クレジットカードの基礎知識
更新:2022年11月25日

クレジットカード決済の手数料とは?カード利用者に負担はかかる?

クレジットカード決済の手数料とは?カード利用者に負担はかかる?

クレジットカードを利用する際、1回払いや2回払い、ボーナス払いを選ぶと手数料はかかりません。しかし、分割払いやリボ払い、キャッシングなどを利用した際には、手数料がかかります。クレジットカードを利用した際に発生する手数料について正しく知り、賢く利用しましょう。

クレジットカードの手数料とは?カード利用者に負担はかかる?

「クレジットカードで買い物すると手数料を払わなくてはいけない」と考えている人もいるかもしれません。確かに、カード決済すると、店舗側には利用額に応じた「決済手数料」がかかりますが、クレジットカードを利用する側は、支払い方法や利用方法によっては、手数料を支払う必要はありません

1回払いと2回払いなら、利用者側に手数料はかからない

クレジットカードで支払いをするとき、利用者側に手数料がかかるのは、一般的に「3回以上の分割払い」「リボ払い」「据え置き払い」の場合だけです。「据え置き払い」とは支払いを数カ月先まで先送りできるサービスです。「スキップ払い」とも呼ばれていますが、カード会社によって異なります。例えば、三菱UFJニコスのNICOSカードでは、「あといち(据置1回払い)」というサービス名称です。
1回払いと2回払い、ボーナス払いに関しては、手数料はかかりません。ただ、1回払いはどのお店でも利用できますが、2回払いは店舗によって対応していないところがあります。特に、ネットショップでは2回払いを利用できないことが多いので、注意しましょう。

分割払い、リボ払いでは手数料がかかる

3回以上の分割払いやリボ払いについては、利用額や利用残高に応じて規定の手数料がかかります。手数料はカード会社やカードの種類によって手数料率が異なります。分割払い・リボ払いを利用する際は、事前に確認しておくと良いでしょう。

キャッシングの利用には手数料がかかる

キャッシングとはクレジットカードを利用して現金を借りることができるサービスのことです。銀行やコンビニのATMなどで利用できますが、キャッシングの利用には金利手数料がかかります。
キャッシングの返済方法には、借り入れた金額を一括で返済する一括払いとリボ払いとがあります。キャッシングの場合は一括払いであっても手数料が発生します

クレジットカードを利用しなくても年会費がかかる場合がある

クレジットカードの利用に際しての手数料ではありませんが、クレジットカードの年会費がかかる場合もあります。
年会費の金額はクレジットカードやカード会社、クレジットカードのランクなどによって異なります。一般的にはゴールドカードやプラチナカードなどクレジットカードのランクが高いほど、年会費も高くなりますが、その分、付帯サービスや特典が充実しています。

海外での利用では「マークアップフィー」が発生することもある

「マークアップフィー」とは、クレジットカードを海外で利用したときに発生する手数料のことです。
国際ブランドを使った海外での利用に対しては、各国際ブランドが設定している円換算レートに、各カード発行会社によって、海外利用に伴うコストとして事務手数料が加算されます。これがマークアップフィーで、各カード発行会社や国際ブランドごとにレートは異なります。
たとえ利用額が少額であっても、頻繁にレートが変動する通貨間での決済となると、カード発行会社ではさまざまな処理が発生し、コストがかかります。マークアップはそれらを補うための手数料です。具体的な手数料率はケースバイケースですが、「利用金額の2%前後」と考えておけば良いでしょう。

クレジットカード決済で加盟店が支払う手数料とは?

実際の店舗やインターネットショップなどで、クレジットカード決済ができるのは、クレジットカードの加盟店として契約している店舗です。
そのような店舗では、顧客がクレジットカード決済をするたびに手数料が発生します。その手数料率は業種や店舗の規模などによって異なりますが、一般的に、飲食店では利用料金の5%程度、コンビニでは利用料金の1%程度です。

手数料を支払ってでも店舗がクレジットカード決済を導入する理由

店舗側が手数料を支払ってでもクレジットカード決済を導入する理由のひとつは、顧客を増やし、顧客単価を上げるためです。
キャッシュレス決済の浸透もあり、今ではクレジットカード決済ができて当たり前になりつつあります。そのような状況下でクレジットカード決済ができないとなると、販売機会が失われるばかりです。

また、クレジットカードで決済できることで購入単価も上がる傾向にあるということも、理由に挙げられるでしょう。クレジットカードであれば、手持ちの現金が少ないから買うことができなかったり、安いほうを選んだりすることが減り、購入単価が上がるのです。

加えて、現金のやりとりを減らすことで人件費を削減できるという利点も、手数料を支払ってでも店舗がクレジットカード決済を導入する理由です。クレジットカード決済を導入することで、釣銭を準備したり、閉店後のレジ締めに時間を取られたりする手間を減らすことができます。

このような理由から、店舗は手数料を支払ってでもクレジットカード決済を導入しようと考えるのです。

クレジットカード決済の手数料にまつわる店舗側の事情

店舗がクレジットカード決済を導入するには、デメリットもあります。クレジットカード決済を導入しない、またはできない店舗側の事情も知識として簡単に知っておきましょう。

「クレジットカード不可」のお店がある理由

カード会社の加盟店が支払う決済手数料は、業種や業態によって差があります。もちろん、カード会社によって差はありますが、一般的に「回収リスクが高い」とされる業種では、手数料が高めに設定される傾向があります。
例えば、少額取引が多いコンビニやスーパーでは低めの手数料に設定されていますが、バーやクラブなどの飲食店ではコンビニやスーパーよりも高い手数料に設定されていることがほとんどです。
しかし、個人経営の食堂や喫茶店では、客単価は数百円程度ということも珍しくありません。ここから5%の手数料を引かれては困るという店もあるでしょう。そのため、小規模な店舗や、大手チェーンであっても安さをウリにしている店舗では、「クレジットカード不可」ということがあるのです。

「ランチタイムはクレジットカード不可」は規約違反

レストランや居酒屋などは、ランチ営業にも力を入れています。特に競争の激しい繁華街やオフィスが集中しているエリアでは、お財布に優しいリーズナブルなランチメニューで人を呼び、夜の来店につなげたいという思惑もあります。中には、驚くほどにサービス満点のランチメニューもあります。
こうした店舗では、まれに「夜はクレジットカードを使えるが、ランチタイムは利用不可」ということがあります。理由は先述したとおりで「採算がとれなくなる」ということなのですが、カード会社との契約上、これは明確な規約違反です。
また、カード払いの場合に限って手数料を上乗せして請求する「チャージオン」や「クレジットカードでなく現金払いにしてほしい」と店舗側が利用者に要求するのも、契約上の違反行為となります。
万が一、チャージオンを要求された場合、店舗側に言われるままに手数料を支払う必要はありません。現金で支払うか購入をやめるか、あるいは事を荒立てたくなければひとまずクレジットカードで支払っておき、あとでカード会社に報告する方法もあります。本来、利用者が支払う必要がない手数料は、店舗側の事情には関係なく、払う必要はありません。

クレジットカードを手数料なしで利用するには?

クレジットカードを手数料なしで利用するには、分割払いやリボ払い、キャッシングを利用しないことです。

また、手数料だけでなく年会費も抑えたい場合は、年会費無料のクレジットカードを利用するといいでしょう。一部のクレジットカードでは、年会費をたまったポイントから支払えるものもあります。携帯電話の利用料金や光熱費といった毎月の固定費はもちろんですが、コンビニやスーパーなど、普段の利用でもクレジットカードを利用すればポイントをためやすくなります。

年会費が実質無料のクレジットカードなら三菱UFJカードがおすすめ

三菱UFJカードは、2021年に三菱UFJニコスが発行した最新のクレジットカードです。タッチ決済に対応しており、サインや暗証番号の入力が不要になるため、お支払いにかかる時間や手間を減らせます。また、会員番号や有効期限といったカード情報が裏面に記載されているため、盗み見などのリスクを減らすことができ、セキュリティ面でも安心です。

三菱UFJカードは、初年度の年会費が無料で、年に1回でも利用すれば、翌年の年会費も無料になるので、実質無料で使うことができます。タッチ決済にも対応しているので、お支払いもスピーディーです。

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※1ポイント5円相当の商品に交換の場合

手数料の仕組みを知り、クレジットカードを上手に使いこなそう

クレジットカードの利用で手数料がかかるのは、3回以上の分割払いかリボ払いを利用した場合のみです。
1回払いと2回払いを利用していれば、手数料を支払うことはありません。どんなときに手数料が発生するのかを理解した上で、クレジットカードを上手に活用してください。

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よくある質問
クレジットカード払いをすると、手数料はかかりますか?
国内利用の場合、クレジットカードの1回払いと2回払いなら、利用者に手数料はかかりません。一般的に、利用者側に手数料がかかるのは、3回以上の分割払い、リボ払い、据え置き払いの場合です。また、海外でクレジットカードを利用した場合は、事務手数料としてマークアップフィーがかかります。

詳しくは「クレジットカードの手数料とは?カード利用者に負担はかかる?」をご確認ください。
クレジットカードの手数料はいくらですか?
3回以上の分割払いやリボ払いなどでかかるクレジットカードの手数料は、利用額に応じて算出されます。ただし、手数料率はカード会社やクレジットカードによって異なります。また、海外でクレジットカードを利用した際に発生するマークアップフィーの手数料率は、一般的に利用金額の2%前後です。3回以上の分割払いやリボ払いを利用したり、海外で利用したりする際は、あらかじめ手数料率を確認しておくといいでしょう。

詳しくは「クレジットカードの手数料とは?カード利用者に負担はかかる?」をご確認ください。
クレジットカード払いで、店舗側から手数料を請求されたら?
クレジットカード払いの場合、支払回数にかかわらず、店舗側には決済手数料がかかります。決済手数料は、店舗側の業種や業態によって異なり、少額取引が多い店舗では低めの手数料、高額取引が多い店舗では高めの手数料となっているのが一般的です。店舗側がクレジットカード払いの人に手数料分を上乗せして請求する「チャージオン」や、「クレジットカードでなく現金払いにしてほしい」と利用者に要求することは、カード会社との契約違反となります。チャージオンを要求された場合、支払う必要はありませんので、ご注意ください。
詳しくは「クレジットカード決済の手数料にまつわる店舗側の事情」をご確認ください。