかる場合があるので、余裕をもって手続きすることが大切です。

返済期間が長くなると支払総額が大きくなる

デンタルローンは、返済期間が長くなると支払総額が大きくなることもデメリットの1つです。借入金額に対して所定の利息が発生しますが、返済期間が長くなれば、その分、利息の負担も多くなるので支払総額が大きくなります。毎月の返済額を少なく設定して返済期間が長期化すると、一括で支払った場合に比べて、支払総額が大幅に膨らんでしまうことも考えられるので注意しましょう。

追加の治療費には利用できない場合がある

デンタルローンで支払った後、追加の治療費に対しては利用できない場合があることもデメリットに挙げられます。特に、歯列矯正治療などは治療が長期にわたり、追加の器具や調整が必要になることもあるため、デンタルローンの利用条件をあらかじめ確認しておくことが大切です。

デンタルローン以外で歯科治療費を分割して支払う方法

デンタルローンには審査があるため、申し込んでも必ず利用できるとは限りません。審査が通らなかった場合、歯科治療費を分割して支払うには以下のような方法があります。

院内分割を利用する

歯科医院によっては、治療費の分割払い(院内分割)に対応しているケースがあります。デンタルローンとは違い、院内分割は基本的に審査がなく、利子や手数料もかかりません。ただし、院内分割に対応していない歯科医院もあるため注意が必要です。また、各歯科医院による独自のシステムなので、院内分割の対象となる治療や分割回数などは、歯科医院によって異なります。

クレジットカードの分割払いを利用する

歯科治療費が高額になったときには、クレジットカードの分割払いを利用する方法もあります。保険適用外治療は高額になることが多いため、クレジットカード払いに対応している歯科医院は多いでしょう。クレジットカードなら、分割払いのほかにも、ボーナス一括払いやリボ払いなど、自分の都合に合わせて支払方法を選べる上、ご利用金額に応じたポイントもたまります。すでに保有しているクレジットカードなら、デンタルローンのような審査もありません。なお、3回以上の分割払いやリボ払いには、所定の手数料がかかります。

また、歯科医院によっては、治療費のうち一定額を現金で支払い、残りをクレジットカードの分割払いにできる場合もあります。一時的にクレジットカードの限度額を上げて調整することも可能です。
高額になりやすい歯科治療の支払方法については、治療を受ける前に歯科医院と相談してみるのがおすすめです。

タッチ決済対応!年会費もポイント還元率もお得な三菱UFJカード

歯科治療費の支払いにクレジットカードを利用したい人にもおすすめなのが、年会費が永年無料で、ポイントがたまりやすい「三菱UFJカード」です。三菱UFJカードは、18歳以上の学生(高校生は除く※)から持つことができるクレジットカードです。
※高校卒業年度の10月1日以降のお申込み、かつ卒業後の進路が決まっている場合は学生用のクレジットカードをお申し込みいただけます。

三菱UFJカードは、年会費が永年無料で、タッチ決済にも対応しているので、お支払いもスピーディーです。
また、セブン-イレブンやローソンなどの対象店舗で三菱UFJカードを利用すると、ご利用分の最大15%相当のポイントが還元されます。

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そのほか、「MUFGカードアプリ」を活用すれば、WEB明細をスマートフォンでいつでもチェックでき、家計簿をつける手間を省けます。さらに、ご入会日から2カ月後までに条件を達成すると、最大10,000円相当(グローバルポイント2,000ポイント分)がもらえます。詳細は三菱UFJカードのWEBサイトでご確認ください。
※1ポイント5円相当の商品に交換の場合
※現在「 Uber One 」にご登録中の方、および過去 3カ月以内に「 Uber One 」にご登録いただいたことのある方は、本プロモーションの対象外です。
※その他、「 Uber One 」6カ月無料の特典には条件があります。また、特典の適用には専用ページよりお申し込みが必要です。詳細はこちらをご確認ください。
※「 Uber One 」6カ月無料の特典は2024年8月時点のものであり、予告なく内容を変更または終了する場合があります。

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三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード」は、実用性とステータス性を兼ね備えたプラチナカードです。三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カードでは、国内外の空港ラウンジを利用できる、プライオリティ・パスに無料で入会できます。

また、空港から自宅へ配送が可能な手荷物空港宅配サービスなどのきめ細かなサービスを受けられるのは、ランクの高いプラチナカードならではといえるでしょう。

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  • 国内外の空港ラウンジが無料で利用できる
  • 空港から自宅までの手荷物空港宅配サービスがある
  • Uber One のご登録で6カ月無料で利用できる

高額な歯科治療費の支払いには自分にあった方法を選ぼう

デンタルローンは歯科治療専用のローンです。歯列矯正やインプラントなどの高額な保険適用外の治療も、デンタルローンを利用すれば、月々の負担を抑えて支払うことはできますが、審査があり、誰でも利用できるとは限らないため注意が必要です。
保険適用外の歯科治療費を支払う方法には、デンタルローンのほかに院内分割やクレジットカードでの分割払いもあります。歯科医院とも相談して、自分にあった支払方法を選びましょう。

おすすめのクレジットカード

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三菱UFJカード 三菱UFJカード
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年会費

初年度 無料 無料

(オンライン入会限定)

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次年度以降 無料

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特長
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よくある質問
デンタルローンは誰でも利用できますか?
歯科治療専用のデンタルローンには審査があり、審査を通過しなければ利用できません。審査では、信用情報や収入などから総合的に申込者の返済能力を確認されます。安定した収入のない学生や主婦(夫)、アルバイト、無職の人などの場合は連帯保証人が必要になることもあります。

詳しくは「審査を通過しないと利用できない」をご確認ください。
デンタルローンはいくらまで借りられますか?
デンタルローンで借り入れできる上限額は、一般的に数十万~数百万円です。ただし、借入金額は金融機関やローン商品によっても異なり、治療にかかる金額や審査の結果などに応じて設定されます。

詳しくは「デンタルローンで借り入れできる上限額」をご確認ください。
デンタルローン以外で歯科治療費を支払う方法はありますか?
デンタルローンの審査に落ちた場合などで、デンタルローン以外に歯科治療費を支払う方法としては、歯科医院の院内分割やクレジットカードの分割払いなどがあります。ただし、院内分割は対応していない歯科医院もあるため、治療費の支払方法については歯科医院としっかり相談しましょう。

詳しくは「デンタルローン以外で歯科治療費を分割して支払う方法」をご確認ください。