クレジットカードの基礎知識
2020年7月27日

クレジットカードと年収の関係は?審査や限度額への影響について

クレジットカードの審査に年収は関係しますが、年収だけで審査の合否が決まったり、利用限度額が上下したりする可能性は低いといえます。また、ゴールドカードなど、ステータスが高いカードの審査においても、年収以外の要素が勘案されるものです。
まずは年収とは何かを確認し、クレジットカードの審査と年収の関係について見ていきましょう。
クレジットカードの申し込みの際、年収が自己申告で良い理由や、無職で年収がなくてもクレジットカードを持てる理由についてもご紹介します。

年収とクレジットカードの審査結果との関係は?

年収とクレジットカードの審査結果には、どのような関係があるのでしょうか?
インターネット上では、「これくらいの年収でカードは作れる?」「ゴールドカードやプラチナカードを作るのに必要な年収額は?」など、クレジットカードと年収に関係する多くの話題が飛び交っています。

結論から申し上げますと、クレジットカードの審査において、「年収は目安のひとつであるが、決定的なものではない」といえるでしょう。
クレジットカードの審査基準は、各カード会社の機密情報となっています。ですから、どのような基準で合否が決められるのか、カード会社は審査基準を非公開にしています。
また、カード会社によって審査基準は異なるものです。しかし、クレジットカードの審査で「年収だけが判断基準となるわけではない」という点は、各カード会社に共通しているといえるでしょう。

年収以外に何が審査に影響するの?

カード会社はクレジットカードの申し込みを受けると、申込者の年齢や勤続年数、また、これまでのクレジットカードの利用履歴や、支払遅延などの情報をもとに、カード発行の可否や利用限度額を決定します。
クレジットカードの審査では、年収以外のさまざまな情報が判断材料となっているのです。

主婦や新入社員でもカードを持てる理由

前述のとおり、クレジットカードの審査において、年収は目安のひとつであり、実際に年収がゼロの専業主婦や学生でも持てるクレジットカードがあります。
その理由として、無職の専業主婦や学生で年収がゼロの場合、カード会社によっては、本人ではなく世帯単位の年収を判断基準のひとつとすることがあるからです。
また、社会に出たばかりの新入社員で、収入の実績がなくても、勤務先やこれまでの信用情報など、年収以外の基準を満たすことでクレジットカードを持てる場合があります。

クレジットカードは「額面の年収」で申し込みを!

一般的に年収とは、所得税や住民税などの税金や、社会保険料などが引かれる前の「総支給額」を指し、「手取り額」とは異なります。クレジットカードを申し込む際の年収の欄には、税抜き前の「額面の年収」を記載する決まりです。
会社員の場合、年末に会社から配布される源泉徴収票に総支給額として記載される「支払金額」や「支給額」が、クレジットカード申込時の年収となります。

一方、フリーランスや自営業の人がクレジットカードを申し込む際に記載する年収は、経費を引いた所得の金額です。年間の売上が1,000万円で、必要経費が600万円であった場合、年収の欄には400万円と記載することになります。
ちなみに、フリーランスや自営業の人がクレジットカードを申し込む際に記載する年収の額は、確定申告書に記載する「所得金額」と同額です。

クレジットカードの申し込みで、年収が自己申告なのはなぜ?

クレジットカードの申し込みの際に記載する年収が自己申告制となっているのには、理由があります。

年収が自己申告制でもいい理由は、カード会社は、申込者本人の勤務先企業の規模や役職、勤続年数などの要素から、おおよその年収額を推定できることにあるでしょう。
カード会社は申込書面に記載された年収額だけでなく、推定の年収額をたよりに、正確な審査を進めることができるわけです。
自己申告だからといって事実とかけ離れた金額を記載すると、虚偽の申告であることがカード会社にわかってしまい、審査に悪い影響を及ぼす可能性があります。

キャッシングの申し込みでは収入証明書が必要な場合も

クレジットカードの申込時、併せてキャッシングの利用を申し込む際は、源泉徴収票などの年収証明書類の提出が求められる場合があります。キャッシングとはクレジットカードの機能のひとつで、ATMから現金を引き出すことができるサービスです。キャッシング取引には、貸金業法が適用されます。
利用者の過度の借り入れを防ぐことを目的とした法律で、債務者の借入総額を年収の3分の1までに制限することが定められています。ですから、ほかの貸金業者からの借り入れの状況によっては、キャッシングを申し込む際に、年収額を証明する書類が必要になるのです。

年収が高いと利用限度額も高くなる?

年収が高いと利用限度額も高くなるかというと、一概にそうとは言い切れません。
クレジットカードには、利用限度額が設定されています。利用限度額とは、「そのカードで使える上限額」のことを指し、審査で決定される金額です。年収額はいわば支払能力ですから、年収が高いほど利用限度額も高くなる傾向はあるでしょう。

しかし、前述のクレジットカードの審査における判断基準と同じように、利用限度額も多くの情報を参照した上で総合的に決められます。ですから、まったく同額の年収であっても、AさんとBさんの利用限度額が異なることもありうるのです。

再度審査を受けて利用限度額の増額や一時増額するのもおすすめ

クレジットカードの利用限度額は、再度審査を受けることで増額することができます。
利用限度額が低いと、高額商品の購入やクレジットカード払いを多用した際に、「カードが使えない」という状況になることもあるでしょう。不便さを感じる場合、支払能力に余裕があるのであれば、利用限度額の増額申請を行うのがおすすめです。

増額申請の申し込みは、多くのカード会社の場合、WEBサイトでの手続きが可能です。申し込みが完了したら、次は審査となります。増額申請の審査においても、収入や他社の借入状況などが基準となります。
他社からの借入残高が大きい場合などは、収入証明書の提示が求められることがあります。審査によっては、希望どおりに増額されるとは限りません。
とはいえ、申請が通らなかったからといって、クレジットカードが使えなくなるわけではありませんので、現在の利用限度額では物足りなくなってきたのであれば、増額申請をしてみるといいでしょう。

また、カード会社によっては、海外旅行や結婚式の費用が必要になったときなど、一時的にご利用金額を増やしたい場合に利用できる、「一時増額」というサービスもあります。
増額申請と異なり、増額できる期間は一定期間となりますが、一時増額においても審査が必要です。

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憧れのゴールドカード・プラチナカードに必要な年収額は?

ゴールドカードやプラチナカードなど、一般カードより上位に位置するクレジットカードの審査においても、年収額は判断基準のひとつであることに変わりはありません。
あるゴールドカードやプラチナカードの審査において、AさんとBさんは年収額が同じであるにかかわらず、Aさんは審査に通り、Bさんは通らないということもあるでしょう。
クレジットカードの審査は多くの情報を勘案して行われるため、年収がいくらあればゴールドカードやプラチナカードを持つことができるとは、一概にはいえないのです。

希望のクレジットカードがあるなら、年収が少なくても申し込んでみよう

クレジットカードの審査や限度額の設定において、申込者の年収額は目安のひとつです。クレジットカードの審査は、ほかの多くの情報を参照して進められますから、年収額だけで合否が判断されるということはありません。
「年収額が低いから無理だろう」と決め付けるのでなく、支払いを遅らせずに返済していけると、現在の状況から判断できるのであれば、申し込んでみることをおすすめします。
希望のクレジットカードを手に入れて、利用実績と信用力を積み上げていけば、ワンランク上のカードを持つこともできるかもしれません。

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