初めてのクレジットカード
2023年4月25日

FIREとは?投資・資産運用でアーリーリタイアを目指す方法を解説

FIREとは?投資・資産運用でアーリーリタイアを目指す方法を解説

人生100年時代に向けて、働き方や人生の送り方の多様化が進んでいます。その中でアメリカから広がりつつあるのが、資産運用で経済的な自立をし、早期リタイアするFIRE(ファイア)というライフスタイルです。

FIREは従来の早期リタイアと異なり、十分な資金とお金に関する知識も必要です。では、FIREを目指すには、いったいどうすればいいのでしょうか?

ここでは、FIREの意味やメリット・デメリットのほか、目指す方法を解説します。

FIREとは? 意味や早期リタイアとの違い

FIREとは、「Financial Independence, Retire Early」を略した造語です。資産運用で生活費をある程度確保できる仕組みを作ったところで、早期に仕事をリタイアするライフスタイルのことを意味します。

従来の早期リタイアは、一生困らない大金を手にして、その資産を取り崩して生活するイメージです。それに対し、FIREは若いうちに投資元本を蓄え、資産運用で生活費をまかなうことで、資産を減らさずに生活していくという点で異なります。

また、サイドFIREといって、FIREのように完全に仕事をリタイアするのではなく、資産運用をメインに行いつつ、仕事での収入も得ることで資産を減らさずに生活するという方法もあります。

FIREと従来の早期リタイアとの違い <FIRE>投資資金を確保し、資産運用の仕組みを構築 → 早期退職 → 運用益で生活するので資産は減らない <従来型の早期リタイア> 老後資金を確保 → 早期退職 → 資産を切り崩していくのでだんだん資産が減る

FIREのメリット

FIREには以下のようなメリットが挙げられます。

FIREの主なメリット

  • 仕事や時間にとらわれない自由な生活ができる
  • 働くか働かないかの選択や新たなチャレンジができる

FIREでなければ一日の大半は仕事の時間になりますが、FIREで資産運用の仕組みができていれば、仕事に使っていた時間を自由に使えます。趣味に没頭したり、家族と一緒に過ごしたり、時間を自由に使えることはFIREのメリットのひとつです。

また、FIREを実現できれば、生活費のために仕事をしなくてもよくなり、働くか働かないかを選択することができます。運用益内に収まる範囲であれば、新たなことにチャレンジしてお金を稼ぐということも可能です。

FIREのデメリット

FIREは実現が難しい以外に、以下のようなデメリットがあります。

FIREの主なデメリット

  • 運用が失敗することがある
  • 早期のリタイアでやりがいを失うことがある

投資には元本割れのリスクがあり、失敗することもあります。資産運用の失敗によって、資産が目減りし、十分な運用益を確保することが難しくなる不安定さがあることは、FIREのデメリットといえるでしょう。

また、FIREを実現することで時間を自由に使える一方で、やりがいを失うことがあります。例えば、定年退職後に時間をどう使えばいいかわからず、元気がなくなる人のようなイメージです。FIREを達成して、最初は時間を自由に使える喜びがあっても、だんだんと時間を持て余すようになると、喪失感につながる可能性があります。そのため、FIREを実践する前に、人生の目標を立てておくのもひとつの方法です。

FIREを実現させる条件は生活費を投資元本の4%以内にすること

FIREを実現させる考え方として、年間の生活費を投資元本の4%に収めれば、資産を目減りさせずに生活できるという「4%ルール」があります。この4%は、アメリカ株式市場の平均的な成長率7%と物価上昇率3%の差です。投資元本の4%の運用益以内に生活費を抑えれば資産が目減りしないという、アメリカのトリニティ大学の博士が研究した金融理論にもとづいています。

つまり、年間生活費を投資元本の4%以内にするには、年間生活費の25倍の投資元本が必要ということです。総務省統計局の「家計調査(単身)勤労世帯」(2023年)によると、34歳以下の一人暮らしの人が1カ月にかける生活費の平均額は158,198円でした。この額をもとに年間の生活費を190万円とした場合、投資元本として必要な金額は4,750万円となります。ただし、生活費ですので、冠婚葬祭の費用や住宅購入代などは含まれていません。

なお、この条件はアメリカの市場をもとにしており、株式市場や物価上昇率によって今後変動していく可能性があります。FIREを成功させるには資産運用でリスクを負うことも想定して、余裕を持って資金を準備したり、生活費を抑えたりすることが必要でしょう。

FIREを実現させる条件 4%ルールで生活をスタート 投資元本は年間生活の25倍(例)4,750万円 1年後 運用益4%以内を生活費にする(例)190万円 2年後 繰り返す

FIREを目指さなくても老後に備えることが大切

FIREはアメリカ発のライフスタイルのため、日本で考えるときには公的年金や退職金制度のことも考えておくことが大切です。例えば、年収300万~400万円の人が40代で早期リタイアした場合、受給できる老齢厚生年金は、65歳まで働いた人よりも年間でおよそ40万~55万円少なくなってしまいます。退職金制度がある会社の場合も同様です。

また、WHO(世界保健機関)が発表した「World Health Statistics 2022」(世界保健統計2022)によると、自立した生活ができる健康寿命が最も長い国は日本で、男女平均で74.1歳という結果でした。

健康寿命が長い日本では、FIREで早くにセカンドライフを送ると、時間をもてあましたり、資金を多く準備したりする必要があるかもしれません。そのため、資産運用と労働収入を併用するサイドFIREや、定年よりも数年早くリタイアして、好きなことに時間を使うという方法を考えてみるのもひとつの方法です。

いずれにしても、結婚や出産、住宅の購入といったさまざまなライフイベントをはじめ、老後への備えも必要です。そのためにはお金をためながら、家計管理をして出費を抑えることは欠かせません。

お金をためるなら、貯金をするだけでなく、つみたてNISAやiDeCo(個人型確定拠出年金)といった税制の優遇措置がある資産運用を始めるという方法もあります。また、生活費を抑えるなら、家計管理をして、節約を意識することが必要です。

例えば、クレジットカードを使えば、WEB明細を家計簿代わりにして、定期的に確認することで節約する項目の洗い出しができ、使いすぎを防げます。さらに、ご利用金額に応じたポイントがためられますから、たまったポイントを使うことで節約にもなるでしょう。

家計管理に活用するなら、年会費もポイント還元率もお得な三菱UFJカード

家計管理に活用するなら、年会費が実質無料で、ポイントがたまりやすい「三菱UFJカード」がおすすめです。三菱UFJカードは、18歳以上の学生(高校生不可)から持つことができるクレジットカードです。

三菱UFJカードは、初年度の年会費が無料で、年に1回でも利用すれば、翌年の年会費も無料になるので、実質無料で使うことができます。タッチ決済にも対応しているので、お支払いもスピーディーです。

また、セブン-イレブンやローソンなどの対象店舗で三菱UFJカードを利用すると、最大19%のポイントが還元される特典を実施中です。詳細は三菱UFJニコス株式会社の「WEBサイト」にてご確認ください。ほかにも、ネットショッピングのポータルサイト「POINT名人.com」を経由してお買い物をすると、カードの基本ポイントに加えてボーナスポイントももらえるので、日常使いでポイントがためやすいでしょう。
※1ポイント5円相当の商品に交換の場合

MUFGカードアプリ」を活用すれば、WEB明細をスマートフォンでいつでもチェックでき、家計簿をつける手間を省けます。さらに、ご入会から3カ月間はご利用金額の最大1.6%相当のポイントが還元されるほか、ご入会日から2カ月後までに条件を達成すると、最大10,000円相当(グローバルポイント2,000ポイント分)がもらえます。詳細は三菱UFJカードのWEBサイトでご確認ください。
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初めてゴールドカードを持つ人におすすめのカード

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三菱UFJカード ゴールドプレステージは、セブン-イレブンやローソンなどの対象店舗で利用すると、ご利用金額の最大19%のポイントが還元される特典を実施中です。また、年間100万円以上利用すると、最大11,000円相当のポイントがプレゼントされます。さらに、グルメセレクションとして、厳選された国内のレストランでコースメニューをおとな2名以上で利用する際に、1名分の料金が無料になるサービスが付帯されているので、ゴールドカードならではの特典をお楽しみいただけます。
※1ポイント5円相当の商品に交換の場合

三菱UFJカード ゴールドプレステージの特長

  • WEBサイトからのお申し込みで初年度の年会費が無料になる
  • 対象店舗で最大19%のポイントが還元される
  • 年間100万円以上を利用すると、11,000円相当のポイントがもらえる
  • タッチ決済対応で、スピーディーに支払いができる
  • 厳選された国内のレストランにておとな2名以上で利用した場合、1名分の料金が無料になる

※1ポイント5円相当の商品に交換の場合

資産形成と家計管理は早くから始めよう

FIREは、資産運用で生活費をある程度確保できる仕組みを作ったところで、早期に仕事をリタイアするライフスタイルです。FIREを実現するには、年間生活費を投資元本の4%に収めることが必要ですが、FIREはアメリカ発のライフスタイルですので、日本で実現させるには公的年金や退職金制度も考慮する必要があります。

また、日本は健康寿命が世界で最も高いため、FIREをしないにしても、将来に必要な資金を早くから形成していくことが欠かせません。資産運用とあわせて、クレジットカードなどを活用して、しっかり家計管理をして、将来の生活に備えていきましょう。

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よくある質問
FIREとは何ですか?
FIREとは、「Financial Independence, Retire Early」を略した造語です。資産運用で生活費をある程度確保できる仕組みを作ったところで、早期に仕事をリタイアするライフスタイルを意味します。

詳しくは「FIREとは?意味や早期リタイアとの違い」をご確認ください。
いくらあればFIREを実現できますか?
FIREを実現させる考え方として、年間の生活費を投資元本の4%に収めれば、資産を目減りさせずに生活できるという「4%ルール」があります。4%ルールを踏まえると、FIREを実践するのに必要な資金の目安は、年間の生活費の25倍です。例えば、投資元本が4,750万円であれば、その4%である190万円以内に年間生活費を抑えることで、投資元本を減らさずに生活できます。
詳しくは「FIREを実現させる条件は生活費を投資元本の4%以内にすること」をご確認ください。
FIREのメリット・デメリットは?
FIREのメリットは、早期リタイアすることで仕事や時間にとらわれない自由な生活ができたり、生活費に関係なく、働くか働かないかの選択や新しいチャレンジができたりすることです。一方、デメリットとして、資産運用が失敗したり、早期リタイアすることでやりがいを失ったりすることが挙げられます。

詳しくは「FIREのメリット」をご確認ください。