クレジットカードが使えない!考えられる理由と対処法

「クレジットカードが使えない!」。そんな経験を持つ人は多いのではないでしょうか。このような状況はとても困りますし、何より恥ずかしくもあります。
そんなことにならないよう、クレジットカードが利用できなくなる理由と、その対処法について紹介します。
シーンによってクレジットカードが使えない原因は異なる
つい数日前まで当たり前のように使えていたクレジットカードが、ある日突然使えなくなった。その原因として考えられるのは、その場で対処できるものもあれば、できないものもあります。また、使えなくなった場所が実店舗なのか、それともネットショップなのかによっても、それぞれ異なる原因が考えられます。
クレジットカードが利用できなくなる要因をあらかじめ知っておき、それをできるだけ避けることが賢明です。
実店舗でクレジットカードを使えない場合の理由
実店舗では、クレジットカードの利用制限以外にも、カードの汚れや機械の不具合による読み取り不良など、物理的な原因でエラーになることがあります。
それら、多種多様な原因の中から、実店舗でクレジットカードを使えなくなるおもな理由を挙げてみましょう。
1 クレジットカードの有効期限が切れている
意外と忘れやすいのが、クレジットカードの有効期限です。期限切れのクレジットカードをうっかり使ってしまうとエラーになります。カード表面に「03/20」と記載があれば「2020年3月」が有効期限で、これを過ぎたクレジットカードは使うことができません。
クレジットカードの有効期限が近くなると、新しいカードが自宅に郵送されます。「後で入れ替えればいいや」と放置しておくと、このような事態を招いてしまいます。新しいクレジットカードが届いたら古いカードと入れ替え、問題なく使えることを確認したのち、古いカードはハサミで裁断するなどして処分してください。
2 支払いの遅延があり、利用が停止されている
カード会社から請求された支払額が残高不足で引き落としできなかった場合、一時的にクレジットカードが利用停止になります。この場合、請求額分をカード会社の指定する口座に振り込んだり、再度の引き落としの前に必要な額を引き落とし口座に入金したりする必要があります。カード会社が入金を確認してから、一般的に翌営業日には利用が再開されます。
支払い遅延は、いわば「借りたお金を返済期日に返さない」ということに近く、履歴として残りますから、できるだけ避けたいもの。引き落とし口座に十分な額が残っているかどうか、支払日の前には確認するようにしましょう。
3 利用限度額を超えてしまっている
クレジットカードには利用限度額が設定されており、その額を超えて使うことはできません。短期間のうちに立て続けにクレジットカードで買い物をすると、こうしたことが起こりやすくなります。
例としてよくあるのが「結婚」です。結婚式関連の費用や新居の家具などをクレジットカードで支払っていくと、あっという間に利用限度額に達してしまい、カードが使えなくなってしまうことがあります。
こんなときは、事前にカード会社に連絡すれば、利用限度額を一時的に増額する「一時増枠」という手続きをとることができます。増額できるかどうかはケースバイケースですが、一時的に利用限度額を増やすことができれば、利用限度額に余裕を持って新居用の買い物ができます。
4 クレジットカードそのものの異常や不具合
古いクレジットカードでは、カード表面に記録されている磁気ストライプが劣化し、読み取れなくなることがあります。
ICチップが埋め込まれている最近のクレジットカードでは、カード表面の接点の汚れや、ICチップそのものの破損で読み取れなくなるケースがあります。ICカードが読み取り不可となったら、まずICチップの接点部分を柔らかい布で拭き、汚れを落として再度試してみてください。
コンビニのレジなどでクレジットカードが読み込めず、カードそのものに問題があるとなれば、カード会社に連絡して新しいカードを発行してもらうしかありません。ただしその前に、クレジットカードが使えなくなる原因がほかにないか、十分確認するようにしましょう。
5 店舗の端末が故障している
滅多にないことですが、店舗の決済端末が故障していて、クレジットカードが読み取れないという可能性もあります。特定のカードだけでなく、クレジットカード全般が読み取れない場合は、店舗側に原因があると考えていいでしょう。
また、決済端末の中には、無線で親機と通信するタイプのものがありますが、通信状況によっては処理に時間がかかったり、処理そのものが時間切れになってしまったりすることがあります。
いずれにしても、店舗側の問題でクレジットカードが使えないのであれば、自分ではどうすることもできません。

ネットショップでのエラーの多くは入力ミス
実店舗と違い、ネットショップでは「カードを端末で読み込む」という作業がありません。ですから、クレジットカードの汚れや決済端末の故障といった、物理的なトラブルが起こることはありません。その代わりに多いのが、入力漏れや入力ミスです。
ネットショップの購入画面では、クレジットカード番号をはじめ、さまざまな情報を入力します。いずれも、入力しないと決済や配送に支障が出る大切な情報です。ですから、未入力の欄を残したまま次に進もうとすると、「◯◯を入力してください」とアラートが出るようになっています。
ところが、このアラートが見づらかったり、ユーザーが入力漏れに気付かなかったりすると、「ネットショップで買い物しようとしたが、できなかった」という印象だけが残ることになります。
もちろんこれは、クレジットカードの問題とは無関係です。ですが、「ネットショップで買い物ができない」というケースの原因の多くは、クレジットカードそのものとは無関係のところにあります。それを踏まえて、ネットショップで起こりやすいクレジットカードのエラーを見ていきましょう。
1 カード番号とセキュリティコードの入力間違い
ネットショップでクレジットカードを使う場合、入力した情報に少しでも誤りがあれば利用できません。全ての情報を正確に入力することが求められますが、カード番号は桁数が多く、入力するだけでもたいへんです。そのため、入力ミスが一番起こりやすい箇所といえるかもしれません。
カード番号以外にも間違いやすいのが、クレジットカードに記載してある「セキュリティコード」です。通常はカード裏面の署名欄の脇に3桁で印字されていますが、アメリカン・エキスプレス®の場合は、表面に4桁で印字してあるなど、カードブランドによって記載されている場所は異なります。
2 有効期限の入力間違い
クレジットカードには、表面にカードの有効期限が刻字されています。西暦年月の下2桁を「月/年」という形で表記するのがルールで、例えば2020年3月まで有効のカードであれば「03/20」となります。
ネットショップの入力画面ではそのままの形で入力すればいいのですが、「20年の3月」という意識が働くためか「20/03」と逆に入力してしまい、エラーになるケースが多くありました。
現在、多くのネットショップでは、プルダウンメニューから年月を選ぶタイプが主流となっていますので、年と月を間違えるミスは大幅に減ってきています。しかし、今でも手入力のネットショップはありますので、注意が必要です。また、1月から9月の数字を手入力する際は、「01」や「09」など、0を加えることを忘れないようにしてください。
3 意外と多い、自分の名前の入力間違い
「さすがに自分の名前は間違えない」と思っていても、入力ミスをしていることがあります。
名前は、大文字・小文字の区別や姓と名の順番など、クレジットカードに刻字されたとおりに入力しないとエラーになってしまいますから、くれぐれも注意してください。例えば「洋子」は、アルファベットでは「YOKO」と表記することが多いかもしれませんが、クレジットカードに「YOUKO」と表記されていたら、そのとおりに入力しなければなりません。情報は「クレジットカードの記載どおりに入力」が基本です。
不正利用の疑いがある場合はカード会社の判断でカードが使えなくなることも
ここまで紹介してきたこと以外の理由では、カード会社の判断でクレジットカードを利用不可にすることがあります。それは、何らかの形でクレジットカードが不正に利用されている疑いがある場合です。
カード会社は、自社が発行したクレジットカードに不審な取引がないか常に監視しています。その体制は会社によって差はあるものの、不正利用の防止と顧客保護が目的であることは共通しています。そして、クレジットカードの不正利用が疑われる取引を発見すると、カード会社の判断でカードが使えなくなる場合があります。
では、どんなときに不正利用の疑いがあると判断されるのでしょうか?一口に、「不正利用の疑いがある」といっても、その内容はさまざまです。いくつかの例を挙げてみましょう。
いつもの利用傾向と違う利用があった場合
いつも数千円の利用の人が急に数十万円の利用をしたり、国内ばかりの利用であったのに海外で頻繁に利用するようになったりなど、いつもの利用傾向と違う利用があったときは、不正利用の疑いがあると判断されることがあります。
不正利用の多い店舗での買い物
たとえ少額利用であっても、不正利用が多発している店舗でクレジットカードが利用されると、不正利用の疑いがあると判断されることがあります。
その他、不正利用が疑われる場合
オレオレ詐欺やネット詐欺と同様、クレジットカードの不正利用は巧妙化し、絶えず新たな手法が生み出されています。そこで、顧客保護の観点から、上記以外のケースであっても、不正利用の疑いがあると判断された場合には、クレジットカードが使えなくなる場合があります。
通常、カード会社の判断でクレジットカードの利用を止められた場合は、カード会社から契約者に連絡があるのが一般的ですが、連絡が来ないとき、あるいは気になることがあるときは、契約者側から問い合わせてみてもいいでしょう。もしかしたら、まったく別の理由でクレジットカードが使えなくなっている可能性もあるからです。
日頃の気配りと速やかな解決で、快適なカードライフを
使いたいときにクレジットカードが使えないのは、本当に不便なものです。現金で支払うにしても、持ち合わせが足りなければ銀行やコンビニATMに走らなくてはなりません。こうしたことのないように、利用限度額や毎月の請求額、引き落とし口座の残額などには、常に気を配っておきましょう。
「心当たりがないのにカードが使えない」という場合には、カード会社に直接問い合わせてみるのが一番の近道です。何らかのトラブルがあるのなら速やかに解決して、快適なカードライフを取り戻してください。
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