初めてのクレジットカード
2020年3月11日

クレジットカードの発行会社どう違う?ブランドと系統の仕組みを比較

クレジットカードには「系統」があることをご存じでしょうか。機能やサービスに直接大きく影響するものではありませんが、系統ごとの特徴というものは、クレジットカードの細かなサービスにも表れてきます。
今回は、クレジットカードの主な系統とぞれぞれの特徴について、ご紹介しましょう。

クレジットカードには複数の会社が関わっている

クレジットカードを発行するカード会社は、それぞれ歴史も違えば特徴も違います。
ここでは、そうしたカード会社の特徴についてご紹介していきますが、カード会社に対する誤解が少なからずあるようなので、まずはそこからご説明していきましょう。

発行元、提携先、ブランドの違い

「私は◯◯のクレジットカードを使っています」
何の変哲もないセリフですが、実はこの「◯◯」という部分で、多くの人が「発行元」「提携先」「ブランド」を混同しています。しかし、これら3つは、それぞれ違う役割を持つ会社なのです。

・発行元
発行元とは、文字どおりクレジットカードを発行する会社で「イシュア」とも呼ばれています。日本では三菱UFJニコス、イオン、楽天などがこれにあたります。「カード会社」といえば、一般的にはこの発行元を指します。

・提携先
提携先とは、カード会社と提携して独自のサービスを提供している会社です。マイレージカードにおけるJAL(日本航空)などの航空会社が代表的です。

・ブランド
ブランドとは、クレジットカードの決済機能を引き受けている会社です。国際的なカードブランドとしてVISA、Mastercard®、アメリカン・エキスプレス®、JCB、Dinersがあり、近年では中国の銀聯を加えて「6大国際ブランド」と呼ばれています。

プロパーカードと提携カードの違いとは?

クレジットカードの話の中で、「プロパーカード」「提携カード」という言葉がしばしば登場します。これについても簡単に説明しておきましょう。

・プロパーカード
プロパーカードとは、カード会社が自社のブランドで発行するクレジットカードです。三菱UFJニコスでいえば「MUFGカード」「DCカード」「NICOSカード」がプロパーカードにあたります。

・提携カード
他業種企業と提携して、独自のサービスを付帯したのが提携カードです。先程挙げたマイレージカードのほか、ガソリンスタンドや自動車メーカー、スーパーマーケットなど、多様な企業と提携して、それぞれ特徴的な特典や優待サービスを設定しています。

一般的に、プロパーカードはそのカード会社のスタンダードといってよく、総合力に優れた機能やサービスを持っています。提携カードは、提携先企業ならではのお得なサービスが付帯していますから、用途を絞った2枚目のクレジットカードとして検討するのがおすすめです。

日本のクレジットカードの系統は3種類ある

発行元であるカード会社に着目すると、日本のクレジットカードは「流通系」「信販系」「銀行系」の3系統に分類できます。
これら3つのうち、どの系統に属するかということも、クレジットカードを選ぶ際のポイントになります。
ここでは、この3系統のクレジットカードそれぞれの特徴をご紹介しましょう。

信頼性とステータスが高い「銀行系カード」

銀行系カードは、メガバンクをはじめ、銀行あるいは銀行のグループ会社が発行するクレジットカードです。
銀行系カードの特徴は、第一に「銀行」というブランドが持つ信頼性でしょう。それは単なるイメージだけではなく、強度の高いセキュリティや管理体制などに裏打ちされています。銀行系カードは、一般的に審査が厳しいといわれていますから、ほかの2系統と比較すると信頼性・ステータスの高いクレジットカードといえます。

機能やサービスの面では、発行元である銀行でATM手数料や金利の優遇などを受けられます。メインで使っている銀行と同じ系列のクレジットカードを作れば、より恩恵を受けられるでしょう。

安定感と種類の多さが魅力の「信販系カード」

信販会社は、日本にクレジットカードが登場する以前から、割賦販売を扱ってきました。つまり、クレジット業務にかけては日本におけるパイオニア的存在です。その信販会社が発行するのが信販系カードで、ジャックス、オリコなどが代表格です。
信販会社は歴史が長く、クレジット業務に関する多くのノウハウを持っています。そのため、総合的な安定感があり、クレジットカードの機能や付帯サービスの点でラインナップが豊富なことが特徴として挙げられます。
また、いろいろな業界の企業と提携し、特徴的なサービスを持つクレジットカードが数多くありますから、自分の生活スタイルに合った一枚を選べることもメリットです。

気軽に持ててお得に使える「流通系カード」

元々、「ツケ払い」「掛け売り」という商習慣があった流通業界では、分割払いをベースにしたクレジットカードの仕組みは受け入れやすかったようです。1960年代には丸井と高島屋が自社で利用できるクレジットカードを導入しています。現在では、イオンカードやセブンカードも流通系の代表といえるでしょう。

流通系カードは自社店舗で使ってもらうことを前提に作られていますので、発行元の店舗で多くの優遇が受けられます。ですから「普段の買い物で、近所のイオンを毎日使っている」という人なら、イオンカードを一枚持っておくと便利ですし、気づかぬうちにポイントをためていくことができるでしょう。
また、流通系カードが対象にしているのは主婦層や若年層が中心ですので、年会費は無料あるいは低額で、審査も比較的通りやすいといわれています。気軽に持てて、お得に使えるというのが流通系クレジットカードの特徴といえるでしょう。

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MUFGカード スマート」は、未成年の学生でも持つことができるクレジットカードです。初年度は年会費が無料で、2年目以降も条件を満たせば年会費が無料になります(※)。
(※)以下①~③いずれかの条件
①年会費の請求がある前月末時点で本会員が23歳以下
②前年度1年間のショッピング利用金額が10万円以上
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三菱UFJ銀行のATM手数料が無料

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クレジットカードの種類を理解して、系統から選ぶのもひとつの手

ここでは、クレジットカードの種類と、3つの系統について紹介しました。クレジットカードの系統が違うからといって、機能やサービス内容に極端な差があるわけではありません。カード会社の合併や提携が起きれば、系統の垣根はやがて低くなり、いずれは意識しなくなる日が来るかもしれません。

しかし、現在のところ、系統ごとの違いや特徴はやはり残っています。ですから、これからクレジットカードを作るなら、まずはどのようなクレジットカードが欲しいかをイメージして系統を選び、比較・検討しながら絞り込んでいくのもひとつの手です。

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