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更新:2023年8月25日

一人暮らしの初期費用はいくら必要?費用相場や内訳、節約方法を紹介

一人暮らしの初期費用はいくら必要?費用相場や内訳、節約方法を紹介

進学や就職、転勤などで一人暮らしを始めようと考えたときに、気になるのは費用ではないでしょうか?一人暮らしを始める際には生活費のほかに、初期費用を考慮しておかないと、あとあと生活費が苦しくなってしまうので注意が必要です。
ここでは、一人暮らしの初期費用の目安や初期費用としてかかる項目のほか、初期費用を抑えるコツなど、一人暮らしをスムーズに始めるための情報をご紹介します。

一人暮らしの初期費用相場(平均)は家賃の5~7カ月分

一人暮らしの初期費用は、家賃の5~7カ月分が目安といわれています。家賃相場は地域によって差があるほか、家賃の設定額や必要な家財道具によっても初期費用は変わりますので、一概にいくら必要だとはいえません。しかし、前述のとおり、一人暮らしの初期費用が家賃5~7カ月分とすると、家賃をもとに初期費用の目安を算出することができます。家賃別に初期費用を算出すると下記表のようになります。

■ 家賃別に見る初期費用の目安

家賃 初期費用の目安
3万円 15万~21万円
4万円 20万~28万円
5万円 25万~35万円
6万円 30万~42万円
7万円 35万~49万円
8万円 40万~56万円
9万円 45万~63万円
10万円 50万~70万円

一人暮らしの初期費用を割り出すには、何にどれだけの費用がかかるのかを知ることが大切です。一人暮らしの初期費用では、主に以下のような3つの費用がかかります。

一人暮らしの主な初期費用

  • 部屋を借りるための費用
  • 引っ越しの費用
  • 家財道具や生活用品の費用

ここでは、この3つの費用をそれぞれ詳しく見ていきましょう。

部屋を借りるための費用

部屋を借りるには以下のような費用がかかります。地域によって多少異なりますので、物件探しの際にはご注意ください。

■ 部屋を借りる際にかかる主な初期費用

項目 内容と費用相場
敷金 敷金は、室内の損傷による修繕費や家賃を滞納した場合の担保として預けるものです。家賃滞納がなければ、修繕費を差し引いて残った分は退去時に返金されます。敷金は初期費用としてかからない場合もありますが、一般的に費用相場は家賃の1〜2カ月分です。
礼金 礼金は大家さんへの謝礼として支払うもので、退去時に返金はされません。初期費用としてかからない場合もありますが、一般的に費用相場は家賃の1〜2カ月分です。
仲介手数料 仲介手数料は、物件を紹介してくれた不動産会社に支払うものです。一般的に費用相場は家賃の0.5~1カ月分です。
火災保険料 火災保険は、入居者が火災や水漏れを起こして室内や家財道具に損害が生じた場合のほか、大家さんや近隣住民への損賠賠償に備えるための保険です。火災保険のプランや保険会社によって保険料は変動しますが、一人暮らしの場合、保険料の相場は8,000~9,000円程度です。
日割家賃、前家賃 家賃は前払いで、契約時に翌月分の家賃を支払うことが一般的です。月の途中から入居する場合は、契約の日から月末までの家賃を日割計算した日割家賃を支払います。物件によっては、日割家賃のほか、前家賃として数カ月分を契約時に入金するよう求められることもあります。

※長谷工の住まい「一人暮らしにかかる初期費用は?平均50万円の内訳と節約のポイント」(2021年)
※LIFULL HOME'S「一人暮らし、火災保険の相場は? 補償額や保険料の考え方」(2021年)

引っ越しの費用

引っ越し業者に依頼したときにかかる引っ越し費用は、荷物量や移動距離、依頼する時期など条件によって変動します。一人暮らしの場合、引っ越し業者にかかる費用相場は2万〜8万円です。
荷物が少なく、移動距離が近いときは、引っ越し業者に依頼せず、自分で運搬する方法もあります。ただし、荷物を移動させるためにはトラックや人手が必要ですので、その分の費用も想定しておきましょう。

家財道具や生活用品の費用

家財道具や生活用品は、主に家具や家電、洗剤や食器などの日用品のことです。人によって必要なものは異なりますが、最低限必要なものとして、以下のようなものが挙げられます。初めての一人暮らしなら、防犯や防災用品もそろえておくと安心でしょう。

■ 家具・家電・生活用品にかかる費用相場

項目 内容 費用相場
家具 ベッド(布団) 1万5,000円~
カーテン 3,000円~
ローテーブル 1万円~
収納ケース 2,000円~
テレビ台 1万5,000円~
家電 冷蔵庫 3万円~
電子レンジ 5,000円~
炊飯器 5,000円~
ドライヤー 3,000円~
洗濯機 2万円~
掃除機 1万円~
テレビ 2万円~
冷暖房器具 1万2,000円~
生活用品 キッチン、バス、トイレ、洗濯用品、防犯・防災用品 3万円~

※長谷工の住まい「一人暮らしにかかる初期費用は?平均50万円の内訳と節約のポイント」(2021年)

一人暮らしの初期費用を抑えるコツ

一人暮らしの初期費用を抑えるには、いくつかコツがあります。ここでは初期費用を抑える7つのコツをご紹介します。

初期費用を抑える7つのコツ

  • 家賃の安い物件を選ぶ
  • 引っ越しの時期や日程を工夫する
  • 引っ越し業者に依頼する荷物の量を減らす
  • フリマアプリやオークションサイト、リサイクルショップを活用する
  • 仲介手数料が安い業者を選ぶ
  • 保険料が安い火災保険に加入する
  • 各費用の支払い方法をクレジットカードにする

家賃の安い物件を選ぶ

初期費用を抑えるコツとして、家賃の安い物件を選ぶことが挙げられます。家賃は手取りの3分の1を目安にするといいですが、住環境よりもほかの項目にお金をかけたい場合は、家賃にかける割合を見直しましょう。
家賃を低く抑えるには、物件選びの条件を変更して、部屋の広さを小さくする、都心や最寄り駅から離れる、築年数の古い物件にすることがおすすめです。家賃を低く抑えられれば、敷金や礼金を抑えることにもつながります。
また、敷金や礼金がかからない物件や、フリーレント期間(家賃が無料になる期間)のある物件を選ぶことでも初期費用を抑えられます。

引っ越しの時期や日程を工夫する

引っ越し費用を抑えるコツとして、引っ越しの繁忙期や人気の曜日と時間を避けることが挙げられます。引っ越しの繁忙期は主に新生活が始まる2~4月です。そのほか、土日や祝日の午前中なども人気のため、曜日や時間を選ばなければ、引っ越し業者の費用を抑えやすくなるでしょう。また、引っ越し業者によっても費用の差がありますので、見積もりをとって比較検討することも大切です。

引っ越し業者に依頼する荷物の量を減らす

引っ越し業者に依頼する荷物の量を減らせば、引っ越し費用を抑えることが可能です。例えば、引っ越しを機に家具や家電を新たに購入する場合、配送先を新居に指定すると荷物の量を減らせます。また、実家から新居へ持っていく荷物がダンボール数箱程度にまとめられれば、引っ越し業者でなく、宅配便を利用するという方法もあります。

フリマアプリやオークションサイト、リサイクルショップを活用する

家具や家電をすべて新品でそろえると、大きな出費になります。フリマアプリやオークションサイト、リサイクルショップを上手に活用することで初期費用を抑えられるでしょう。
一人暮らしをして気付くこともありますので、まず最低限の家具や家電だけを準備して、生活で必要だと感じた家具や家電を少しずつ購入するのがおすすめです。

仲介手数料が安い業者を選ぶ

仲介手数料とは、物件の売買や賃貸借の際に、売主と買主、または貸主と借主の間を取り持つ不動産会社に支払う手数料のことです。

仲介手数料は宅地建物取引業法で、家賃1カ月分に消費税を加えた金額と上限が定められていますが、不動産会社によっては、家賃の0.5カ月分や無料としている場合もあります
一人暮らしを始める際には、仲介手数料が安い業者を選ぶことも初期費用を抑えることにつながります。

保険料が安い火災保険に加入する

一般的に、賃貸物件を契約する際には、火災保険に加入しなくてはなりません。賃貸契約を締結する際に火災保険もまとめて申し込むことが多いため、不動産会社が準備した火災保険に加入することになります。しかし、不動産会社によっては、自分で保険会社を選べる場合があります。その場合、保険料が安い火災保険を探して加入することで、初期費用を抑えることが可能です。
ただし、不動産会社によっては、加入する保険会社が指定されている場合もありますので、賃貸契約をする前に火災保険を自分で選べるかどうか確認が必要です。

各費用の支払い方法をクレジットカードにする

引っ越しの際には、さまざまな支出がありますが、それらの支払いにクレジットカードを利用できる場合があります。さらに、引っ越し費用の支払いにもクレジットカードを利用できる引っ越し会社も増えています。
こうした費用の支払いにクレジットカードを利用することでポイントをためることができるため、節約につながるでしょう。

なお、初期費用や引っ越し費用にクレジットカードを利用する場合は、ご利用可能枠を超えないように注意が必要です。カード会社によっては、一時的にご利用可能枠を増やすこともできるので、返済計画をしっかり立てた上で検討するのもひとつの方法です。

初期費用以外の生活費も準備しておくと安心

一人暮らしをスムーズに始めるためには、初期費用の準備のほか、入居してからの生活費のことも考えておく必要があります。生活費については以下のようなことを考えておくといいでしょう。

生活費の予算立てをして準備しておく

一人暮らしをスムーズに始めるには、毎月の生活費を予算立てし、準備しておくことが大切です。一人暮らしの生活費がどれくらいかかるのかは、一人暮らしの生活費の平均額を参考にしてみるといいでしょう。総務省統計局の「家計調査(単身)勤労世帯」(2023年公開)によると、仕事をしている34歳以下の一人暮らしの人の生活費は、1カ月平均16万919円で、支出の内訳は以下の表のとおりです。
なお、家賃の平均額は、持ち家や家賃の低い社宅の世帯も含めているため、一般的な賃貸物件の家賃相場とは異なりますのでご注意ください。
このように1カ月単位で生活費の予算立てをし、何かあってもしばらく生活できるよう3~6カ月分の生活費を準備しておくと安心です。

■ 34歳以下の一人暮らしにかかる生活費の平均額(2022年の1カ月平均)

項目 平均額
食費 3万5,014円
家賃 3万6,380円
水道光熱費 9,158円
通信費 6,183円
交通費 7,546円
趣味娯楽・交際費 3万293円
その他 3万6,344円
合計 16万918円

※総務省統計局「家計調査(単身)勤労世帯」(2023年2月7日更新版)

一人暮らしを始めるときの貯金額の目安

一人暮らしを始める際には、家賃によって、前述のように初期費用が異なります。前述の初期費用の目安額に加え、3~6カ月分の生活費を確保しておくと安心です。
実際に貯金をする場合、一般的に手取りの10%程度が目安といわれています。毎月確実に貯金するためにも無理のない金額を設定することが大切です。

生活費の支出管理にクレジットカードを活用する

一人暮らしの生活費の支出管理をするには、クレジットカードがおすすめです。クレジットカードなら、WEB明細を家計簿代わりに使うこともでき、定期的にチェックすることで使いすぎを防ぐことにも役立ちます。
ご利用金額に応じてポイントがためられ、たまったポイントを家電などのアイテムやギフト券、ほかのポイントに交換することができるので、生活費の節約につながるでしょう。携帯電話料金や公共料金などの固定費をカード払いにしておくと、毎月自動で支払われるので振り込みの手間がかからず、支払い忘れを防げるほか、ポイントもコツコツとためられます。
また、出費が重なったときには分割払いやリボ払いを利用することで、負担額を分散することも可能です。ただし、3回以上の分割払いとリボ払いは手数料がかかりますのでご注意ください。

一人暮らしを始める人には、三菱UFJカードがおすすめ

これから一人暮らしを始める人には、年会費が実質無料で、ポイントがたまりやすい「三菱UFJカード」がおすすめです。三菱UFJカードは、18歳以上の学生(高校生不可)から持つことができるクレジットカードで、学生なら在学中の年会費が無料です。

三菱UFJカードは、初年度の年会費が無料で、年に1回でも利用すれば、翌年の年会費も無料になるので、実質無料で使うことができます。タッチ決済にも対応しているので、お支払いもスピーディーです。

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一人暮らしを始めるならクレジットカードを上手に活用しよう

初めての一人暮らしは、何かとお金がかかるものです。初期費用のほか、しばらく生活できるよう、数カ月分の生活費も準備しておくと安心です。生活費の支出管理には、クレジットカードを活用することで、ポイントがたまったり、WEB明細で手軽に確認できたりと、多くのメリットを受けられます。家財道具の費用や引っ越し費用など、出費が重なるときもクレジットカードなら分割払いにして、1回の負担額を減らすことも可能です。クレジットカードを上手に活用して、一人暮らしをスムーズに始めましょう。

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よくある質問
一人暮らしの初期費用とは?
一人暮らしの初期費用とは、部屋を借りるための費用、引っ越しの費用、家財道具や生活用品の費用で、家賃が3万円の場合、15万~21万円程度かかります。部屋を借りるための費用には、敷金、礼金、仲介手数料、各種保険料などが含まれます。

詳しくは「一人暮らしの初期費用相場(平均)は家賃の5~7カ月分」をご確認ください。
一人暮らしを始めるのに必要な貯金額は?
一人暮らしを始める際には、家賃から想定される初期費用の目安の金額に加え、3~6カ月分の生活費を確保しておくと安心です。また、実際に貯金する際には、手取りの10%を目安にしましょう。

詳しくは「初期費用以外の生活費も準備しておくと安心」をご確認ください。
月いくらあれば一人暮らしできる?
一人暮らしを始めるには、初期費用のほか、毎月の生活費を予算立てしておくことが大切です。何かあってもしばらく生活できるよう、3~6カ月分の生活費を準備しておくと安心でしょう。また、生活費の管理では、クレジットカードを活用することで支出管理が手軽にできます。WEB明細を家計簿代わりに使うことができるほか、定期的にチェックすることで使いすぎを防ぐことにも役立ちます。

詳しくは「初期費用以外の生活費も準備しておくと安心」をご確認ください。