クレジットカードの基礎知識
2020年6月30日

リボ払いとは?仕組みとメリット、注意点

リボ払いは、クレジットカードの支払方法のひとつで、利用金額や件数にかかわらず、毎月ほぼ一定額ずつ支払う方法です
ここではリボ払いの仕組みやメリット、注意点などをわかりやすくご紹介します。

リボ払いとはどんなもの?

リボ払いとは「リボルビング払い」の略で、クレジットカードの支払方法のひとつです。同じく、利用金額を複数回に分けて支払う分割払いと似ていますが、仕組みは大きく異なります。まずは、リボ払いの特徴のほか、リボ払いと分割払いの違いについて見ていきましょう。

リボ払いとは毎月決まった額を引き落とす支払方法

リボ払いは、利用金額や件数にかかわらず、毎月ほぼ一定額ずつ支払う方法です。
急な出費が発生した場合や高額な商品を購入した場合でも、月々の支払いはほぼ一定なので、家計を管理しやすいというのがリボ払いの特徴でしょう。

リボ払いを利用すると手数料がかかる

リボ払いは、各月の利用残高に対して手数料がかかる仕組みです。リボ払いにおける手数料は、キャッシングにおける利息に該当するものであり、「リボ払い手数料」と呼ばれます。リボ払い手数料の実質年率は、クレジットカードによって異なりますが、15.0%を設定している場合が多いです。

リボ払いの支払方式は2種類ある

① 常に一定額を支払っていく「定額方式」

定額方式は、利用残高が増えても、月々の支払額が変わらない返済方式です。
月々の支払額が一定ですから、毎月の家計負担が少なく、管理もしやすいという利点があります。しかし、設定した月々の支払額が低すぎると、支払い終えるまでに時間がかかる点に注意が必要です。支払期間が長期化すると手数料がかさみ、支払総額が多くなってしまいます。繰上返済を行うなど、余裕があるときの対策が必要となるでしょう。

定額方式には「元利定額方式」と「元金定額方式」の2つがあります。

・元利定額方式
元利定額方式は毎月一定の支払額にリボ払い手数料が含まれる方式です。
利用残高が多くなっても毎月一定の支払額なので、家計の管理がしやすいのが特徴です。一方、利用残高が多くなると、支払額に占めるリボ払い手数料のウェイトが高くなるので、リボ払いを多用したときは、支払額の変更や繰上返済などで元金分の支払いを行うようにしましょう。

・元金定額方式
元金定額方式は毎月一定の支払額にリボ払い手数料が含まれず、支払額に加えて支払う方式です。
利用残高によってリボ払い手数料が異なってくるため、手数料を加えた合計支払額は一定にはなりませんが、毎月一定の元金を支払うことができるので、元利定額方式に比べると支払総額を抑えることができます。

② 残高に応じて支払額が変化する「残高スライド方式」

残高スライド方式は、利用残高に応じて、毎月の支払額が段階的に増減する方式です。
利用残高に応じた毎月の支払額はクレジットカードによって異なりますので、利用する前に確認しておきましょう。

例えば、下の図のように利用残高が10万円未満なら毎月の支払いは1万円、残高が10万円以上20万円未満なら毎月2万円、それ以上の場合は、10万円ごとに1万円ずつ上乗せした金額を支払うという仕組みです。

このように、残高スライド方式は利用残高に応じて毎月の支払額が自動的に増減する仕組みになっていますので、ご利用明細などで毎月の支払額をしっかり確認することが大切です。

リボ払いの支払方法がどのようになっているのか、リボ払いを利用する前にカード会社のWEBサイトで確認しましょう。その上で、適切な支払計画を立てることが大切です。

リボ払いと分割払いの違い

リボ払いも分割払いも、利用した金額を複数回に分けて支払う方法ではありますが、仕組みは異なります。
リボ払いは利用した金額に対して毎月ほぼ一定額ずつ支払う方法であるのに対し、分割払いは利用した金額を何回に分けて支払うかをあらかじめ決めて支払う方法です。
支払額を決めて支払うのがリボ払い、支払回数を決めて支払うのが分割払いと覚えるのが良いでしょう。
「月々負担なく支払いたい」、「臨時収入があるときにまとめて支払いたい」という方はリボ払い、「あらかじめ支払い終える時期を明確にしたい」という方は分割払いを選択してはいかがでしょうか。
それでは、リボ払いと分割払いの手数料は、どちらが安く済むのでしょうか。
分割払いは利用金額に対して手数料がかかります。また、指定した支払回数によって手数料率も異なります。リボ払いは利用残高に対して手数料がかかりますが、余裕があるときに繰上返済をすれば、その分、利用残高は減るので、かかる手数料も少なくなります。
分割払いの支払回数やリボ払いの繰上返済の状況にもよるので、どちらが安くすむとは一概にはいえないというのが答えになります。

リボ払いのメリットとは?

毎月ほぼ、一定額ずつ支払うリボ払いは、1回払いや分割払いとは異なるメリットがあります。
続いては、リボ払いのメリットについて詳しく見ていきましょう。

高額商品の購入でも無理が少ない

日々の生活の中では、時として予期しない出費を迫られることがあります。例えば、「冷蔵庫やエアコンなどの家電が寿命を迎えた」など、生活に必要な物が壊れてしまった場合、すぐに新しい物に買い替えなければなりません。
リボ払いであれば、予定していなかった高額な買い物をした場合でも、毎月の支払額がほぼ一定であるため、家計に大きな負担をかけることなく購入できます。「今すぐ買わなければならないけれど1回払いは無理」「何回で支払えるかわからないけど月々5,000円でいいなら買える」といったとき、リボ払いは便利な支払方法です。

毎月の家計を管理しやすい

リボ払いでは毎月の支払額がほぼ一定となるので、家計の管理がしやすい点もメリットといえるでしょう。
毎回1回払いで毎月の支払金額が異なる場合、支出を予算内に収めるため、時には生活費を調整することもあるでしょう。また、分割払いを多用した場合には、利用した分だけ毎月の支払額が増えていきます。利用金額や利用件数にかかわらず、毎月ほぼ一定額ずつ支払うリボ払いなら、支払金額をほぼ固定できるので、収支の調整など、毎月の家計管理が手間となりません

余裕ができたら繰上返済など追加支払ができる

リボ払いで、支払期間が長期化しそうな場合、余裕がある月に繰上返済や一括返済などを行うことで、支払期間を短くすることも可能です。
例えば、臨時収入があったときに、毎月1万円の支払いに2万円追加して、3万円を支払います。そうすることで利用残高が減るので、その分リボ払い手数料がかからず、支払総額を少なくできるでしょう。
繰上返済や一括返済の方法はクレジットカードによって異なるので、カード会社のWEBサイトを確認するようにしましょう。

便利なリボ払い、どうやって使う?

続いてはリボ払いの利用方法を見ていきましょう。シーンごとに適したリボ払いの使い方をご紹介するので、自分に合う使い方を選ぶ参考にしてください。

買い物をするときにリボ払いを指定する

リボ払いの使い方として、最もシンプルでわかりやすい方法が、買い物をするときに「リボ払い」と申し出る方法です。何か特別な手続きをする必要もなく、お会計をする際「リボ払いで」と指定してクレジットカードで支払えば、利用額がそのままリボ払いでの利用分となります。
ネットショッピングでリボ払いを利用する場合は、クレジットカードの支払方法を選択するページで「リボ払い」を指定できます。

ただし、クレジットカードが使える全ての店舗が、リボ払いに対応しているわけではありませんので注意が必要です。

後からリボ払いに変更する

リボ払いの使い方のひとつに、1回払いで購入した利用分を、後からリボ払いに変更できるサービスがあります。お会計をする時点では1回払いで大丈夫と考えていても、同月にほかの買い物が発生し、次の支払日までに資金を工面できるか不安になることもあるでしょう。
こんなとき便利なのが、1回払いで購入した利用分について、あとからリボ払いに変更できるサービスです。サービスに対応するカード会社は多くあり、サービスの名称もそれぞれ異なります。

例えば、三菱UFJニコスが発行する「MUFGカード」では、「あとdeリボ」という名称で、1回払いで会計した後に支払方法をリボ払いに変更できるサービスを展開中です。購入の際は1回払いで処理し、後からWEB上の操作でリボ払いに変更できます。

「ついつい使いすぎて支払額が膨らみ、1回払いが厳しくなった」「店頭でリボ払いと言いにくく、1回払いと言ってしまった」というケースもあるでしょう。そんなときは、あとからリボのようなリボ払いに変更できるサービスを利用してみてはいかがでしょうか。
店頭では「1回払いで」と指定しておけば良いため、リボ払いに対応していない店舗でも使えます。「次の支払いが苦しい」「レジで『リボ払いで』と言いづらい」という場合に、上手に活用しましょう。

事前にリボ払いを設定する登録型リボ

リボ払いの使い方のひとつに、あらかじめカード会社に事前登録する、「登録型リボ」というサービスがあります。
事前に登録が必要で、登録後はショッピング利用分が自動的にリボ払いになる仕組みです。
これも、店頭では「1回払いで」と指定しておけば良いので、リボ払いに対応していない店舗でも使えます。「レジで『リボ払いで』と言いづらい」という場合にも役立つサービスです。

リボ払いしか使わない・よく使うなら、リボ専用カードもおすすめ!

リボ払いしか使わない、またはリボ払いの利用頻度が高い人には、リボ払い専用クレジットカードのご利用をおすすめします。
リボ払い専用カードとは、お会計をする際に1回払いを指定しても、手続きをすることなく自動的にリボ払いとなるクレジットカードのことです。

1回払いとリボ払いを上手に使い分けたい人におすすめしたいのが、リボ払い専用カードをサブカードとして1枚別に付帯する使い方です。
1枚のクレジットカードは1回払い専用、もう1枚はリボ払い専用と分けて使えば、間違えにくくなり便利でしょう

リボ払い専用のクレジットカードでおすすめは、三菱UFJニコスの「Jizile(ジザイル)」です。Jizileをご利用になると、ショッピングでたまるポイントが、三菱UFJニコスの一般カードの3倍となります。
また、Jizileは、毎月の支払金額を、6種類の支払いコースから自由に選択できる点も魅力でしょう。金額は5,000円、1万円、2万円、3万円、4万円、5万円のいずれかに設定できます。コースは自由に変更できますので、余裕がある月は5,000円のコースから1万円のコースに変更するといったことも可能です。
ちなみに、支払い方法は毎月一定の支払額に利用残高に対して発生するリボ払い手数料を加えて支払う元金定額方式を採用していますので、元利定額方式を採用しているカードに比べると、支払総額を抑えることができます。

リボ払いを上手に利用するための注意点とポイント

リボ払いを上手に利用するにはいくつかの押さえておきたいポイントがあります。事前に確認して、リボ払いを賢く利用しましょう。

規定のリボ払い手数料がかかる

上記したとおり、リボ払いでは、利用残高に対してリボ払い手数料が発生します。手数料が発生しない1回払いと比べ、リボ払い手数料の分、最終的な支払総額が高くなる仕組みです。
無計画にリボ払いを使いすぎて利用残高が増えてしまうと、リボ払い手数料がかさんでしまいます。そうなると予想以上に支払総額が大きくなり、毎月の支払額と利用金額とのバランスによっては、残高がなかなか減らず、支払期間が長くなってしまいます。
リボ払いを利用する前に、リボ払いの毎月の支払額や手数料率を必ず確認するようにしましょう。また、リボ払いを利用した場合は、カード会社から郵送される利用明細やカード会社のWEBサイトで、利用状況ならびにリボ払いの利用残高、リボ払い手数料がいくら発生しているのかを必ずチェックしましょう。

ご利用可能枠の範囲内でのみ利用できる

リボ払いはご利用可能枠の範囲内でのみ利用できます。

リボ払いのご利用可能枠は、一般的に1回払いとは異なるご利用可能枠が設定されていることが多く、1回払いのご利用可能枠よりも低く設定されていることもあるので、利用する前には必ず自分のご利用可能枠を確認するようにしましょう。
また、このリボ払いのご利用可能枠には、まだ支払いの済んでいないリボ払いの利用残高も含まれるので注意が必要です。
例えば、リボのご利用可能枠が50万円で、まだ支払いの済んでいないリボ払いの利用残高が15万円あるとすると、このクレジットカードでリボ払いを利用できるのは残り35万円となります。
ですので、リボ払いを利用したときには、利用明細やクレジットカード会社のWEBサイトでリボ払いの利用残高を確認するようにしましょう。

しっかりした自己管理でリボ払いを使いこなそう

リボ払いは1回払いや分割払いとは異なるメリットがあります。一方で、うまく利用するには、注意すべきポイントがいくつかあります。
設定されているリボ払いの支払方法や毎月の支払額、利用残高を確認し、使いすぎないよう自己管理を行い、計画的に支払いをすることが大切です。そうすれば、毎月の家計を圧迫することのない便利なリボ払いのメリットを存分に享受できるはずです

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