初めてのクレジットカード
2020年3月11日 
(更新:2021年7月1日)

クレジットカードの発行会社どう違う?ブランドと系統の仕組みを比較

クレジットカードには「系統」があることをご存じでしょうか。機能やサービスに直接大きく影響するものではありませんが、系統ごとの特長というものは、クレジットカードの細かなサービスにも表れてきます。
今回は、クレジットカードの主な系統とぞれぞれの特長について、ご紹介しましょう。

クレジットカードには複数の会社が関わっている

クレジットカードを発行するカード会社は、それぞれ歴史も違えば特長も違います。
ここでは、そうしたカード会社の特長についてご紹介していきますが、カード会社に対する誤解が少なからずあるようなので、まずはそこからご説明していきましょう。

発行元、提携先、ブランドの違い

「私は◯◯のクレジットカードを使っています」
何の変哲もないセリフですが、実はこの「◯◯」という部分で、多くの人が「発行元」「提携先」「ブランド」を混同しています。しかし、これら3つは、それぞれ違う役割を持つ会社なのです。

・発行元
発行元とは、文字どおりクレジットカードを発行する会社で「イシュア」とも呼ばれています。日本では三菱UFJニコス、イオン、楽天などがこれにあたります。「カード会社」といえば、一般的にはこの発行元を指します。

・提携先
提携先とは、カード会社と提携して独自のサービスを提供している会社です。マイレージカードにおけるJAL(日本航空)などの航空会社が代表的です。

・ブランド
ブランドとは、クレジットカードの決済機能を引き受けている会社です。国際的なカードブランドとしてVISA、Mastercard®、アメリカン・エキスプレス®、JCB、Dinersがあり、近年では中国の銀聯を加えて「6大国際ブランド」と呼ばれています。

プロパーカードと提携カードの違いとは?

クレジットカードの話の中で、「プロパーカード」「提携カード」という言葉がしばしば登場します。これについても簡単に説明しておきましょう。

・プロパーカード
プロパーカードとは、カード会社が自社のブランドで発行するクレジットカードです。三菱UFJニコスでいえば「三菱UFJカード」「DCカード」「NICOSカード」がプロパーカードにあたります。

・提携カード
他業種企業と提携して、独自のサービスを付帯したのが提携カードです。先程挙げたマイレージカードのほか、ガソリンスタンドや自動車メーカー、スーパーマーケットなど、多様な企業と提携して、それぞれ特長的な特典や優待サービスを設定しています。

一般的に、プロパーカードはそのカード会社のスタンダードといってよく、総合力に優れた機能やサービスを持っています。提携カードは、提携先企業ならではのお得なサービスが付帯していますから、用途を絞った2枚目のクレジットカードとして検討するのがおすすめです。

日本のクレジットカードの系統は3種類ある

発行元であるカード会社に着目すると、日本のクレジットカードは「流通系」「信販系」「銀行系」の3系統に分類できます。
これら3つのうち、どの系統に属するかということも、クレジットカードを選ぶ際のポイントになります。
ここでは、この3系統のクレジットカードそれぞれの特長をご紹介しましょう。

信頼性とステータスが高い「銀行系カード」

銀行系カードは、メガバンクをはじめ、銀行あるいは銀行のグループ会社が発行するクレジットカードです。
銀行系カードの特長は、第一に「銀行」というブランドが持つ信頼性でしょう。それは単なるイメージだけではなく、強度の高いセキュリティや管理体制などに裏打ちされています。銀行系カードは、一般的に審査が厳しいといわれていますから、ほかの2系統と比較すると信頼性・ステータスの高いクレジットカードといえます。

機能やサービスの面では、発行元である銀行でATM手数料や金利の優遇などを受けられます。メインで使っている銀行と同じ系列のクレジットカードを作れば、より恩恵を受けられるでしょう。

安定感と種類の多さが魅力の「信販系カード」

信販会社は、日本にクレジットカードが登場する以前から、割賦販売を扱ってきました。つまり、クレジット業務にかけては日本におけるパイオニア的存在です。その信販会社が発行するのが信販系カードで、ジャックス、オリコなどが代表格です。
信販会社は歴史が長く、クレジット業務に関する多くのノウハウを持っています。そのため、総合的な安定感があり、クレジットカードの機能や付帯サービスの点でラインナップが豊富なことが特長として挙げられます。
また、いろいろな業界の企業と提携し、特長的なサービスを持つクレジットカードが数多くありますから、自分の生活スタイルに合った一枚を選べることもメリットです。

気軽に持ててお得に使える「流通系カード」

元々、「ツケ払い」「掛け売り」という商習慣があった流通業界では、分割払いをベースにしたクレジットカードの仕組みは受け入れやすかったようです。1960年代には丸井と高島屋が自社で利用できるクレジットカードを導入しています。現在では、イオンカードやセブンカードも流通系の代表といえるでしょう。

流通系カードは自社店舗で使ってもらうことを前提に作られていますので、発行元の店舗で多くの優遇が受けられます。ですから「普段の買い物で、近所のイオンを毎日使っている」という人なら、イオンカードを一枚持っておくと便利ですし、気づかぬうちにポイントをためていくことができるでしょう。
また、流通系カードが対象にしているのは主婦層や若年層が中心ですので、年会費は無料あるいは低額で、審査も比較的通りやすいといわれています。気軽に持てて、お得に使えるというのが流通系クレジットカードの特長といえるでしょう。

タッチ決済対応!年会費もポイント還元率もお得な三菱UFJカード

三菱UFJカード」は、2021年に三菱UFJニコスが発行した最新のクレジットカードです。タッチ決済(VisaまたはMastercard®)に対応しており、サインや暗証番号の入力が不要になるため、お支払いにかかる時間や手間を減らせます。また、会員番号や有効期限といったカード情報が裏面に記載されているため、盗み見などのリスクを減らすことができ、セキュリティ面でも安心です。

年会費が実質無料な上、学生でも持つことができる

三菱UFJカードは、初年度の年会費が無料です。2年目以降の年会費は1,375円(税込)ですが、前年度にショッピングのご利用が1回以上ある場合は、無料となります。
18歳以上なら学生(高校生は除く)でも持つことができますし、年会費が実質無料ですから、初めてのクレジットカードとしてもおすすめです。

ポイント還元率が使うほどアップする

三菱UFJカードのポイントプログラムには、月間のショッピングご利用金額に応じて、当月の獲得ポイントが優遇される、グローバルPLUSというサービスがあります。
たまったポイントは、商品と交換したり、提携航空会社のマイルや他社のポイントに交換したりすることができます。

また、ネットショッピングのポータルサイト、POINT名人.comを経由して三菱UFJカードで買い物をすると、最大で25倍のポイントが加算されます。同ポータルサイトから、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどが利用可能ですので、日々の買い物で賢くポイントがためられるでしょう。

クレジットカードの不正利用による被害を全額補償

三菱UFJカードでは、24時間365日利用状況をチェックしています。クレジットカードが不正に利用され、心当たりのない請求が来た場合でも、三菱UFJカードなら不正利用による被害を全額補償してくれるので安心です。不正利用が疑われる場合は、三菱UFJニコスに連絡して、クレジットカードの利用を停止し、新しいカードを発行してもらうようにしましょう。
なお、クレジットカードの不正利用において、他人にクレジットカードを貸したなど利用者側に重大な落ち度があった場合は、補償の対象外となることがあります。

クレジットカードの種類を理解して、系統から選ぶのもひとつの手

ここでは、クレジットカードの種類と、3つの系統について紹介しました。クレジットカードの系統が違うからといって、機能やサービス内容に極端な差があるわけではありません。カード会社の合併や提携が起きれば、系統の垣根はやがて低くなり、いずれは意識しなくなる日が来るかもしれません。

しかし、現在のところ、系統ごとの違いや特長はやはり残っています。ですから、これからクレジットカードを作るなら、まずはどのようなクレジットカードが欲しいかをイメージして系統を選び、比較・検討しながら絞り込んでいくのもひとつの手です。

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