ETCカードの作り方は3通り!申し込み方法と選び方を解説
ETCカードの作り方は主に3通りあります。ETCカードはスムーズに高速道路の料金所を通過できるだけでなく、ETCカードによってはポイントがたまってお得になることもあります。ここでは、ETCカードの申し込み方法や作り方、ETCカードの選び方、メリットや注意点を解説します。
ETCカードは高速道路の料金所で止まらず決済できる専用カード
ETCは「Electronic Toll Collection System」の略で、有料道路の料金所における車の一時停止が不要になり、通過がスムーズになることで渋滞を低減するために開発されたシステムです。
「ETCカード」は、ETCを利用して有料道路の料金をクレジットカード払いにできるETC専用のカードです。ETCを利用するには、ETCカードのほかに「ETC車載器」が必要になります。
なお、高速道路の利用料金は、クレジットカード付帯のETCカードの場合はクレジットカード料金と一緒に後日引き落とし、クレジット機能のないETCパーソナルカードの場合は指定口座から後日引き落とされます。
高速道路のETC専用料金所の運用開始
NEXCO東日本やNEXCO中日本、NEXCO西日本などでは、ETC専用料金所の運用も続々開始されており、ドライバーにとって今後ETCカードは必要不可欠なものとなる可能性があります。キャッシュレス化の推進が予想できるため、早めにETCカードを準備しておくことが大切です。
※出典:国土交通省「ETCの利用状況」
ETC2.0とは?高速道路の通行料金の支払いに便利なETCが進化
ETC2.0は、高速道路の通行料金支払いに加え、リアルタイムで渋滞情報を解析し、最適な迂回ルートの提案や、災害発生時に通行可能な道路の案内など、安全・安心な走行を支援する機能を備えています。
さらに、社会実験として、指定されたICで高速道路を一時退出しても、一定時間(基本2時間)以内に戻れば追加料金が発生せず、道の駅などで休憩施設をより気軽に利用することが可能です。(2025年6月時点)ご利用にあたって条件や注意事項などがあるため、詳細はETC総合情報ポータルサイトの「便利なETC2.0」をご確認ください。
ETC2.0を利用するためには対応する車載器が必要ですが、カードは従来のETCカードをそのまま使うことができます。ETCカードをまだ持っていない場合は、ETCパーソナルカードやクレジットカード付帯のETCカードを発行することが必要です。
ETCカードの作り方は3通り
ETCカードにはクレジットカードに付帯するものと、クレジット機能のないETCパーソナルカードがあり、作り方は主に3つの方法があります。
■ETCカードの主な種類
それぞれの方法について見ていきましょう。
ETCカードの作り方
- ETCカードを付帯できるクレジットカードに新規で申し込む
- 所有しているクレジットカードでETCカードを追加発行する
- ETCパーソナルカードに申し込む
ETCカードを付帯できるクレジットカードに新規で申し込む
クレジットカードの中には付帯サービスとして、ETCカードを別途発行できるカードも少なくありません。具体的な手順は下記のとおりです。
クレジットカードと一緒にETCカードを作る手順
- 希望のカード会社で申し込みをする
- ETCカードの同時発行手続きをする
- 審査通過後、クレジットカードとETCカードが送付される
クレジットカードとETCカードの手続きは、インターネット申し込みが手軽で便利です。申し込みの際には氏名、住所、引き落とし口座などの情報を記入します。
クレジットカードの新規申し込みをする際にETCカードを同時に発行するかの選択肢がありますので、忘れずに選択するようにしてください。新しいクレジットカードと一緒にETCカードを申し込む場合は基本的に審査が必要なので、発行までに数日から数週間程度の時間を要するのが一般的です。審査終了後に、登録した住所にカードが届きます。
すでに所有しているクレジットカードでETCカードを追加発行する
ETCカードを追加できるクレジットカードをすでに持っているなら、付帯カードを申し込むのが簡単です。インターネットでの申し込み以外に、郵送で手続きできることもあります。
すでに所持しているクレジットカードにETCカードを追加発行する手順
- すでに持っているクレジットカードのマイページなどから「付帯カード」もしくは「追加カード」として申し込む
- ETCカードが発行される
- ETCカードが送付される
ETCカードを追加発行する場合は、基本的に新規のクレジットカードと一緒に発行するよりも時間はかかりません。ただし、カード会社によっては審査があり、時間がかかることもあります。また、注意点として、クレジットカードの年会費は無料でも、ETCカードには年会費や発行手数料がかかるケースがあります。ETCカードの発行手数料とともに年会費も調べておきましょう。申し込みが完了したら、登録住所にETCカードが届きます。
ETCパーソナルカードに申し込む
ETCパーソナルカードは、クレジットカードがない方でもデポジット(保証金)を預託することで使えるETCカードです。デポジットの額は、ETCパーソナルカードの申し込み時に申告する有料道路の平均利用月額の4倍で、2025年6月時点でのデポジットの最低額は3,000円になります。
デポジットを預託するため、クレジットカードの審査なしで発行できますが、カード1枚あたり1,257円(税込)の年会費が必要です。(2025年6月時点)なお、未成年は親権者の同意が必要ですが、16歳以上であれば発行できます。
ETCパーソナルカードを作るには、ETCパーソナルカード事務局に「ETCパーソナルカード利用申込書」を提出します。ETCパーソナルカード利用申込書は「ETCパーソナルカードWebサービス」、またはサービスエリアなどで入手しましょう。
ETCパーソナルカードの作り方と申し込みに必要な主なものは以下のとおりです。
ETCパーソナルカードの作り方
- ETCパーソナルカード利用申込書を入手する
- ETCパーソナルカード利用申込書を記入して郵送する
- デポジット振込依頼書が送られてくる
- 郵便局取扱窓口やコンビニからデポジットを振り込む
- ETCパーソナルカードが送付される
ETCパーソナルカード申し込みに必要な主なもの
- ETCパーソナルカード利用申込書(WEBサイトからプリントアウトも可)
- 支払口座情報
- 金融機関のお届け印
なお、ETC利用料金は翌月、指定口座から引き落としになります。そのため申し込み時には口座情報および捺印が必要です。
ETCカードの選び方
クレジットカード会社が発行するETCカードを作る際には、年会費や特典などに注目すると、よりお得に利用できます。
年会費が無料のものにする
ETCカードには、無条件で年会費無料のもの、「ETCカードを年に1回以上利用する」といった条件を満たすことで年会費が無料になるもののほか、年会費がかかるもの、年会費の代わりに発行手数料がかかるものもあります。自動車の利用頻度が少ない人は、無条件で年会費が無料のETCカードを選ぶのがおすすめです。
ETCカードの特典に注目する
ETCカードには、ガソリン代が割引される、ETCカードの利用で紐付いているクレジットカードのポイントが2倍になるなど、さまざまな特典が用意されています。
「有料道路を利用する機会が多い」「クレジットカードのポイントをためている」など、自身のライフスタイルにあわせてお得なETCカードを選んでください。
発行されるまでの期間を見る
ETCカードを使う予定があるため、なるべく早く手元に欲しいという場合は、ETCカードが発行されるまでの期間に注目してみましょう。
新しいクレジットカードと同時発行する場合の発行期間は数日から数週間ほどです。すでに所有しているクレジットカードでETCカードを追加発行する場合は、カード会社によって発行されるまでの期間が異なります。
なお、クレジット機能のないETCパーソナルカードの場合は申し込んでから、手元に届くまでに1カ月程度です。
クレジットカードの特典に注目する
ETCカードはクレジットカードの付帯カードであるため、通行料金に応じてクレジットカードのポイントをためることができます。中には、三菱UFJカード VIASO(ビアソ)カードのようにETCカードの利用でポイントが優遇されるクレジットカードもあります。クレジットカードとETCカードを同時発行する人は、クレジットカードのポイント還元率に着目して選ぶといいでしょう。
カードによって提携店舗が違うため、よく利用するショップが提携先に登録されているとポイントがたまりやすいでしょう。
ETCカードのメリット
ETCカードは、料金所で自動車を停車することなく有料道路に出入りできる点などメリットがいくつかあります。ETCカードのメリットを見ていきましょう。
ETCカードの主なメリット
- 有料道路の料金所を止まらず通過できる
- レンタカーでも使える
- クレジットカードのポイントをためられる
- ETCマイレージサービスでポイントをためられる
- ETC専用のインターチェンジ「スマートIC」が利用できる
- 新たなキャッシュレス決済「ETCX」が利用できる
有料道路の料金所を止まらず通過できる
ETCカードを使えば、料金所で専用のゲートを通るときに無線通信で精算できます。約20km/h以下で走行しながら自動で支払いができるため、料金所で停車する必要がありません。
現金を用意しなくてもいいことに加えて、渋滞しがちな料金所をスムーズに通過できます。
レンタカーでも使える
ETCは、自動車にETC車載器がセットされていれば、ETCカードを挿し込むだけで利用できます。マイカーはもちろん、レンタカーでもETCを利用できるので、旅先でレンタカーを借りる際にも便利です。
クレジットカードのポイントをためられる
カード会社が発行するETCカードなら、有料道路の利用料金はクレジットカード払いとなるため、高速道路で利用した料金分もクレジットカードのポイント付与対象となり、ポイントとして還元されます。高速道路に乗る機会が多い人ほど、ポイントがたまってお得に利用できます。
ETCマイレージサービスでポイントをためられる
「ETCマイレージサービス」を事前に登録しておけば、ETCカードでの通行料金の支払額に応じてポイントをためることができます。たまったポイントは、対象となる有料道路の通行料金に充当することが可能です。
ETCマイレージサービスのポイントの付与は走行した翌月20日で、ポイントの付き方は道路事業者によって異なり、10円につき1ポイントや100円につき1ポイントなどがもらえます。
たまったポイントは、道路事業者によって異なる交換単位に応じて還元額を交換できます。その多くは5~10%の還元率で、クレジットカードのポイントとは別に、この還元を受けられるのはメリットといえるでしょう。(2025年6月時点)
※参考:ETCマイレージサービス「1.サービスの概要」「1.サービスの概要:還元額への交換」
ETC専用のインターチェンジ「スマートIC」が利用できる
ETC専用のインターチェンジ「スマートIC」を利用できることもETCカードのメリットです。スマートICは、高速道路の本線やサービスエリアなどから乗り降りできるインターチェンジで、ETCカードがないと利用できません。
なお、スマートICでは、ゲートの前で一旦停止した後に通信のやりとりがあるため、バーが開くのに時間がかかるので注意してください。(2025年6月時点)
新たなキャッシュレス決済「ETCX」が利用できる
ETCカードがあれば、ETCX(イーティーシーエックス)の登録をするだけで利用できることもメリットに挙げられます。ETCXは、高速道路以外の施設などでも、自動車に乗ったままETCカードで支払いができるキャッシュレス決済の仕組みです。新たなサービスとして、商業施設や遊園地などの駐車場、ドライブスルー、ガソリンスタンドなどで徐々に開始されています。
ETCXは登録料や年会費は無料ですが、利用するには、ETCXの公式サイトでの会員登録が必要です。(2025年6月時点)
各種割引サービスがある
ETCカードを対象エリア内の有料道路で利用すれば、各種割引サービスを受けることができます。ETCカード利用者向けの割引サービスにはさまざまなものがありますが、主要な割引サービスには以下のような「休日割引」「平日朝夕割引」「深夜割引」などがあります。(2025年6月時点)
なお、割引が適用される高速道路は限定されますので注意してください。
■ ETCカードの割引サービスの例
| 割引サービス | 割引内容 |
|---|---|
| 休日割引 | 普通または軽自動車に該当する車両の場合、土曜日・日曜日・祝日の地方部の通行料金が基本的に30%割引になるが、対象外の道路もある。 3連休、年末年始(12月31日~1月3日)、ゴールデンウィーク、シルバーウィーク、お盆期間中は休日割引が適用されない。 |
| 平日朝夕割引 | ETCマイレージサービスの登録者限定で、指定された平日(祝日を除く月曜日から金曜日)の朝6~9時と夕方17~20時に地方部の有料道路を利用すると、利用回数に応じて料金の一部が還元される。 還元率は約30~50%で、1カ月の走行回数に応じて還元率が変動する。 |
| 深夜割引 | 曜日を問わず、午前0~4時の通行料金が割引になる。 割引率は30%で、走行距離や回数の制限はなし。 |
※2025年6月時点
ETCカードの申し込みからETCを利用するまでの流れ
ETCカードを持つにはいくつか方法がありますが、申し込みの手順に大きな違いはありません。続いては、実際にETCカードの利用を始めるまでの手順と使い方を確認していきましょう。
1. ETCカードに申し込む
クレジットカード付帯のETCカードの場合は新規で申し込むか、ETCカードだけ追加で発行します。また、クレジットカードが不要の場合、ETCパーソナルカードは「ETCパーソナルWebサービス」から申し込みできます。
2. ETC車載器を設置する
ETC車載器を購入して設置します。ETC車載器はカーディーラーや、カー用品店・自動車整備工場などで購入可能です。基本機能のみでシンプルな数千円のものや、カーナビやスマートフォンと連携して多くの情報を確認できる数万円のものなど、さまざまな製品があります。自分のニーズにあったETC車載器を選びましょう。
ETC車載器の取り付けは、取扱説明書にもとづいて自分で行うことも可能ですが、自信がない人は車載器を購入した店舗などに依頼するのがおすすめです。
3. セットアップを行う
セットアップとは、車両情報などを暗号化してETC車載器に書き込む作業のことです。セットアップを行うことでETCシステムを利用した際に、正しい通行料金が算出されるようになります。
ETC車載器を取り付けたとしてもセットアップが済んでいなければ料金所のバーは開かないため、セットアップは必ずしなければなりません。セットアップは自分で行うことはできないので、セットアップに対応している業者に依頼しましょう。
ETCセットアップを取り扱っているディーラーやカー用品店で車載器を購入し、取り付けまで依頼すれば同日中に完了します。対応業者の混雑具合などによりますが、取り付けやセットアップの所要時間は一般的に2時間程度です。
お住まいのエリアのセットアップ店の検索はこちら
セットアップ店検索
4. ETC車載器にETCカードを挿入してレーンを通過する
セットアップが終わったETC車載器にETCカードを挿入すれば、ETCを利用できるようになります。有料道路の利用料金は、ETCカードに紐付けられたクレジットカードから引き落とされます。ETCパーソナルカードであれば、紐づけされている銀行口座から引き落とされます。
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クレジットカードに紐づいたETCカードを利用すれば、有料道路などの利用料金がクレジットカードのポイントにつながるためお得です。三菱UFJニコスの「三菱UFJカード VIASOカード」であれば、追加発行のETCカードを利用すると、クレジットカードのポイントが2倍になります。
ETCカードを利用する際の注意点
ETCカードの使い方自体はそれほど難しいものではありませんが、誤った使い方をすると交通事故や盗難などのトラブルに繋がる恐れもあります。安全に利用するために注意すべきポイントを見ていきましょう。
ETCカードをきちんと挿し込む
運転を始める前に、ETCカードをETC車載器にしっかりと挿し込み、正しくカードが認識されているかどうか、車載器のランプの色や音声で確認しておきましょう。ETCカードの前後や表裏を間違えると、正常に動作しません。また、ETCカードを挿入してから動作確認されるまで、数秒かかることがあります。
ETCカードを車内に放置しない
ETCカードは、一般のお買い物に使うことはできませんが、盗難によって他人に使われる可能性はあります。防犯上、車を降りる際には必ず抜き取り、携行するようにしてください。
また、夏季の屋外駐車場、それも日のあたる場所では、車内はかなりの高温になります。ETC車載器に挿したまま、あるいは車内に放置したままにすると、熱による変形などでETCカードが使用できなくなる場合があります。
トラブルを防ぐためにも、「駐車したらETCカードを抜く」「発車する前にETCカードを挿す」を習慣にしましょう。
ETCカードの有効期限を確認する
ETCカードには有効期限があり、期日を過ぎると利用できなくなります。ETC搭載器は有効期限切れのETCカードを挿しても認証されますが、ETCレーンの開閉バーは開きません。
重大事故を招かないためにも、ETCカードの有効期限には注意しましょう。ETCカードの有効期限は、クレジットカードと同じように月/年で記載されています。例えば、「07/26」と記載があれば、2026年の7月で有効期限が切れることを示しています。基本的に手続きをしなくても期限の1カ月程前に新しいETCカードが届きます。新しいETCカードが届いたら、なるべく早く新しいETCカードに切り替えることが大切です。
なお、ETCマイレージサービスを利用している場合には、ETCカードの番号が変わったら、登録している情報を更新する必要があります。ETCマイレージサービスのWEBサイトで簡単に手続きを行えますから、ETCカードの切り替えと同時に確認しておきましょう。
ETCカードは貸し借りをしてはいけない
ETCカードを他者に貸すことは、利用規約に反します。万が一他者に貸した場合、高速道路の利用料金が請求されるのは契約者本人になり、自身が使った料金ではなくても、支払わなければなりません。家族間の貸し借りも原則規約違反とされているので、必ず本人名義のものを使うようにしましょう。
ETC専用レーンを追加するときは時速20km以下に減速する
有料道路を走行する際、時速20kmを超えて通過しようとすると、ETCカードや車載器の通信にエラーが発生しやすくなります。エラーが発生すると料金所のゲートが開かず、事故の原因となる恐れがあります。
これは、ETCカードの挿し忘れなど、何か問題があった場合、ETCレーンに設置している電光表示板に「STOP停車」と表示されますが、そのときにドライバーが表示を認識し、開閉バーの手前で停止できる速度として時速20kmと設定されています。
ETCカードで快適なドライブを楽しもう
ETCカードには、クレジットカードの付帯サービスで追加発行できるETCカードと、ETCパーソナルカードの2種類があります。ETCカードがあれば混雑しがちな料金所でも、スムーズかつスピーディーに通過できるほか、割引やポイントなど多くのメリットがあります。
ETCカードにもさまざまな種類がありますので、用意されたサービス内容や特典を確認のうえ、自分にあった一枚を選んでください。
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2025年6月時点の情報に基づき作成しております。
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記事内容については執筆時点から情報が改定される場合があります。最新情報は公的機関のWEBサイトや公式サイトなどをあわせてご確認ください。
おすすめのクレジットカード
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年会費 |
初年度 | 永年無料 | 無料 (オンライン入会限定) |
22,000円(税込) |
| 次年度以降 | 永年無料 |
11,000円(税込) |
22,000円(税込) |
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| 特長 |
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| 最短発行期間 | 最短翌営業日 | 最短翌営業日 | 最短3営業日 | |
対象店舗によってはアメリカン・エキスプレス®のカードは優遇対象外となります。
還元率は、1ポイント5円相当の商品に交換した場合のレートです。1ポイントの交換比率は交換商品により異なります(キャッシュバックへの交換の場合、1ポイントは4円となります)。
最大20%ポイント還元にはご利用金額の上限など各種条件・ご留意事項がございます。くわしくはこちら。
- ETCカードのメリットとは?
- ETCカードには、有料道路をキャッシュレスでスムーズに使える、ETCマイレージサービスでポイントをためることができる、レンタカーでも使える、有料道路で各種割引サービスを受けられるなどのメリットがあります。
詳しくは「ETCカードのメリットとは?」をご確認ください。 - ETCカードの種類は?
- ETCカードには、カード会社が発行するETC専用カードと、高速道路会社が発行するETCパーソナルカードの2種類があります。申し込み方法もそれぞれ異なります。
詳しくは「ETCカードの作り方は3通り」をご確認ください。 - ETCカードの作り方は?
- ETCカードを作るには、希望のカード会社でクレジットカードの申し込みを行い、その際にETCカードの同時発行をするか、すでに所有しているクレジットカードに追加発行の申し込みを行います。
また、ETCパーソナルカードを作るには、ETCパーソナルカード事務局に「ETCパーソナルカード利用申込書」を提出します。
詳しくは「ETCカードの作り方は3通り」をご確認ください。 - カード会社が発行するETCカードの選び方のポイントは?
- カード会社が発行するETCカードを選ぶ際には、ETCカードの年会費や特典のほか、発行までの期間、紐付いているクレジットカードの特典などにも注目して選びましょう。
詳しくは「ETCカードの選び方」をご確認ください。 - ETCカード利用上の注意点は?
- ETCカードの入れ忘れや車内での放置に気を付けてください。また、有効期限をチェックするのも忘れないようにしましょう。
詳しくは「ETCカードを利用する際の注意点」をご確認ください。 - ETCカードはクレジットカードなしでも作れますか?
- ETCパーソナルカードであれば、クレジットカードがない方でも申し込みが可能です。ただし、ETCパーソナルカードはデポジット(保証金)を預託する必要があります。また、カード1枚あたり1,257円(税込)の年会費が必要です。(2025年6月時点)作り方は、ETCパーソナルカード事務局に「ETCパーソナルカード利用申込書」を提出します。
詳しくは「ETCパーソナルカードに申し込む」をご確認ください。
