クレジットカードの審査期間はどのくらい?発行を早めるコツを紹介

クレジットカードの審査には時間がかかるイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。実際にクレジットカードを申し込んでから発行までにかかる日数や、クレジットカードの審査期間、審査の流れと併せて、審査期間が長引く理由などについても解説します。
クレジットカードの審査から発行までにかかる日数は?
クレジットカードに関する疑問のうち、よく挙がるのが、「発行までにどれくらいの時間がかかるの?」というものです。一般的には、申し込みからクレジットカードが届くまで2週間前後とされていますが、これはクレジットカードの種類によって変わりますし、カード会社によっても差があります。
また、申し込み内容や本人確認書類などの必要書類に不備があると、その確認のために時間がかかり、発行までの日数がそれだけ長くなります。
クレジットカードの一般的な審査の流れ
クレジットカードを申し込むと、必ず審査が行われます。
審査基準については、どのカード会社でも機密事項ですので、内容を知ることはできません。しかし、おおよその流れは決まっています。申し込みがあったら信用情報を照会して審査を行い、クレジットカード発行の可否が判断されます。
前述したとおり、細かな審査基準は非公開ですが、ここでは審査の大まかな流れをご紹介しましょう。
1. 信用情報の確認
日本には「信用情報機関」と呼ばれる組織があります。これは、金融機関でのキャッシングやローン、返済の状況など、個人の支払情報を管理している組織です。これらの情報は「信用情報」と呼ばれ、支払遅延などの情報も含めて、記録として残るようになっています。
カード会社や金融機関、消費者金融会社などが、この信用情報を利用しており、クレジットカードの申し込みを受けると、まずこの信用情報が参照されます。
2. スコアリング
クレジットカードの申込情報をもとに、利用者のスコアリングを行います。これは、申込者の年齢や勤続年数、これまでのクレジットカードの利用歴など、それぞれの項目を点数化し、クレジットカード発行の可否や利用限度額を判断する作業です。
どの項目にどれほどの点数を配分するかはカード会社によって異なりますから、「A社では審査に通らなかったがB社では通った」ということも起こります。ただし、審査に通るかどうかを事前に知ることはできません。
3. 在籍確認
在籍確認とは、カード会社が申込者の勤務先に電話をかけるなどして、実際に申込者が勤務しているか、また、申込書に記入されている情報が正しいかを確認することです。
クレジットカードに申し込む際には、企業名や企業規模、申込者の役職など、勤務先に関する情報も記入する必要があります。その内容をもとに、カード会社が在籍確認をします。
4. クレジットカードの作成と発送
審査を経て「問題なし」と判断されれば、クレジットカードの作成に進みます。
クレジットカードは一点物です。何の情報も書き込まれていないまっさらなカードに、申込者自身の情報を書き込み、刻字・印字してあなただけのクレジットカードを作成します。そのための時間は、どうしても必要なのです。
クレジットカードの審査期間が長びく主な原因
クレジットカードに申し込んでから、カードが手元に届くまでの期間は、一般的に2週間前後といわれています。カードが届くまでに2週間以上かかる場合、カード会社による審査が長引いていることが原因のひとつと考えられるでしょう。
クレジットカードの審査期間が長引く主な原因についてご説明します。
ステータスカードに申し込んでいる
クレジットカードにはランクがあります。多くの場合、一般、ゴールド、プラチナ、ブラックとランクが上がっていき、ゴールドより高いランクのカードは、ステータスカードとも呼ばれます。
ステータスカードは一般カードに比べ、付帯サービスが充実しており、ご利用可能枠も高額です。そのため、カード会社による審査が厳しくなり、審査にも時間がかかる場合があるのです。
ただし、すでに利用している一般カードのランクを上げるためにステータスカードに申し込む場合、カード会社がすでに信用情報を持っているため、審査にはあまり時間がかからない可能性があります。
短期間で複数枚のクレジットカードに申し込んでいる
短期間で複数枚のクレジットカードに申し込んだ場合、一般カードであっても審査に時間がかかりやすくなります。
カード会社の審査には、申込者の支払能力を確認するという目的があります。短期間に複数のクレジットカードに申し込んだ場合、カード会社は、申込者が金銭トラブルを抱えているのではないかと疑いを持つ可能性があるのです。
先述した信用情報機関には、クレジットカードやローンへの申し込みだけでも、その履歴が残されます。例えば、A社のクレジットカードに申し込み後、すぐにB社のクレジットカードに申し込んだ場合、B社は、A社への申し込みも把握することができるのです。
そのため、短期間で複数枚のクレジットカードを申し込むと、審査に時間がかかりやすくなるだけではなく、審査にも落ちてしまう可能性も高くなるでしょう。
クレジットヒストリー(クレヒス)に傷がついている
クレジットヒストリー(クレヒス)に傷がついていると、審査に時間がかかる可能性が高くなります。
クレヒスとは、クレジットカードやローンの利用履歴のことです。この利用履歴には、クレジットカードやカードローンの利用状況だけではなく、携帯電話端末の分割払いの支払履歴や各種の支払状況といった個人の信用情報も含まれています。
クレジットカードやカードローンの支払いに遅延するとクレヒスに傷がつきます。また、過去に支払遅延を繰り返してクレジットカードが使えなくなったというような履歴があると、カード会社はより慎重に審査をします。そのため、審査に時間がかかるだけではなく、審査に落ちる可能性も少なくありません。
普段から支払期限を守り、良いクレヒスを積んでおけば審査に長く時間がかかることもありません。また、将来、ステータスカードを持とうと思ったときにも、審査に通る可能性が高くなるため、クレヒスに傷をつけないことが大切です。
申込書などの記載内容に不備がある
クレジットカードの申込書などの記載内容不備も、審査期間が長引く原因のひとつです。
申込書や本人確認書類に誤った記載があると、確認に時間がかかってしまいます。例えば、在籍確認ができなかったり、信用情報機関に保管されている情報と齟齬があったりすると、審査の前に記載内容の真偽を確認しなければなりません。
もしも、記載した内容が書き間違いや記入漏れではなく、虚偽であれば、不正行為となりますからクレジットカードの審査には通りません。
書き間違いや記入漏れであれば、カード会社から確認の連絡が入る場合もあります。こうしたやり取りで情報を修正するため、審査期間が長引いてしまうのです。
なお、申し込み後に間違いや記入漏れに気づいたら、できるだけ早くカード会社に連絡しましょう。放置しておくと、場合によっては、カード会社から確認の連絡がないまま、審査に落ちてしまうこともあります。
カード会社やクレジットカードによって発行までの期間が違うのはなぜ?

おおよそ2週間とはいいながら、カード会社によっては1週間ほどでクレジットカードが発送されたり、もう少し時間がかかったりという差があります。また、クレジットカードの中には、「最短翌営業日発行」というものもあります。こうした違いはなぜ起こるのでしょうか。
それは、「審査の内容が簡略化されているからだろう」と考えるかもしれませんが、そのようなことはありません。クレジットカードは長期にわたって利用してもらうことが前提ですから、発行しても良いかどうか、十分に審査する必要があります。審査を省略するということは、まずありません。
しかし、審査以外の日程を短縮することはできます。発行が早いクレジットカードは、信用情報機関や国際カードブランドとの連絡業務、クレジットカードそのものの印刷業務、社内の各種手続きの迅速化・効率化などを積み重ね、カード会社の努力によって発行期間の短縮を実現しているのです。
クレジットカードの審査期間を早めるコツ
引っ越しや結婚、海外旅行など、「どうしてもクレジットカードを使いたい」という決まった予定がある場合、申し込みから発行までに日数がかかるようでは不安です。
しかし、ポイントを押さえておくことで、無駄な時間をかけず、クレジットカードの発行が遅くならないようにすることもできます。いくつかの効果的な例を挙げておきましょう。
オンラインで口座設定するとスピーディー
WEBサイトから申し込む際に、クレジットカードの利用額を引き落とす銀行口座の設定を「オンライン口座振替サービス」で行うと、その後の手続きがスムーズになり、発行までの期間を短くできます。オンラインといっても特に難しいことではなく、申し込みの際に銀行口座の情報を入力するだけですから心配いりません。
ただし、クレジットカードによってオンラインで設定できる銀行が決まっています。それ以外の銀行口座から引き落としをしたい場合は、書面を郵送して手続きしなくてはならず、その分、時間がかかってしまいます。
記入内容に不備がないかをしっかりチェック
意外とありがちなミスが、記入ミスです。WEB申し込みでも記載内容に間違いがあると、その確認のために手続きを中断しなくてはならず、それだけ時間がかかることになります。
自分の住所・氏名は当然として、勤務先の住所なども間違いのないよう、十分確認して申し込みましょう。
キャッシング枠の申込みをしない
クレジットカードにはキャッシング枠があり、申し込みをする際に希望額を申請することができます。しかし、キャッシング枠を申し込むと、信用情報を精査する必要が生じます。また、金額によっては、収入を証明する書類の提出が必要になり、審査に時間がかかってしまう場合があるのです。
そこで、クレジットカードに申し込む際にキャッシング枠の申し込みをしないことで、審査にかかる時間を早められる可能性があります。
スピード発行可能なカードを選ぶ
クレジットカードの中には申し込んだその日に発行できる即日発行や、翌日発行など、スピード発行が可能なカードがあります。
また、カードそのものは後日発送でも、クレジットカードの番号や有効期限といったカード情報だけ即日発行されるカードもあります。ネットショッピングを利用したいのに、クレジットカードしか利用できないような場合に便利です。
スピード発行が可能なおすすめクレジットカード
クレジットカードをこれから作成するなら、2021年に三菱UFJニコスが発行した最新のクレジットカード、「三菱UFJカード」がおすすめです。三菱UFJカードは、申し込みから最短翌営業日で発行できます。三菱UFJカードは、タッチ決済に対応しており、サインや暗証番号の入力が不要になるため、お支払いにかかる時間や手間を減らせます。また、会員番号や有効期限といったカード情報が裏面に記載されているため、盗み見などのリスクを減らすことができ、セキュリティ面でも安心です。


年会費が実質無料な上、学生でも持つことができる
三菱UFJカードは、初年度の年会費が無料です。2年目以降の年会費は1,375円(税込)ですが、前年度にショッピングのご利用が1回以上ある場合は、無料となります。
18歳以上なら学生(高校生は除く)でも持つことができますし、年会費が実質無料ですから、初めてのクレジットカードとしてもおすすめです。
特定のコンビニでは5.5%相当が還元される
セブン-イレブンやローソンなどの対象店舗で三菱UFJカードを利用すると、基本ポイント0.5%に加え、スペシャルポイントとしてご利用金額の5%相当が還元されるので、コンビニでのお買い物でお得にポイントをためられます。
※1ポイント5円相当の商品に交換の場合
ご入会から3カ月間は最大1.6%相当のポイントが還元される
三菱UFJカードは、ご入会から3カ月間はご利用金額の最大1.6%相当のポイントが還元されます。さらに、ご入会日から2カ月後までに条件を達成すると、最大10,000円相当(グローバルポイント2,000ポイント分)がもらえます。詳細は三菱UFJカードのWEBサイトでご確認ください。
また、いつものネットショッピングの際にPOINT名人.comを経由してお買い物いただくと、カードの基本ポイントに加えてボーナスポイントがもらえますので、日々のお買い物で賢くポイントがためられるでしょう。
※1ポイント5円相当の商品に交換の場合
クレジットカードの不正利用による被害を全額補償
三菱UFJカードでは、24時間365日利用状況をチェックしています。クレジットカードが不正に利用され、心当たりのない請求が来た場合でも、三菱UFJカードなら不正利用による被害を全額補償してくれるので安心です。不正利用が疑われる場合は、カード会社に連絡して、クレジットカードの利用を停止し、新しいカードを発行してもらうようにしましょう。
なお、クレジットカードの不正利用において、他人にクレジットカードを貸したなど利用者側に重大な落ち度があった場合は、補償の対象外となることがあります。
使う予定があるなら、少しでも早くクレジットカードを申し込もう
クレジットカードには必ず審査があります。審査を早める裏技はありませんが、申し込みする際に入力間違いがないようにするだけで、発行までの無駄な時間を減らすことができます。クレジットカードを利用する予定が決まっているのなら、できるだけ早めに申し込むようにしましょう。
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11,000円(税込) |
22,000円(税込) |
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特長 |
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最短発行期間 | 最短翌営業日 | 最短翌営業日 | 最短3営業日 |
※1ポイント5円相当の商品に交換の場合
カード種類・国際ブランドを選択のうえ、
お申し込みフォームへ進んでください。
カード種類
※カードお申し込み時点で、内定者の方は「学生」をご選択のうえお申し込みください。
国際ブランド
国際ブランド
- クレジットカードは発行までにどれくらいかかる?
- クレジットカードの発行は、申し込みからカードが手元に届くまで2週間前後かかることが一般的です。カードの発行までにかかる時間は、カード会社やクレジットカードの種類によっても差があります。また、申し込み内容や本人確認書類に不備がある場合は、カード会社での確認に時間がかかり、発行までの期間がその分長くなるので注意が必要です。
詳しくは「クレジットカードの審査から発行までにかかる日数は?」をご確認ください。 - クレジットカードの審査の流れは?
- クレジットカードの審査では、申込者の支払履歴を指す信用情報の照会後、年齢や勤続年数、これまでのクレジットカードの利用歴などの項目を点数化するスコアリングが行われます。信用情報とスコアリングで問題ないと判断されれば、カードが発行されます。なお、審査基準については、どのカード会社でも機密事項になっており、審査に通るかどうかは事前に知ることはできません。
詳しくは「クレジットカードの一般的な審査の流れ」をご確認ください。 - クレジットカードの審査を早く終わらせるには?
- カード会社では、クレジットカードは長期にわたって利用してもらうことが前提で、発行しても良いかどうか、十分に審査する必要があるため、カードの審査を省略することはできません。ただし、クレジットカードの発行にかかる期間のうち、審査以外にかかる日程を短くすることは可能です。例えば、WEBサイトから申し込む際に、クレジットカードの利用額を引き落とす銀行口座の設定を「オンライン口座振替サービス」で行えば、手続きがスムーズになり、発行までの期間を短縮できます。また、申し込み内容に不備があると、確認に時間がかかってしまうため、入力ミスをしないようにすることも大切です。
詳しくは「カード会社やクレジットカードによって発行までの期間が違うのはなぜ?」をご確認ください。