クレジットカードの基礎知識
更新:2022年5月25日

リボ払いの繰上返済の方法。利用残高を減らすコツやメリットを解説
リボ払いの繰上返済の方法。利用残高を減らすコツやメリットを解説

リボ払いは、クレジットカードの支払い方法のひとつで、利用金額や件数にかかわらず、自分で設定した一定額を毎月支払っていくものです。便利な反面、利用金額が大きくなると残高がなかなか減らないということがあります。それを防ぐのに有効なのが、残高の一部を繰上返済する方法です。
ここでは、リボ払い手数料の負担を軽減する、繰上返済の方法とメリットのほか、注意点をご紹介します。

リボ払いの繰上返済とは?

リボ払いの繰上返済は、毎月の支払いとは別に、まとまった金額を返済する方法のことです。返済する金額は、自分で決めることができます。
また、毎月の支払額には関係なく、臨時収入などお金に余裕ができたときに、ご自身の都合にあわせて行うことができます。なお、一部の金額だけでなく、リボ払いのご利用残高全てを一括返済することも可能です。

リボ払いの繰上返済を行うメリットは?

リボ払いの繰上返済にはメリットがいくつかあります。ここでは、リボ払いの利用残高を繰上返済する、主なメリットを見ていきましょう。

リボ払い手数料の負担を抑えることができる

リボ払い手数料は、ご利用残高に対して手数料がかかるため、ご利用残高を減らすことで、その後かかるはずだったリボ払い手数料の負担を軽くすることができます。ですから、繰上返済することでご利用残高を減らせば、リボ払い手数料を抑えることが可能です。これは、繰上返済による最大のメリットといえるでしょう。

クレジットカードの利用限度額が復活する

リボ払いは分割払いと同じく、本来なら一度に支払うべき金額を複数回に分けて支払う方法です。そのため、リボ払いのご利用残高は、クレジットカードの利用限度額に含まれます。
例えば、利用限度額が50万円までのクレジットカードで、リボ払いのご利用残高が30万円分ある場合、一般的に、残りの20万円分がショッピングやキャッシングで利用可能です。それを知らずに使っていると、利用限度額に達してしまい、ある日突然「カードが使えない!」ということが起こるかもしれません。

そのようなときに、リボ払いの繰上返済を使うと、返済した分だけリボ払いのご利用残高が減るため、クレジットカードの利用限度額を復活させることができます。リボ払いをよく使うという人は、定期的にご利用残高をチェックし、繰上返済を上手に活用するといいでしょう。

リボ払いの繰上返済の方法

リボ払いの繰上返済の具体的な手順は、カード会社によって異なりますので、利用しているカード会社のWEBサイトでご確認ください。
一般的に繰上返済の方法は、「口座からの引き落とし」「銀行振込」「ATMからの支払い」の3つです。ここでは、それぞれの返済方法について詳しくご説明します。

口座からの引落しを利用する

口座からの引き落としは、毎月のクレジットカード利用代金の引き落としに設定している口座から、繰上返済分を月々の支払額に上乗せして引き落とす方法です。
WEBで「繰上返済したい金額」をあらかじめ登録することで、カード利用代金の引き落とし時に、繰上返済分が上乗せされて引き落とされます。WEBだけでなく、お電話でもお手続き可能です。
お手続きする際は、引き落とし時に残高不足にならないよう、預金残高には注意が必要です。

銀行振込を利用する

銀行振込は、カード会社指定の銀行口座に繰上返済分を振り込む方法です。カード会社へお電話いただき、案内された口座に返済額を振り込めば手続き完了です。
ネットバンキングを使えるなら、銀行に出向くことなく繰上返済ができますから、時間と場所を選びません。ただし、振込手数料は自己負担になるのが一般的です。

ATMを利用する

繰上返済は、カード会社が提携している金融機関やコンビニエンスストアのATMを利用することもできます。繰上返済が利用できる金融機関やコンビニエンスストアのATMは、各カード会社のWEBサイトであらかじめチェックしておきましょう。
なお、ATMによる繰上返済は、1カ月あたりの返済回数に制限があったり、暗証番号が必要だったりと、カード会社ごとにルールが異なりますから要注意です。

リボ払いの利用残高を減らすには、月々の支払額を増額する手もある

繰上返済は、毎月の支払いとは別に返済するものです。別途、返済することが手間で、毎月定期的に支払額を増やせそうな場合は、リボ払いの月々の支払いを増額する手があります。リボ払いは毎月の支払金額を自分で設定できるため、収入の状況にあわせて支払額の変更が可能です。

リボ払いの支払額の変更方法はカード会社によって異なりますが、多くはカード会社の会員サイトにログインすれば、簡単に行えます。急に高く設定すると毎月の支払いが厳しくなりますので、無理のない範囲で設定するといいでしょう。さらに、臨時収入があった場合は、繰上返済を利用すると、リボ払いのご利用残高を早く減らすことができます

リボ払いの利用残高を繰上返済する際の注意点

リボ払いの利用残高の繰上返済には、いくつか注意点があります。いずれも大事なことですから、しっかり確認していきましょう。

毎月のリボ払いの返済額と利用残高を確認し、計画的に活用する

計画的にリボ払いを利用するためには、利用履歴や次回の支払額などを定期的にチェックし、使いすぎないようにすることが大切です。繰上返済においても、計画的に活用することが大切です。現在のリボ払いのご利用残高と毎月の支払額のバランス、手元の資金をチェックした上で、繰上返済を検討するようにしましょう。頻繁に繰上返済をするようであれば、毎月のリボ払いの支払額の増額を検討してもいいかもしれません。

繰上返済を無理に行うと家計に影響が出る

リボ払いのご利用残高を減らせる繰上返済ですが、無理な返済をすると家計を圧迫して本末転倒になります。まずは、無理のない範囲の金額を返済して、リボ払いの利用を見直す等の対策をしたほうがいいでしょう。

リボ払いの繰上返済は、計画的な利用が大切

リボ払いの繰上返済は、リボ払い手数料の負担を軽減してくれるため、可能であれば行いたいところです。しかし、そのために無理をしすぎると、かえって日々の生活を圧迫することにもなりかねません。お金に余裕ができたら繰上返済することをおすすめします。
また、定期的に繰上返済を行うのであれば、リボ払いの月々の支払額を増やすこともできます。生活に支障をきたさない範囲で、計画性を持って、上手に繰上返済を活用してください。

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よくある質問
クレジットカードのリボ払いの繰上返済とは?
クレジットカードのリボ払いの繰上返済とは、カードを利用した毎月の支払いとは別に、まとまった金額を返済する方法のことです。返済する金額は、自分で決めることができ、毎月の支払額には関係なく、臨時収入などお金に余裕ができたときに、ご自身の都合にあわせて支払うこともできます。なお、一部の金額だけでなく、リボ払いのご利用残高全てを一括返済することも可能です。

詳しくは「リボ払いの繰上返済とは?」をご確認ください。
クレジットカードのリボ払いの繰上返済をするメリットは?
クレジットカードのリボ払い手数料は、ご利用残高に対してかかるものです。リボ払いの繰上返済でご利用残高を減らすことができれば、その分、リボ払い手数料を抑えることにつながります。リボ払いの繰上返済によって、リボ払い手数料の負担を軽くできるのは、大きなメリットといえるでしょう。また、リボ払いのご利用残高は、クレジットカードの利用限度額に含まれます。リボ払いの繰上返済を行うことで、返済した分のクレジットカードの利用限度額を復活させることができるのもメリットのひとつです。

詳しくは「リボ払いの繰上返済を行うメリットは?」をご確認ください。
クレジットカードのリボ払いの繰上返済で注意することは?
クレジットカードのリボ払いの繰上返済は、リボ払い手数料の負担の軽減につながる一方、無理に返済すると、かえって日々の生活を圧迫することにもなりかねません。リボ払いの繰上返済は、余裕をもって計画的に行うように注意しましょう。また、返済が負担になるようであれば、リボ払いの利用を見直すなどの対策も必要です。

詳しくは「リボ払いの利用残高を繰上返済する際の注意点」をご確認ください。