クレジットカードの基礎知識
2020年6月30日

家賃をクレジットカードで支払う場合のメリットと注意点とは?

毎月、数万円以上の大きな出費となる家賃を、クレジットカードで支払うことができるマンションやアパートが増えています。
ここでは、家賃をクレジットカードで支払う際のメリットと注意点についてご紹介します。

クレジットカード払いOKの物件は増えている

賃貸物件の家賃の支払いは、振り込みや銀行口座からの引き落としが一般的な方法でしたが、最近、家賃のクレジットカード決済に対応する物件を見かけるようになってきました。
アパートやマンションの家賃をクレジットカード払いにすると、カード会社に支払う手数料の分が差し引かれ、大家さんや管理会社が回収できる家賃の金額が少なくなることがあります。このように、収入面でネガティブな要素となるため、「カード払いOK」という物件は少数派でした。

最近では、家賃のクレジットカード払いは、大家さんや管理会社側にとってもメリットがあるとして、注目されています。
クレジットカード払いを導入すれば、入居者の支払い能力にかかわらず、自動的に集金できますし、家賃を取りはぐれる心配がありません。また、入居者がクレジットカードを保有しているということは、カード会社の審査に通っているということであり、入居者の信用を担保することになります。
また、キャッシュレス化の流れを受け、「家賃もカード払いにしたい」という消費者の声があるのも事実です。

家賃回収における利便性や消費者側のニーズを背景に、大手管理会社を中心に、クレジットカード払いOKの賃貸物件が増加しています。物件によっては、管理会社の提携会社が発行する、特定のクレジットカードのみ利用可能となります。
しかし中には、Visa、Mastercard®、JCB、アメリカン・エキスプレス®、Diners Clubの5種類の国際ブランドのクレジットカードを利用できる物件もあります。利用できる国際ブランドの幅が広がれば、消費者ニーズをより満たすものとなり、家賃のクレジットカード払いはさらに普及する見込みです。

クレジットカード決済可能な物件を検索サイトで探せる

大手不動産会社の物件検索サイトには、家賃のクレジットカード払いに対応する物件の特集ページなどがあります。ユーザーは家賃のクレジットカード払いが可能な物件を、簡単に検索できるので便利です。
実際にクレジットカード払いが可能な物件は、独身者向けのワンルームからタワーマンションのファミリー物件まで多種多様。物件の種類を問わず、家賃のカード決済が普及していることがわかります。

家賃をクレジットカードで支払うメリットは?

家賃をクレジットカード払いにすると、入居者側にさまざまなメリットがあります。ここでは、家賃をクレジットカード払いにすると得られるメリットについて、詳しく見ていきましょう。

クレジットカードのポイントがたまる

クレジットカードのポイントは、利用金額に応じてプラスされます。家賃は金額が大きく、しかも毎月必ず支払うものです。家賃をクレジットカード払いにすれば、通常の買い物より多くのポイントがたまることは、メリットといえるでしょう。

ただし、クレジットカードが使えても、中には「ポイント加算の対象外」といった制限がかけられている物件があります。こうした細かい情報は、物件検索サイトの物件詳細には記載されていないことが多いので、契約前に不動産会社に確認するようにしてください。

振り込みの手間がかからない

家賃を銀行やATMなどで振り込んできた方にとって、クレジットカード払いで家賃が自動的に引き落とされるシステムは魅力的でしょう。
家賃の支払い方法にはいくつか種類がありますが、銀行振り込みの場合、手間となるだけではなく、手数料がかかることもネックです。ネットバンキングならそれほど手間はありませんが、他行宛の振り込みに際しては手数料が上乗せされます。
しかし、クレジットカード払いなら、毎月のカード利用分といっしょに引き落とされるため手間がかからず、手数料も無料です。

支出を一元管理できる

毎月の支出を一元管理できることも、家賃をクレジットカード払いにするメリットです。家賃のほか、電気やガスなどの公共料金もクレジットカード払いにすれば、家計のやりくりが楽になります。
ネット上で確認できる利用明細を家計簿代わりにするのも有効です。家賃を含めた毎月の生活費を把握して、無駄遣いを減らすことにも役立つでしょう。

支払いのタイミングをずらせる

家賃をクレジットカード払いにすることで、支払いのタイミングを遅らせることができます。何かと物入りな入居当初には特に、ありがたいメリットといえるでしょう。
クレジットカードの利用においては、利用した日と、利用した分のお金が銀行口座から引き落とされる「支払日」とのあいだに、数十日のタイムラグが生まれます。
入居当初、新生活を始めるときは家具や家電をそろえるなど、何かとお金がかかるもの。しかし、家賃だけでもクレジットカード払いにしておけば、その分の支払いを先延ばしにすることができます。家賃という高額なお金を準備する期間が延長され、生活に余裕が生まれるでしょう。

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家賃をクレジットカード払いにする際の注意点

家賃をクレジットカード払いにする場合、押さえておきたい注意点がいくつかあります。家賃のクレジットカード払いを検討される方は、確認しておいてください。

初期費用だけカードOKというところもある

敷金・礼金などの初期費用についてのみクレジットカード払いが可能で、毎月の家賃の支払いには対応しない物件の場合、家賃の支払いによるポイント獲得は期待できません。
とはいえ、初期費用だけで数十万円という金額になる物件も珍しくなく、その分の支払いを先延ばしにできて、しかもポイントがたまるのであれば、お得感は大きいでしょう。
物件検索サイトでは、「初期費用のみカード可」などと記載してあることもありますが、敷金か礼金か、敷金と礼金どちらもか、具体的にどの費用をクレジットカードで支払えるのかなど、オーナーや不動産会社に確認しましょう。

利用できるクレジットカードが限定される場合がある

家賃のクレジットカード払いに対応している物件であっても、利用できるクレジットカードが限定されている場合があります。家賃のクレジットカード払いに対応する物件であっても、手持ちのクレジットカードが使えるのかどうか、契約前に管理会社や不動産会社に確認しましょう。

気に入った物件があっても、自分のクレジットカードが使えない場合があるかもしれません。そのようなときは、家賃の支払いに対応するクレジットカードと手持ちのクレジットカードで、特徴やポイントプログラム、年会費などを比較してみてください。新規でクレジットカードを作ったほうがお得だと判断したら、新生活に向けカード会社に申し込んでもいいでしょう。

金額が大きいので、口座残高に注意

日々の買い物と比べると、家賃は高額です。支払日に銀行口座の残高が少ないと引き落としができず、支払い遅延を起こしてしまいます。支払日が近づいたら、口座の預金残高を確認することが大切です。
毎月の支出で大きな割合を占める家賃をクレジットカード払いにする際には、クレジットヒストリーに傷が付くことのないよう、口座の残高を管理するよう心掛けましょう。
クレジットヒストリーとは、信用情報機関に登録されている情報のことで、過去から現在までのクレジットカードとカードローン利用履歴が全て記録されます。支払いが遅れた場合も記録が残ってしまうため、利用した金額は支払日までにきちんと用意しましょう。

引っ越しのタイミングによっては、2軒分まとめて支払う場合も

家賃をクレジットカード払いにした場合、引っ越しのときに注意が必要です。クレジットカードの利用が反映されるまでにはタイムラグがあるため、タイミングによっては旧居と新居の2軒分をまとめて支払う場合もあるでしょう。

例えば、9月の半ばに引っ越しする際、新居の初期費用として、日割り計算した9月分の家賃と、敷金・礼金などが、翌々月の11月の支払日に引き落とされる場合があります。さらに、退去する家の家賃ですが、契約で月割りと定められていた場合は、9月分全額を支払わなければなりません。その際、新居の初期費用と旧居の9月分の家賃が、11月の支払日に一気に引き落とされることになるでしょう。

月途中に引っ越しする際は新居の初期費用がいつ引き落としとなるのか、退去する家の家賃を日割り計算してもらえるのか、また引き落とし日がいつになるのか、賃貸管理会社やカード会社によって異なるので確認が必要となります。
引っ越しの際には、旧居や新居の家賃だけでなく、さまざまな費用が必要となるものです。引き落とし口座には、余裕を持って資金を用意しておきましょう。

家賃のクレジットカード払いは賢い選択

家賃のクレジットカード払いは、入居者にとって多くのメリットがあります。地域差はあるものの、対応する物件は増えていますから、部屋選びで迷ったら「カード払いができるかどうか」を判断基準にしてもいいでしょう。
家賃の支払いでクレジットカード払いを選択することは、「ポイントがたまりやすい」「振り込みの手間や手数料がかからない」といったさまざまなメリットがあり、長い目で見たら賢い選択となるはずです。

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