クレジットカードの基礎知識
2020年1月27日

これで解決!クレジットカードの手数料の謎

「クレジットカードを使うと手数料がかかるのでは?」という不安は、多くの人が感じているでしょう。しかし、実際には1回払いや2回払いならば、利用者に手数料は一切かかりません。
クレジットカードの手数料については、多くの誤解があるようです。手数料に関する正しい知識を知っておきましょう。

クレジットカードの手数料とは?

「クレジットカードで買い物すると手数料が高くつく」という思い込みで、クレジットカードを使わない人がいます。確かに、カード決済するとお店側には利用額に応じた「決済手数料」がかかりますが、利用者側では、必ずしもそうではありません。

1回払いと2回払いなら、利用者側に手数料はかからない

クレジットカードで支払いをするとき、利用者側に手数料がかかるのは、一般的に「3回以上の分割払い」「リボ払い」「据え置き払い」の場合だけです。1回払いと2回払いに関しては、手数料はかかりません。
ただ、1回払いはどのお店でも利用できますが、2回払いは店舗によって対応していないところがあります。特に、ネットショップでは使えないことが多いので、注意しましょう。

分割払い、リボ払い、キャッシングでは手数料がかかる

3回以上の分割払いやリボ払いについては、利用額に応じて規定の手数料がかかります。手数料はカード会社やカードの種類によって手数料率が異なります。分割払い・リボ払いを利用する際は、事前に確認しておくと良いでしょう。

海外での利用で発生する「マークアップフィー」とは?

「マークアップフィー」とは、クレジットカードを海外で利用したときに発生する手数料のことです。
国際ブランドを使った海外での利用に対しては、各国際ブランドが設定している円換算レートに、各カード発行会社によって、海外利用に伴うコストとして事務手数料が加算されます。これがマークアップフィーで、各カード発行会社や国際ブランドごとにレートは異なります。
たとえ利用額が少額であっても、頻繁にレートが変動する通貨間での決済となると、カード発行会社ではさまざまな処理が発生し、コストがかかります。マークアップはそれらを補うための手数料です。具体的な手数料率はケースバイケースですが、ざっくりと「利用金額の2%前後」と考えておけば良いでしょう。

手数料にまつわる店舗側の事情

1回払いや2回払いの場合、利用者側の手数料はかかりません。しかし、店側には決済手数料がかかります。利用者は気にする必要がありませんが、店側の事情も知識として簡単に知っておきましょう。

「クレジットカード不可」のお店がある理由

カード会社の加盟店が支払う決済手数料は、業種や業態によって差があります。もちろん、カード会社によって差はありますが、一般的に「回収リスクが高い」とされる業種では、手数料が高めに設定される傾向があります。
例えば、少額取引が多いコンビニやスーパーでは低めの手数料、バーやクラブなどでは高い手数料がかかることがあります。
しかし、個人経営の食堂や喫茶店では、客単価は数百円程度ということも珍しくありません。ここから5%の手数料を引かれては困るという店もあるでしょう。そのため、小規模なお店や、大手チェーンであっても安さをウリにしているお店では、「クレジットカード不可」ということがあるのです。

「ランチタイムはクレジットカード不可」は規約違反

レストランや居酒屋などは、ランチ営業にも力を入れています。特に競争の激しい繁華街やオフィスが集中しているエリアでは、お財布に優しいリーズナブルなランチメニューで人を呼び、夜の来店につなげたいという思惑もあります。中には、驚くほどにサービス満点のランチメニューもあります。
こうしたお店で、まれに「夜はクレジットカードを使えるが、ランチタイムは利用不可」ということがあります。理由は先述したとおりで「採算がとれなくなる」ということなのですが、カード会社との契約上、これは明確な規約違反です。

また、カード払いの場合に限って手数料を上乗せして請求する「チャージオン」や「クレジットカードでなく現金払いにしてほしい」と店側が利用者に要求するのも、契約上の違反行為となります。
万が一、チャージオンを要求された場合、店に言われるままに手数料を支払う必要はありません。現金で支払うか購入をやめるか、あるいは事を荒立てたくなければひとまずクレジットカードで支払っておき、あとでカード会社に報告する方法もあります。本来、利用者が支払う必要がない手数料は、店がどう言おうと払う必要はないのです。

手数料の仕組みを知り、クレジットカードを上手に使いこなそう

クレジットカードの利用で手数料がかかるのは、3回以上の分割払いかリボ払いを利用した場合のみです。
1回払いと2回払いを利用していれば、手数料を支払うことはありません。どんなときに手数料が発生するのかを理解した上で、クレジットカードを上手に活用してください。

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