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2024年2月1日

自動車の維持費は年間いくら?費用内訳や安く抑える方法を解説

自動車の維持費は年間いくら?費用内訳や安く抑える方法を解説

自動車を所有していると、税金や保険料、メンテナンス費用、ガソリン代など多くの維持費がかかります。自動車を購入するときには、車本体の購入費だけではなく、維持費についても考慮しておかないと、「支払いができない!」という事態になりかねません。自動車の種類によって金額が変わる点にも注意が必要です。
ここでは、自動車の維持費の内訳と金額の目安、できるだけ安く抑える方法などについて解説します。

自動車の維持費の目安

自動車の維持費は「税金」「保険料」「メンテナンス費」「走行に必要な費用」の大きく4つに分けられます。また、これらの維持費の中には、自動車の排気量や重量によって金額が異なるものもあります。まずは自動車を維持するためにどのような費用がかかるのか、その内訳と目安を見てみましょう。

税金

自動車を所有していると、「自動車税(軽自動車税)」や「自動車重量税」といった税金がかかります。自動車税(軽自動車税)は、毎年4月1日時点で車を所有している人に課され、排気量によって税額が変わります。また、自動車重量税は、車の重量に対して課され、車両重量が増えるほど金額が上がります。

保険料

自動車保険には、「自賠責保険」と「任意保険」の2種類があります。このうち自賠責保険は法律によって加入が義務付けられており、車の所有者全員に支払いが課されます。どの保険会社で加入しても金額は一律です。一方、任意保険は法的な義務はないものの、自賠責保険では補償されないリスクをカバーするために加入するのが一般的です。任意保険は、補償内容によって保険料の金額が変わります。

メンテナンス費

メンテナンス費のうち、代表的なものが、2年に1度(新車購入時は3年後)の車検代です。車検は法律によって定められた定期検査であり、車検切れの車は公道を走行することができません。そのほかにも、タイヤやバッテリー、エンジンオイルといった消耗品の交換費用、車が故障したときの修理代、車検以外の点検費用などが含まれます。

走行に必要な費用

自動車を利用すると、ガソリン代や高速代などの費用が日常的に発生します。駐車場を借りている場合は、駐車場代も必要になるでしょう。ガソリン代は車種や走行距離によって、駐車場代は地域によって大きく変動します。

軽自動車と普通車の年間の維持費の目安は?

前述した主な維持費について、年間でかかる費用の目安を以下の表にまとめました。軽自動車と普通車の場合に分けて目安を挙げているので、参考にしてみてください。

■ 軽自動車・小型自動車・普通自動車の年間の維持費

軽自動車 小型自動車(1.3t) 普通自動車(1.9t)
自動車税 1万800円 3万500円 4万3,500円
自動車重量税 3,300円 1万2,300円 1万6,400円
自賠責保険料 1万1,440円 1万1,500円 1万1,500円
任意保険料 約5万円 約5万6,000円 約7万3,000円
車検代
(自動車重量税、
 自賠責保険料を除く)
約4万5,000~
10万5,000 円
約6万5,000~
14万5,000円
約8万~17万円
メンテナンス費用 約5万5,000円 約5万5,000円 約5万5,000円
ガソリン代
(年間走行距離1万km)
約8万1,000円 約9万5,000円 約12万1,000円
駐車場代
(月極駐車場1万円/月)
約12万円 約12万円 約12万円
合計 約37万~44万円 約44万~53万円 約52万~61万円

※mycard調べ
※出典:損害保険料率算出機構「2022年度 自動車保険の概況
※出典:国土交通省「自動車燃費一覧(令和5年3月)

メンテナンス費用は、車種や車の使用頻度によって差が出ますが、洗車を1カ月に1度2,000円、オイル交換を6カ月に1度5,000円、バッテリー交換を2年に1度2万円、タイヤ交換を4年に1度5万円で行った場合の1年間あたりの金額を算出しています。

上記の年間の維持費を月額に換算すると、軽自動車が約3万1,000~3万7,000円、小型自動車が約3万7,000~4万4,000円、普通自動車が約4万3,000~5万1,000円ということになります。自動車の購入にあたってローンを組んでいる場合は、毎月のローンの返済額とあわせて支払い計画を立てておくことが大切です。

また、維持費のうち自動車重量税は、車検の際に2年分(新車登録時は3年分)をまとめて納付します。車検の際は、税金などの法定費用と車検代をあわせて、かなり大きな出費になるため注意しましょう。

自動車の維持費を安く抑える方法とは?

前述のように計算してみると、自動車の維持にはさまざまな費用がかかることがわかります。ここからは、自動車の維持費を少しでも抑える方法を紹介します。

税金が安い軽自動車を購入する

軽自動車を購入すると、普通車に比べて税金を抑えることができます。自動車税や自動車重量税といった税金は、車の排気量や重量が大きくなるほど金額が上がるためです。

自動車税を例に挙げると、軽自動車は1万800円、小型自動車は3万500円、普通自動車が4万3,500円です。差額を計算すると、軽自動車のほうが小型自動車より年間約2万円、普通自動車より年間約3万円以上も自動車税が安くなります。さらに、自動車重量税についても、軽自動車なら税額が一律なため、小型自動車、普通自動車に比べて金額を抑えられるでしょう。

燃費のいい自動車を購入する

維持費を重視するなら、燃費のいい自動車を選びましょう。燃費とは、ガソリン1Lで自動車が何km走行できるのかを表した数値です。燃費がいい車ほど少ないガソリン量で長い距離を走れるため、ガソリン代を抑えることができます。
最近はガソリン価格の高騰が続いており、維持費を抑える上で燃費性能は大きなポイントになります。例えば、ガソリンと電気を使い分けて走るハイブリッドカーなど燃費のいい自動車を選ぶことで、年間の維持費を削減できるでしょう。

電気自動車(EV)に乗り換える

電気自動車(EV)など環境に優しい自動車に乗り換えると、「グリーン化特例」や「エコカー減税」といった税制優遇措置を受けられます。

グリーン化特例とは、電気自動車や燃料電池自動車など、排出ガス性能および燃費性能に優れた自動車を購入した場合に、翌年の自動車税が軽減される制度です。適用期間は2023年4月1日~2026年3月31日で、車の性能に応じて概ね75%の減税となります。

また、エコカー減税とは、排出ガス性能および燃費性能に優れた自動車に対して、性能に応じて自動車重量税が免税・軽減される制度です。電気自動車を購入した場合、購入時の車検(新規検査)と、購入後初めての車検(継続検査)の自動車重量税が免税されます。当初は2023年4月30日までに新規登録された車が対象でしたが、適用期間が2026年4月30日まで延長されました。

軽自動車を購入するタイミングを4月2日以降にする

軽自動車の場合、4月2日以降に購入することで、税負担を軽くすることができます。前述したように、自動車税(軽自動車税)は、その年の4月1日時点で車を所有している人に対して年単位で課されます。小型自動車・普通自動車の場合は、年度の途中で車を購入すると、月割りで計算された自動車税を納めることになります。
一方で、軽自動車税には月割りの制度はありません。そのため、軽自動車の購入日が4月1日までなら軽自動車税が発生しますが、4月2日以降に車を購入した場合、その年の軽自動車税は課されません。軽自動車を購入するタイミングを4月2日以降にすることで、1年分の軽自動車税1万800円を節約できます。

新車新規登録から13年経過するまでに買い換える

新車新規登録から13年が経過するまでに自動車を買い替えるのも、維持費を安く抑えるのに有効です。環境性能に優れた自動車が税制優遇を受けられる一方で、環境への配慮がなく古い車は税負担が大きくなります。例えば、ハイブリッド車を除くガソリン車やLPガス車は、新車新規登録から13年(ディーゼル車は11年)を超えると、自動車税が約15%の重課(増税)、軽自動車税も約20%の重課となり、自動車重量税も購入から13年経過で税率が上がり、18年経過でさらに重課されます。
古い車は燃費が悪くなり、故障の可能性も高くなるため、税金以外にも維持費がかさむことが多くなるでしょう。自動車の維持費を抑えるなら、車の購入から13年を目安に買い換えを検討することをおすすめします。

カーリースやカーシェアリングを利用する

居住地やライフスタイルによっては、自動車を所有せずに、カーリースやカーシェアリングを利用するのも、自動車の維持費を抑えるひとつの方法です。カーリースとは、利用者ごとに好きな車を選び、月々定額の支払いで長期間借りることができるサービスです。カーシェアリングとは、カーステーションにある車を、登録を行った会員が共同で使用できるサービスです。頻繁に車を利用するなら固定の月額料金で乗り放題のカーリースが便利ですし、それほど車を使わないなら、基本料金に加えて利用時間や距離に応じて料金を支払うカーシェアリングが便利でしょう。
なお、カーシェアリングでは基本的に利用料金以外の維持費は不要ですが、カーリースの場合は、原則としてガソリン代や車検代、任意保険料、駐車場代などは月額料金とは別になるため注意が必要です。

自動車税など維持費はクレジットカード払いがおすすめ

車の維持費を手間無くお得に支払うなら、クレジットカード払いがおすすめです。自動車税やガソリン代などの維持費は、クレジットカードで支払うことが可能です。維持費の支払いにクレジットカードを使えば、自動車のローン返済と重なった場合でも家計管理を行いやすくなるでしょう。なお、車検代などは、クレジットカード払いに対応していないこともあるため注意が必要です。

クレジットカードならポイント還元がある

クレジットカードで支払いをすると、利用金額に応じてポイントがたまります。自動車税やガソリン代、メンテナンス費用など、自動車の維持費は高額になることも少なくありません。そのような場合にクレジットカード払いにすれば、効率良くポイントがたまり、現金で支払うよりもお得になるでしょう。

後払いなので余裕を持ってお金を準備できる

自動車税(軽自動車税)には納付期限があり、期限を過ぎると延滞金などのペナルティが発生します。しかし、手元にお金がなく、期限までにまとまった金額を用意するのが難しいこともあるかもしれません。そのような場合でも、クレジットカードなら後払いのシステムなので、余裕を持ってお金を準備することができます。

支払いの分割ができて月々の負担を軽減できる

クレジットカードでは、1回払いのほかにも、分割払いやリボ払いなど、都合にあわせて支払方法を選べます。自動車税の納付でも、一部の自治会やカード会社を除き、分割払いやリボ払いでの納付が可能です。また、クレジットカードによっては、1回払いで支払っても、あとから分割払い・リボ払いに変更することができます。支出を分散できるので家計の負担が軽減でき、自動車のローン返済とも両立しやすくなるでしょう。

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自動車の維持費はクレジットカードを利用して賢く支払おう

自動車を所有すると、車体の購入価格のほかに、税金や保険料、メンテナンス費などの維持費が必要です。自動車の維持費は車の種類や排気量、重量などによっても変動しますが、年間で計算すると数十万円にものぼります。自動車の維持費を抑えるには、環境性能や燃費のいい車を選ぶと同時に、支払いにクレジットカードを利用するのがおすすめです。金額が大きいからこそ、クレジットカードを使えば効率良くポイントがたまり、維持費の家計負担を軽減することができるでしょう。

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よくある質問
自動車の維持費は月々いくらですか?
自動車の維持費は車の種類や排気量、重量などによっても異なりますが、月々の目安は、軽自動車が約3万1,000~3万7,000円、小型自動車が約3万7,000~4万4,000円、普通自動車が約4万3,000~5万1,000円となります。

詳しくは「自動車の維持費の目安」をご確認ください。
自動車の維持費は年間いくらですか?
1年間にかかる維持費の金額は、軽自動車で約37万~44万円、小型自動車で約44万~53万円、普通自動車で約52万~61万円が目安となります。ただし、任意保険の補償内容やメンテナンスの内容、1年間の走行距離などによって維持費の金額は変わります。

詳しくは「軽自動車と普通車の年間の維持費の目安は?」をご確認ください。
自動車の維持費は何年経つと高くなりますか?
自動車の維持費が高くなるのは、新車新規登録から13年が経過した後です。13年を超えると、自動車税が約15%、軽自動車税は約20%高くなります。また、自動車重量税も購入から13年経過で税率が上がり、18年経過でさらに重課となります。

詳しくは「新車新規登録から13年経過するまでに買い換える」をご確認ください。