クレジットカードのオプションで付帯できる個人賠償責任保険とは?

個人賠償責任保険は、日常に起こりうるさまざまなトラブルの損害を補償する保険です。クレジットカードを持っている人なら、この個人賠償責任保険をオプションでつけることができます。
ここでは、クレジットカードの個人賠償責任保険はどんなときに適用されるのか、補償内容や選ぶ際の注意点のほか、おすすめのプランについてもご紹介しましょう。
個人賠償責任保険とは?加入が必要な理由も紹介
個人賠償責任保険とは、日常生活で他人にケガをさせたり、物を壊したりした場合に、損害賠償費用を補償する保険のことです。
例えば、友人から借りたカメラを壊してしまったり、飼い犬が通行人を噛んでケガをさせてしまったりした場合には、賠償責任を負うことになり、相手に与えた損害を弁償しなくてはなりません。その弁償費用を補償するのが、個人賠償責任保険なのです。
賠償責任が発生するトラブルは身近にある
国内では、公道を走る車やバイクの所有者には、事故を起こした際に被害者への損害を補償する「自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)」への加入が義務づけられています。ですが、車やバイクの事故以外でも、日常生活において賠償責任が発生する場面は多くあるのです。
例えば、日常生活で起こりうる賠償責任を負う状況には、下記のようなことが考えられます。

<日常生活で起こりうる賠償責任の例>
- 自転車で走行中、他人にぶつかってケガを負わせた
- お店の商品を誤って壊してしまった
- 飼い犬が他人に噛みつき、ケガを負わせた
- 友人に借りたパーティードレスを不注意で破いてしまった
上記で挙げたように、日常生活の中には、賠償責任を負う可能性は意外とあるものです。また、被害の大きさによっては、賠償額が高額になることもあります。こうした万一の際に備えておくことは大切といえるでしょう。
クレジットカードの旅行傷害保険は、旅行中しか適用されない
クレジットカードには、旅行傷害保険が付帯されています。旅行傷害保険は、旅先で他人にケガをさせてしまったり、ホテルの備品を壊してしまったりといった場合に補償されるものです。
しかし、旅行傷害保険は旅行中のトラブルを補償するものであって、日常生活で発生した賠償責任は補償の対象外となります。そのため、日常生活でのトラブルについて補償をつけたい場合は別途、個人賠償責任保険に加入する必要があるのです。
三菱UFJニコスのクレジットカード会員がつけられる「ハンディー保険」を紹介
カード会社では、損害保険会社と提携して、カード会員向けに個人賠償責任保険を用意しています。
ここでは、三菱UFJニコスの「ハンディー保険」の特長や補償プランなどについて見ていきましょう。
ハンディー保険の特長
三菱UFJニコスのハンディー保険は、日常生活におけるまさかのアクシデントに備えられる保険です。クレジットカードに最初から付帯されている保険とは異なり、保険料は別途かかりますが、月々数百円からという家計に負担をかけない金額となっています。保険料は、三菱UFJニコスのクレジットカードでの支払いとなるため、毎月の支払いにかかる面倒な手続きが不要で、カードのポイントもためることが可能です。
申込手続きは、ネットから24時間365日いつでも行うことができ、申し込んだ翌日から補償が開始されるというスピーディーさもうれしいポイントでしょう。
なお、月々支払っていく保険料は、補償内容と保険金額によって異なりますのでご注意ください。
ハンディー保険に加入できる条件や期間は?
ハンディー保険に加入できる条件や保険期間には決まりがあります。それぞれの決まりは下記のとおりです。
<ハンディー保険に加入できる条件>
補償開始日において、満18~69歳までの三菱UFJニコスのカード会員である、または家族会員であること(一部対象外のカードがあります)
<ハンディー保険の保険期間>
申込手続きが完了した日の翌日より補償開始
※カード会員または、ハンディー保険の損害保険会社である損保ジャパンのいずれからもお申し出(通知)がないかぎり、被保険者の年齢が保険期間の末日において満75歳となるまで自動継続されます。
ハンディー保険の補償プラン
ハンディー保険では、6つのプランごとに補償内容が異なります。なお、プランによっては、個人型や夫婦型のほか、家族型といった補償対象を選択できますから、より自分のライフスタイルに合った補償内容を選ぶことが可能です。
幅広い補償範囲が魅力の「日常生活賠償プラン」
日常生活賠償プランは、友人から借りた物を壊してしまったり、飼い犬が他人に噛みついてケガを負わせたりといった日常生活で起こりうる、さまざまな賠償責任を補償します。
個人賠償責任は、最大1億円まで補償されるので万一の際にも安心です。また、死亡・後遺障害保険の保険金額によって、保険料は月々210円から360円までの3段階から選べます。
持ち物の損害に特化した「携行品プラン」
携行品プランは、偶発的な事故によって大切な持ち物が壊れてしまったり、盗難に遭ったりした場合の損害を補償します。ポイントは、破損した携行品の評価額ではなく、再度調達した場合の価格を基準に補償してくれること。例えば、購入後数年経過してしまったカメラを破損した場合でも、「あらためて購入する場合に必要になる金額」を基準として補償してくれます。ただし、保険の対象外となる持ち物もあります。
ゴルフプレー中のまさかに備える「ゴルファープラン」
ゴルファープランは、ゴルフプレー中に、ゴルフボールを他人にあててケガを負わせたり、転んでケガをしたときの治療費だったり、ゴルフクラブを壊してしまったりといった場合の損害を補償します。また、ホールインワン達成時のパーティーや記念品の費用も補償の対象です。ゴルフをたしなむ人なら、魅力的なプランでしょう。
身近な危険に備えるなら「自転車プラン」
自転車プランは、自転車に乗っていて、他人にケガを負わせてしまった場合や自分がケガをしたときの治療費など、自転車事故による損害を補償します。補償対象を個人型、夫婦型、家族型から選ぶことができ、家族の万一の際にも備えられるのは、うれしいポイントでしょう。
天災によるケガを補償する「ケガプラン」
ケガプランは、駅の階段から転げ落ちたり、クラゲや害虫に刺されたりするなど、主に日常生活の中で偶発的にこうむったケガを補償します。また、地震や火山の噴火、それに伴う津波といった天災によってケガをした場合も補償の対象となりますので、心強いプランといえるでしょう。
イベント直前のキャンセルの損害を補償する「キャンセル費用バックアッププラン」
キャンセル費用バックアッププランは、海外旅行やコンサートといったイベントに出かける予定を、入院のためにキャンセルしなくてはならなくなったときのキャンセル費用を補償します。被保険者本人以外にも配偶者や1親等以内の親族の死亡・入院によってキャンセルしたときにも補償されます。
保険に加入する際の注意点
個人賠償責任保険は、火災保険や自動車保険といった保険でもカバーしているものもあります。現在加入している保険で補償対象になっている場合は、重複加入とならないように契約内容をしっかり確認してから、加入することをおすすめします。
また、賠償責任を負った場合、被害者とどのように解決するのかといった示談交渉を行わなくてはなりません。保険会社が代わりに示談交渉を行ってくれるかどうかもチェックポイントのひとつです。
そのほかにも、保険に加入する際の注意点としては、十分な補償が受けられるかどうかも大切なポイントとなります。自分にとって必要な補償が得られるか、契約内容や保険金額を検討してから加入するようにしましょう。
ハンディー保険をセットできる、おすすめのクレジットカードは?


上記でご紹介した、ハンディー保険を付帯できるおすすめのクレジットカードは、「三菱UFJカード」です。
三菱UFJカードは、18歳以上の学生(高校生は除く)でも申し込みができます。初年度の年会費は無料で、1年のうちに一度でもショッピングのご利用があれば、翌年の年会費も無料になるのです。ですから、三菱UFJカードにハンディー保険をオプションでつけておけば、月々の保険料がカード払いになるため、ずっと年会費は無料のまま利用することができます。
ほかにも、三菱UFJカードには下記のような特長があります。
タッチ決済対応!不正利用による被害を全額補償
三菱UFJカードは、タッチ決済に対応しており、サインや暗証番号の入力が不要になるため、お支払いにかかる時間や手間を減らせます。また、会員番号や有効期限といったカード情報が裏面に記載されているため、盗み見などのリスクを減らすことができ、セキュリティ面でも安心です。
また、三菱UFJカードでは、24時間365日利用状況をチェックしています。クレジットカードが不正に利用され、心当たりのない請求が来た場合でも、三菱UFJカードなら不正利用による被害を全額補償してくれるので安心です。
特定のコンビニでは5.5%相当が還元される
セブン-イレブンとローソンで三菱UFJカードを利用すると、基本ポイント0.5%に加え、スペシャルポイントとしてご利用金額の5%相当が還元されるので、コンビニでのお買い物でお得にポイントをためられます。
※1ポイント5円相当の商品に交換の場合
ご入会から3カ月間は最大1.6%相当のポイントが還元される
三菱UFJカードは、ご入会から3カ月間はご利用金額の最大1.6%相当のポイントが還元されます。さらに、ご入会日から2カ月後までに条件を達成すると、最大10,000円相当(グローバルポイント2,000ポイント分)がもらえます。詳細は三菱UFJカードのWEBサイトでご確認ください。
また、いつものネットショッピングの際にPOINT名人.comを経由してお買い物いただくと、カードの基本ポイントに加えてボーナスポイントがもらえますので、日々のお買い物で賢くポイントがためられるでしょう。
※1ポイント5円相当の商品に交換の場合
クレジットカード会員がつけられる個人賠償責任保険で万一の際に備えよう
自転車で他人にケガをさせてしまったり、店舗の商品を壊してしまったりと、日常生活の中で賠償責任を負うことは、誰しも起こりうることです。不慮のアクシデントだとしても、被害者のケガの程度によっては賠償費用が数百万円や数千万円という高額になることもあります。こうした損害費用を補償する個人賠償責任保険は、クレジットカード会員なら家計に負担をかけない保険料で、オプションとしてつけられるのが魅力です。
万一の際にも、変わらない日常生活が送れるよう、あらかじめ備えておくことが大切です。この機会に、クレジットカードのオプションの保険をチェックしてみてはいかがでしょうか。
おすすめのクレジットカード
カード名 | 日常にうれしいを、 将来まで安心を。 |
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三菱UFJカード | 三菱UFJカード ゴールドプレステージ |
三菱UFJカード プラチナ・アメリカン・ エキスプレス®・カード |
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年会費 | 初年度 | 無料 | 無料 (オンライン入会限定) |
22,000円(税込) |
次年度以降 |
年1回の利用で翌年も無料 |
11,000円(税込) |
22,000円(税込) |
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特長 |
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最短発行期間 | 最短翌営業日 | 最短翌営業日 | 最短3営業日 |
※1ポイント5円相当の商品に交換の場合
カード種類・国際ブランドを選択のうえ、
お申し込みフォームへ進んでください。
カード種類
※カードお申し込み時点で、内定者の方は「学生」をご選択のうえお申し込みください。
国際ブランド
国際ブランド
- 個人賠償責任保険とは?
- 個人賠償責任保険は、他人の持ち物を壊してしまったり、他人にケガを負わせたりした場合の損害を補償する保険です。例えば、「友人から借りたカメラを壊してしまった」「飼い犬が通行人を噛んでケガをさせてしまった」という場合は賠償責任を負うことになり、相手に与えた損害を弁償しなくてはなりません。その弁償費用を補償するのが、個人賠償責任保険なのです。
詳しくは「個人賠償責任保険とは?加入が必要な理由も紹介」をご確認ください。 - クレジットカードにつけられる個人賠償責任保険とは?
- カード会社では、損害保険会社と提携した保険をクレジットカード会員向けに用意しており、クレジットカードで保険料を支払うことで、オプションとして個人賠償責任保険をつけることができます。
例えば、三菱UFJニコスが発行するクレジットカードをお持ちの場合、「ハンディー保険」をつけることができます。ハンディー保険は、日常生活でのトラブルによって発生した損害を補償する保険です。家計に負担をかけない保険料で、日常生活賠償プランや自転車プランのほか、ゴルファープランなど、幅広いプランの中から選ぶことができます。
詳しくは「クレジットカード会員がつけられる、おすすめの個人賠償責任保険」をご確認ください。 - 個人賠償責任保険へ加入の際の注意点は?
- 個人賠償責任保険へ加入する際には、現在加入している火災保険や自動車保険の契約内容と重複していないかを確認しましょう。また、保険会社が代わりに示談交渉を行ってくれるかどうかや十分な補償が受けられる契約内容になっているかも大切なポイントです。
商品ごとの説明や保険約款などをしっかり確認し、内容を理解してから契約することをおすすめします。
詳しくは「保険に加入する際の注意点」をご確認ください。
このご案内は傷害総合保険・団体総合保険の概要を説明したものです。詳しい内容につきましては、取扱代理店または損保ジャパンまでお問い合わせください。
取扱代理店:エスティ保険サービス株式会社
東京都新宿区西新宿一丁目6番1号新宿エルタワー
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引受保険会社:損害保険ジャパン株式会社
SJ23-00446(2023年4月13日)