デポジットとは?海外でクレジットカードが必要な理由や仕組みを解説

海外に行くと、文化や習慣の違いに驚くことが多いものです。中でも、海外旅行初心者にとって戸惑うのが、ホテルに宿泊する際やレンタカーを利用する際に求められる「デポジット」でしょう。
デポジットは、現金よりもクレジットカードを使うほうが便利で安全です。ここでは、デポジットとは何なのか、仕組みや対応方法について詳しく解説します。
デポジットの仕組みを紹介

デポジットとは、「預かり金」や「保証金」のことです。例えば、交通系ICカードを発行する際に、交通費のチャージとは別に500円分をあらかじめ預け入れることがあります。この500円は、ICカードの払い戻しをする際に返却されます。こうした、一時的な預かり金のことをデポジットというのです。
海外では、ホテルのチェックイン時やレンタカーを借りる際にデポジットを求められることが多く、ほかにも、語学留学時の授業料の一部をデポジットとして要求される場合もあります。
一方、旅行代理店で予約する海外旅行パックツアーや国内旅行では、デポジットが不要なことが多いのですが、中には例外もあります。
デポジットは、なぜ必要?
デポジットが求められる理由は、サービスの提供者と利用者間でトラブルが起こった際に、料金の未払いを防ぐためです。
例えば、ホテルの場合なら、宿泊費やルームサービスの利用料金、バーの飲食代を精算しないまま利用者が帰ってしまうといったことです。レンタカー会社の場合なら、返却時刻を過ぎても車が返却されなかったり、利用中の事故によって車に傷や汚れがついたりすることがあります。このような損失に備えるために、あらかじめ料金の一部をデポジットとして預かっておくというわけです。
デポジットに応じないと、サービスを受けられないことがある
デポジットは、国内ではあまりなじみがないものですが、海外ではごく一般的なものです。海外のホテルで、「よくわからないお金は払いたくない」と支払いを拒否してしまうと、サービスを受けられないこともありますから要注意です。国や地域によって習慣が異なりますから、事前に確認しておきましょう。
デポジットは、精算時に戻ってくる
デポジットはあくまでも預かり金ですから、全額が戻ってきます。返金の方法は、全額戻して利用料金は別途支払う、または精算時にデポジット分を差し引いた残りの金額を支払う、または過剰分を返却する場合があります。
なお、チェックアウトの際に渡される精算書でデポジットが戻ってきているか、内容をしっかりチェックしましょう。
デポジットの支払いは、クレジットカードが便利!
デポジットは、現金かクレジットカードのいずれかで支払うことが多いですが、クレジットカードを使うほうが便利なことがあります。ここでは、その理由を詳しく見ていきましょう。
クレジットカードなら、提示するだけの場合がある
デポジットをクレジットカードで支払う場合、カードを提示するだけや券面のコピーをとるだけで済むことがあります。これは、クレジットカードが持ち主の支払い能力の裏付けになることや、海外では身分証明書の代わりとして扱うことが多いからです。
クレジットカードは、カード会社の審査に通らなくては発行されませんので、持っているだけで、身分や支払い能力がある証になります。中でも、審査が厳しいといわれるゴールドやプラチナといったステータスカードを持っているなら、なおさらです。
現金払いにはリスクがある
デポジットの金額は、ホテルやレンタカー会社によって異なり、場合によっては予約した宿泊費全ての支払いを要求される場合もあります。現金払いなら、現地の通貨をたくさん用意しなくてはならず、現地通貨を引き出すための手数料や為替手数料などがかさむことがあるでしょう。
また、デポジットを見越して多くの現金を持ち歩くのは、勝手がわからない海外では不用心ですし、そもそもデポジットが現金払いに対応していない場合もあります。その点、クレジットカードなら現地通貨と引き換える手間がなく、持ち歩きもコンパクトになるので安心です。
近年増えているプリオーソライゼーション方式とは?
近年では、不正や利用できないクレジットカードを見分けるため、「プリオーソライゼーション」という方式をとることが増えています。
プリオーソライゼーションとは、デポジットの支払いの際に、提示されたクレジットカードが不正なものではなく、利用できるかを確かめるため、ホテル側がカード会社に照会し、不正利用の有無やご利用可能枠の残額などをチェックすることです。その際、カードが間違いなく使えるかどうかを確認するために、1泊分の宿泊料金をチャージすることがあります。
ここでは、プリオーソライゼーションを求められた際に、チェックすべきポイントを見ていきましょう。
仮チャージの金額を確認しておこう
プリオーソライゼーションの際に問題なくチャージされたら、その場でキャンセル処理を行うホテルもあれば、チェックアウトの際に残りの金額とあわせて精算するホテルもあります。
いずれにせよ、精算のときに返金されているかチェックできるように、プリオーソライゼーションでチャージされる金額は、その場で確認するようにしましょう。
ホテルやレンタカー会社の精算書は、返金処理が済むまで保管しよう
プリオーソライゼーションでチャージした日とキャンセル処理を行った日が、カード会社の締め日にまたがる場合は、返金されるまでに日数がかかることがあります。ホテルやレンタカー会社から渡される精算書は、カード会社の返金や引き落とし処理が終わるまで、大切に保管しておきましょう。
また、帰国後もクレジットカードの利用明細をチェックして、不明な請求があったらカード会社に連絡を入れるようにしてください。
デポジットの支払いにおすすめのクレジットカードを紹介
海外でのデポジットに備えるなら、どんなクレジットカードを持つべきでしょうか。ここでは、三菱UFJニコスが発行するクレジットカードの中から、おすすめの2枚をご紹介します。
年会費が実質無料で、補償も充実!持ちやすく使いやすい、三菱UFJカード


「三菱UFJカード」は、タッチ決済に対応しており、サインや暗証番号の入力が不要になるため、支払い時の手間が省けます。
また、利用額に応じてポイント還元率がアップする、充実のポイントプログラムが付帯されているため、日常の買い物はもちろん、旅先での買い物にもピッタリです。
学生でも申し込みができる
三菱UFJカードは、18歳以上なら学生(高校生は除く)でも申し込みが可能です。最短翌営業日には発行されるというスピード感も魅力です。
特定のコンビニでは5.5%相当が還元される
セブン-イレブンとローソンで三菱UFJカードを利用すると、基本ポイント0.5%に加え、スペシャルポイントとしてご利用金額の5%相当が還元されるので、コンビニでのお買い物でお得にポイントをためられます。
※1ポイント5円相当の商品に交換の場合
ご入会から3カ月間は最大1.6%相当のポイントが還元される
三菱UFJカードは、ご入会から3カ月間はご利用金額の最大1.6%相当のポイントが還元されます。さらに、ご入会日から2カ月後までに条件を達成すると、最大10,000円相当(グローバルポイント2,000ポイント分)がもらえます。詳細は三菱UFJカードのWEBサイトでご確認ください。
※1ポイント5円相当の商品に交換の場合
1年に一度でもショッピングで利用すれば、年会費はずっと無料!
三菱UFJカードの年会費は、初年度は無料です。2年目以降の年会費は1,375円(税込)ですが、前年に一度でもショッピングでのご利用があれば、2年目以降の年会費も無料になります。
ですから、電気代やガス代といった光熱費のほか、携帯電話の料金などの固定費をカード払いに設定しておけば、年会費はずっと無料のままなのです。
旅行傷害保険は、海外なら最高2000万円まで補償
三菱UFJカードに付帯されている旅行傷害保険は、海外旅行の場合は最高2000万円まで補償されます。こちらは海外旅行時の移動費や宿泊費をクレジットカードで支払った際に適用される利用付帯です。
卒業旅行や夏休みを利用した旅行で、万一ケガをした場合も三菱UFJカードがあれば安心でしょう。
ご利用可能枠が大きくて安心!ステータスカードなら、三菱UFJカード ゴールドプレステージ


海外では、クレジットカードが支払い能力の証明にもなりますので、ランクの高いステータスカードなら信頼度は高まり、ホテルマンの対応が変わることもあるほどです。
そこでおすすめしたいのが、「三菱UFJカード ゴールドプレステージ」です。ゴールドのカラーが引き立つシックなデザインは、ステータスカードにふさわしい落ち着きを演出してくれます。
三菱UFJカード ゴールドプレステージは、国内32カ所の空港ラウンジや海外ではホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港を無料で利用できるほか、厳選されたレストランでの2名様以上のご利用で、1名様分が無料になるなど、ハイクラスなサービスが付帯されています。
三菱UFJニコスが発行する、さらにハイグレードな「三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード」とともに、世界を舞台に活躍するエグゼクティブにふさわしい、数々の特典を利用できるでしょう。


ご利用可能枠が大きいので、旅行時の支払いも安心
プリオーソライゼーション方式の場合、宿泊日数分の料金をチェックイン時にチャージされることがあります。
ご利用可能枠が最大300万円まで設定できる三菱UFJカード ゴールドプレステージなら、「あといくらクレジットカードで利用できるかな?」などと心配する必要もなく、グルメやショッピングに、旅を楽しむことができます。
年間100万円以上のご利用でボーナスポイントがもらえる!
三菱UFJカード ゴールドプレステージで年間100万円以上利用すると、最大11,000円相当のポイントがプレゼントされます。また、1カ月3万円以上のご利用で基本ポイントの20%分が、10万円以上の利用で50%分が加算されるので、使うほどにポイントがお得にためられます。
コンビニ利用では5.5%相当分のポイントが還元される
セブン-イレブンとローソンで三菱UFJカード ゴールドプレステージを利用すると、基本ポイント0.5%に加え、スペシャルポイントとしてご利用金額の5%相当が還元されるので、コンビニでのお買い物でお得にポイントをためられます。
※1ポイント5円相当の商品に交換の場合
旅行傷害保険も充実
ステータスカードのメリットは、旅行傷害保険の手厚い補償です。三菱UFJカード ゴールドプレステージは、国内・海外ともに最高5,000万円まで補償されます。国内旅行傷害保険は、交通費やホテル代といった費用をクレジットカードで支払ったときに適用される利用付帯、海外旅行傷害保険はクレジットカードを持っているだけで自動的に適用される自動付帯です。
さらに、ショッピング保険の補償は300万円までですので、旅行に大きな安心感をプラスしてくれます。
WEBサイトからの入会で初年度の年会費が無料
一般的にゴールドカードは、補償が手厚い分、年会費は1万円以上がかかることが多くあります。三菱UFJカード ゴールドプレステージの年会費は11,000円(税込)ですが、WEBサイトからお申し込みいただくと、初年度の年会費が無料になります。
無理のない金額からスタートできるため、初めてゴールドカードを持つ人にもおすすめでしょう。
海外旅行やお出かけの際にはクレジットカードがあると便利!
日本ではあまりなじみのないデポジットですが、海外では一般的なものです。ホテルへの宿泊やレンタカーの利用では、要求されるものだと思っておくことをおすすめします。そのようなシーンでスマートに対応するには、海外でも利用できるクレジットカードが不可欠です。
ご利用可能枠が大きく、旅行傷害保険の補償も手厚いクレジットカードならば、旅をさらに楽しく、充実したものにしてくれることでしょう。
おすすめのクレジットカード
カード名 | 日常にうれしいを、 将来まで安心を。 |
オンも、オフも、 いつでも変わらない輝きを。 |
日常から特別な時まで、 最高クラスのおもてなしを。 |
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三菱UFJカード | 三菱UFJカード ゴールドプレステージ |
三菱UFJカード プラチナ・アメリカン・ エキスプレス®・カード |
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年会費 | 初年度 | 無料 | 無料 (オンライン入会限定) |
22,000円(税込) |
次年度以降 |
年1回の利用で翌年も無料 |
11,000円(税込) |
22,000円(税込) |
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特長 |
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最短発行期間 | 最短翌営業日 | 最短翌営業日 | 最短3営業日 |
※1ポイント5円相当の商品に交換の場合
カード種類・国際ブランドを選択のうえ、
お申し込みフォームへ進んでください。
カード種類
※カードお申し込み時点で、内定者の方は「学生」をご選択のうえお申し込みください。
国際ブランド
国際ブランド
- デポジットとは?
- デポジットは、海外のホテルのチェックイン時やレンタカーを借りる際に求められる、一時的な預かり金や保証金のことです。デポジットで支払った金額は精算時に全額戻ります。
詳しくは「デポジットの仕組みを紹介」をご確認ください。 - デポジットの支払いは、現金とクレジットカード、どちらが良い?
- デポジットの支払いは、クレジットカードのほうが便利で安心です。現金の場合、現地の通貨で用意する必要があるため、引き出し手数料や為替手数料がかさみます。また、慣れない土地で、多額の現金を持ち歩くのは不用心です。クレジットカードなら、ホテルによっては、カードの提示や券面のコピーをとるだけでデポジットが完了することもあります。
詳しくは「デポジットの支払いは、クレジットカードが便利!」をご確認ください。 - デポジットの支払いについての注意点は?
- クレジットカードが利用できるかを確認する「プリオーソライゼーション」では、デポジットとして、宿泊費を事前にチャージすることがあります。デポジットの金額が大きくなると、クレジットカードのご利用可能枠が少なくなりますので注意が必要です。
デポジットは返金されるものですので、ちゃんと返金されているかはカード会社の利用明細で確認しましょう。また、利用額の引き落としが済むまで、ホテルやレンタカー会社の精算書は大切に保管しておくことをおすすめします。
詳しくは「近年増えているプリオーソライゼーション方式とは?」をご確認ください。