2枚目のクレジットカードの選び方とは?メリットや注意点を解説

クレジットカードは、それぞれポイントプログラムや優待といった特徴が異なるため、2枚を使い分けたほうが多くのメリットを得ることができます。2枚目のクレジットカードはどのような基準で選び、1枚目とどのように使い分けたらいいのでしょうか。
ここでは、クレジットカードを2枚持つメリットのほか、2枚目のカードの選び方と注意点をご紹介します。
2枚目のクレジットカードを持つ、3つのメリット
一般社団法人日本クレジット協会の調査によると、2020年3月末時点で、日本国内で発行されたクレジットカードの総数は、約2億9,296万枚でした。この結果から、成人1人につきクレジットカードは平均で2~3枚持っていることがわかります。
クレジットカードを2枚以上持っているのは、メリットを感じているからかもしれません。まずは、クレジットカードを2枚持つメリットについて見ていきましょう。
1 目的別のお金の管理がしやすくなる
クレジットカードを2枚持っていると、目的別に利用したお金の把握や管理がしやすくなります。
例えば、公共料金や食費といった生活のために使うクレジットカードと、趣味にかける費用を支払うクレジットカードを作っておきます。そうすると、生活費と趣味にかかったそれぞれの支出は、クレジットカードごとに利用明細を見るだけで簡単に確認でき、家計簿をつける手間も省けるのです。
2 破損したり、盗難に遭ったりした場合に備えられる
クレジットカードが破損したり、盗難に遭ったりした場合は、カード会社に連絡し、再発行の依頼をします。クレジットカードを1枚しか持っていない場合、再発行を待つあいだはクレジットカードを利用することができません。また、クレジットカードの再発行を待つあいだの支払いを現金で行うなら、現金が必要になります。
しかし、2枚目のクレジットカードを持っていれば、再発行を待つあいだもクレジットカード払いができ、手持ちのお金をすぐに準備しなくてもいいのです。
3 幅広い優待サービスや特典を受けられる
クレジットカードには、特定の店舗やホテルでの割引サービスといった優待特典が用意されています。そのため、1枚目とは異なる特典があるクレジットカードを持つことで、それぞれの特典を受けることができるのです。買い物や旅行時など、優待を受けられるシーンに応じてクレジットカードを使い分ければ、お得に過ごすことができるでしょう。
2枚目のクレジットカードの選び方
2枚目のクレジットカードは、1枚目とは違う特長のものを選べばいいことがわかりました。続いては、具体的にどのようなポイントを見て、2枚目を選べばいいのかを詳しくご紹介します。
国際ブランドを変える
クレジットカードでは、Visa、Mastercard®、アメリカン・エキスプレス®、JCB、Diners Clubが5大国際ブランドとして知られています。
店舗やサービスによっては、利用できる国際ブランドが限定されている場合がありますので、2枚目のクレジットカードは、1枚目とは異なる国際ブランドを選ぶといいでしょう。
カード会社を変える
カード会社が異なるクレジットカードを2枚持つというのもひとつの方法です。カード会社ごとに、旅行やグルメの特典が豊富、旅行傷害保険の補償が手厚いといった特長が異なります。そのため、1枚目のカード会社の強みを確認した上で、2枚目のカード会社を選ぶといいでしょう。
1枚目にはない機能やセキュリティ面で選ぶ
最近では、クレジットカードを決済端末にかざすだけで支払いができる、タッチ決済があります。支払いにかかる時間を省けるので、2枚目にはこうした機能があるクレジットカードを選ぶのもおすすめです。
また、セキュリティ対策として、カード情報の裏面化が進んでいますので、カード番号や名義がのぞき見されにくいクレジットカードを2枚目として持っておき、外出用に使えば、不正利用のリスクを抑えることができるでしょう。
引き落とし日が異なるものを選ぶ
クレジットカードの締め日と引き落とし日は、カードごとに異なります。引き落とし日が異なるクレジットカードを持っておけば、支払いのタイミングを分散させることができるでしょう。支払いを分散させることで、まとまった金額を使った場合の負担を軽減できます。
カードのランクを変える
クレジットカードには、カード会社が独自に発行するプロパーカードと呼ばれるものがあります。プロパーカードは、一般カードのほかに、ゴールドやプラチナといったランクの高いステータスカードがありますので、2枚目のクレジットカードはランクの異なるものを選ぶのもおすすめです。
例えば、三菱UFJニコスのプロパーカードには、以下のような特徴があります。
■ 三菱UFJニコスのプロパーカードの違い
2枚目のクレジットカードを選ぶ際の注意点
2枚目のクレジットカードを選ぶ際には、いくつか注意したいポイントがあります。2枚のクレジットカードを賢く使い分けられるよう、しっかり見ていきましょう。
年会費の負担を抑える
クレジットカードを2枚以上持つ場合は、年会費が負担になることがあります。そのため、どちらも年会費が無料、または1枚は無料などにして、負担を抑えるといいでしょう。
年会費が無料であっても、旅行傷害保険や優待サービスなどが充実したクレジットカードは多くあります。上記の表で紹介した「三菱UFJカード」のように、年会費が有料であっても、年に1回でもショッピングで利用すれば、翌年の年会費がずっと無料になるものもあります。三菱UFJカードのようなクレジットカードは、年会費が実質無料な上、ポイントもたまりやすく、旅行傷害保険や優待サービスも手厚いので、特におすすめです。


2枚目のクレジットカードでも、しっかり審査される
1枚目の実績があるから、2枚目のクレジットカードは審査に通りやすいと思うかもしれませんが、クレジットカードの審査はカード会社がそれぞれ独自に行うものですから、2枚目だから通りやすいということはありません。なお、短期間にいくつも申し込みを行うと、クレジットカードの審査に不利になる可能性がありますので、一気にクレジットカードを申し込むことは避けたほうがいいでしょう。
2枚目のクレジットカードでお得さと安心を手に入れよう
持っているクレジットカードが1枚の場合、破損したり、盗難に遭ったりした場合はクレジットカードを使えなくなってしまいます。クレジットカードを2枚持っておけば、もしものときにも備えられるほか、特長が異なるクレジットカードなら、シーンに応じてさまざまな優待サービスを利用することができます。
手持ちのクレジットカードの特長を知り、ベストな組み合わせとなる2枚目のクレジットカードをぜひ見つけてください。
おすすめのクレジットカード
カード名 | 日常にうれしいを、 将来まで安心を。 |
オンも、オフも、 いつでも変わらない輝きを。 |
日常から特別な時まで、 最高クラスのおもてなしを。 |
|
---|---|---|---|---|
![]() |
![]() |
![]() |
||
三菱UFJカード | 三菱UFJカード ゴールドプレステージ |
三菱UFJカード プラチナ・アメリカン・ エキスプレス®・カード |
||
年会費 | 初年度 | 無料 | 無料 (オンライン入会限定) |
22,000円(税込) |
次年度以降 |
年1回の利用で翌年も無料 |
11,000円(税込) |
22,000円(税込) |
|
特長 |
|
|
|
|
最短発行期間 | 最短翌営業日 | 最短翌営業日 | 最短3営業日 |
※1ポイント5円相当の商品に交換の場合
カード種類・国際ブランドを選択のうえ、
お申し込みフォームへ進んでください。
カード種類
※カードお申し込み時点で、内定者の方は「学生」をご選択のうえお申し込みください。
国際ブランド
国際ブランド
- 2枚のクレジットカードを持つメリットは?
- クレジットカードを2枚持っていれば、1枚は生活費、もう1枚は趣味など、目的別に使い分けることで、使った金額を利用明細で簡単に把握することができます。
また、クレジットカードはそれぞれ優待やポイントプログラムなどが異なるため、2枚を使い分けたほうが多くのメリットを得ることができます。さらに、クレジットカードが破損したり、盗難に遭ったりした場合でも、クレジットカードが2枚あれば、再発行しているあいだも利用できるので、もしものときに備えることが可能です。
詳しくは「2枚目のクレジットカードを持つ、3つのメリット」をご確認ください。 - 2枚目のクレジットカードを選ぶ際に見るべきポイントは?
- 2枚目のクレジットカードは、1枚目のクレジットカードにはない特長を持つものを選ぶのがポイントです。例えば、国際ブランドやカード会社、クレジットカードのランクを変えてみたり、クレジットカードの引き落とし日が異なるものにしてみたりするといいでしょう。
また、最近ではかざすだけで支払いができるタッチ決済の機能を持ったクレジットカードも登場しているので、最新の機能があるものを選ぶこともおすすめです。
詳しくは「2枚目のクレジットカードの選び方」をご確認ください。 - 2枚目のクレジットカードを持つ上で注意すべき点は?
- クレジットカードを2枚以上持つ場合は、年会費が負担になることがあります。そのため、どちらも年会費が無料、または1枚は無料などにして、負担を抑えるといいでしょう。また、1枚目の実績があるから、2枚目のクレジットカードは審査に通りやすいと思うかもしれませんが、クレジットカードの審査はカード会社がそれぞれ独自に行っており、2枚目だから通りやすいということはありませんのでご注意ください。
詳しくは「2枚目のクレジットカードを選ぶ際の注意点」をご確認ください。