結婚前の貯金はいくら必要?効率的なため方と足りない場合の対処法
結婚すると決まったら、指輪や結婚式、新婚旅行や新居などの準備にお金が必要になります。そのため、結婚を決める際にはいくら準備しておけばいいのか、気になっている人もいるのではないでしょうか。
結婚に関わる費用を準備するには、一般的な夫婦の貯金額や結婚に関わる費用相場などを知っておくことが大切です。
ここでは、結婚を決めたときの貯金の平均額や結婚に関わる費用相場のほか、費用が足りない場合の対処法をご紹介します。
結婚を決めたときの貯金の平均額は336万6,000円
株式会社リクルート「ゼクシィ結婚トレンド調査 2022(首都圏)」(2022年10月)が、2021年4月~2022年3月に挙式または披露宴・ウェディングパーティーを実施した人を対象に行った調査結果によると、挙式や披露宴、二次会、新婚旅行など結婚に関わる費用として使うための夫婦の貯金の平均額は336万6,000円でした。
また、同調査によると、結婚費用のために夫婦で貯金をしていた割合は87.6%で、理想の結婚式や生活に向けて、多くの夫婦がしっかり準備をしていることがわかります。
結婚の前後ではどれくらい費用がかかる?
前述の調査では、実際に婚約から新婚旅行まででかかった結婚費用の平均額は421万2,000円です。2020年までの結婚費用の平均額は493万8,000円でしたが、コロナ禍以降は挙式を自粛したり、海外旅行が制限されたりしたことから、2021年時点の平均額は393万4,000円と過去5年間よりも大幅に下がりました。2022年は制限が少しずつ減ってきたことにより、結婚費用の平均額が前年より少し上がってきています。
なお、結婚に関わる費用として、婚約から新婚旅行までの主な項目ごとの平均額は以下のとおりです。
■ 2022年に結納、婚約から新婚旅行までにかかった平均額
| 項目 | 平均額 |
|---|---|
| 両家顔合わせ | 7万2,000円 |
| 婚約指輪 | 40万4,000円 |
| 結婚指輪(2人分) | 27万円 |
| 挙式、披露宴・ウェディングパーティー総額 | 347万3,000円 |
| 新婚旅行 | 33万9,000円 |
| 新婚旅行のお土産 | 4万1,000円 |
※株式会社リクルート「ゼクシィ結婚トレンド調査2022(首都圏)」(2022年10月)
貯金で足りない結婚費用の対処法
これまでの調査結果から考えると、貯金の平均額よりも実際にかかった結婚に関わる費用のほうが多く、費用が足りなくなるケースが予想されます。足りない費用は以下3つの方法で対応することが一般的です。
貯金では足りない結婚費用の対処法
- ご祝儀をあてる
- 親や親族に資金援助を依頼する
- 結婚費用の支払方法を調整する
披露宴やウェディングパーティーを行う場合は、ご祝儀を結婚式場の費用にあてるケースが多くあります。しかし、結婚式場の費用は前払いになることもありますので、分割払いにしたり、式当日に支払ったりすることができるかどうか、式場と事前に確認しておくことが必要です。
また、前述のゼクシィの調査によると、親や親族から資金援助を受けた夫婦は76.5%で、平均して193万2,000円の援助を受けています。お祝いごとですが、もらえることが当たり前ではないため、まずは夫婦2人で貯金を頑張ることが大切といえるでしょう。
ほかにも、結婚費用が足りない場合の対処法として、ローンを組んだり、クレジットカードの分割払いやリボ払いにしたりするなど、支払方法を調整して、1回の負担額を抑えるという方法もあります。
効率良く貯金するためのポイント
理想とする結婚式や新婚旅行を行うには、余裕を持って貯金を準備しておく必要があります。そのためにも、効率良く貯金をすることが欠かせません。ここでは、効率良く貯金をするための3つのポイントを見ていきましょう。
効率良く貯金するためのポイント
- 目標額と期限を決める
- 家計を把握して無駄を省く
- 貯金の方法を決めておく
結婚資金に限らず、貯金をするときには、いつまでにいくら貯金するかといった期限や目標額をしっかり決めておくことが大切です。貯金の期限と目標額が決まれば、毎月いくら貯金すればいいかが割り出せるだけでなく、目標額までの進捗を定期的に確認することでモチベーションアップにもつながります。
毎月の貯金額の目安は、収入の1~2割といわれていますが、生活に支障がない程度の金額を夫婦で設定してみましょう。
毎月の貯金額が決まったら、次に家計の収支を把握して、無駄遣いをしている項目を洗い出します。特に、家賃や水道光熱費、携帯電話料金などの固定費を低く抑えると、長い目で見れば節約の効果が高くなります。
また、生活費の中でお金が余ったら貯金するという方法ではなかなかたまりません。そのため、給与が入ったら使う前に銀行口座などへ移したり、先取り貯金を行ったりすることも、効率良く貯金をするポイントといえます。
結婚費用を抑える方法
結婚費用は少しの工夫で抑えられることがあります。せっかくのお祝いごとですから、無理な節約は避けたいところですが、夫婦にとってこだわりがない部分であれば、話し合って以下のような方法を選んでみるのはいかがでしょうか。
人前式にする
挙式のスタイルを宗教的・儀礼的な決まりがない人前式にすると、神前式や教会式よりも費用を抑えられることがあります。人前式では招待客を結婚の証人にしたり、式の内容を自由に決められたりするので、内容次第では費用を抑えられるでしょう。
結婚式と新婚旅行の時期をずらす
結婚式と新婚旅行の時期をずらし、新婚旅行のお金をためてから行くという方法もあります。近年は新型コロナウイルス感染症の拡大防止策として渡航制限が設けられており、海外へ行くことが難しくなっています。そのため、渡航制限が解除されてから新婚旅行に行くという夫婦も少なくありません。結婚式から期間を置くことで、新婚旅行のお金もゆっくりと準備できるので、期間を空けるのもおすすめです。
クレジットカードを活用する
結婚費用を抑える方法ではありませんが、結婚式の費用をクレジットカードの分割払いやリボ払い、ボーナス1回払いで支払うことで、引き落としまでに余裕を持ってお金を準備できたり、負担を分散したりすることができます。結婚費用は高額になりやすいため、支払いをクレジットカードにまとめれば、ポイントを一気にためられるチャンスです。
たまったポイントはマイルや家電のほか、他社ポイントに交換できるため、マイルを新婚旅行に使うこともできます。また、夫婦の生活費用に使うクレジットカードを作っておけば、その後の生活費の管理もしやすくなります。
結婚費用や2人分の生活費はご利用金額が大きくなりやすいため、結婚を機にご利用可能枠の大きなゴールドカードやプラチナカードといったステータスカードにステップアップするのもおすすめです。一般カードでも、カード会社に相談すれば、一時的にご利用金額を拡大してもらえることもあります。
年会費もポイント還元率もお得な三菱UFJカード
- (*1)対象店舗によってはアメリカン・エキスプレス®のカードは優遇対象外となります。
- (*2)還元率は、1ポイント5円相当の商品に交換した場合のレートです。1ポイントの交換比率は交換商品により異なります(キャッシュバックへの交換の場合、1ポイントは4円となります)。
- (*2)最大20%ポイント還元にはご利用金額の上限など各種条件・ご留意事項がございます。くわしくは遷移先をご確認ください。
結婚費用の支払いや生活費の管理に利用するなら、年会費が永年無料で、ポイントがたまりやすい「三菱UFJカード」がおすすめです。三菱UFJカードは、18歳以上の学生(高校生を除く)(*)から持つことができるクレジットカードです。高校卒業年度の10月1日以降のお申し込み、かつ卒業後の進路が決まっている場合は学生用のクレジットカードをお申し込みいただけます。
三菱UFJカードは、年会費が永年無料でタッチ決済にも対応しているので、お支払いもスピーディーです。
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ほかにも、ネットショッピングのポータルサイト「POINT名人.com」を経由してお買い物をすると、カードの基本ポイントに加えてボーナスポイントももらえるので、日常使いでポイントがためやすいでしょう。対象店舗によってはアメリカン・エキスプレス®のカードは優遇対象外となります。還元率は、1ポイント5円相当の商品に交換した場合のレートです。1ポイントの交換比率は交換商品により異なります(キャッシュバックへの交換の場合、1ポイントは4円となります)。最大20%ポイント還元にはご利用金額の上限など各種条件・ご留意事項がございます。くわしくはこちら。
そのほか、「MUFGカードアプリ」を活用すれば、WEB明細をスマートフォンでいつでもチェックでき、家計簿をつける手間を省けます。さらに、ご入会日から2カ月後までに条件を達成すると、最大10,000円相当(グローバルポイント2,000ポイント分)がもらえます。詳細は三菱UFJカードのWEBサイトでご確認ください。
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三菱UFJカード ゴールドプレステージは、セブン‐イレブンやオーケーなどの対象店舗(*1)で利用すると、ご利用分の最大20%(*2)のポイントが還元されるので、日常使いでお得にポイントをためられるでしょう。また、年間100万円以上利用すると、最大1万1,000円相当のポイントがプレゼントされます。
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三菱UFJカード ゴールドプレステージの特長
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- タッチ決済対応で、スピーディーに支払いができる
- 厳選された国内のレストランにて大人2名以上で利用した場合、1名分の料金が無料になる
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結婚費用はクレジットカードを上手に活用しよう
結婚に関わる費用は高額になりやすいため、夫婦で余裕を持って貯金することが大切です。費用が足りない場合は、親や親戚に援助を頼んだり、費用を抑える工夫をしたりして、無理のない範囲で結婚費用を準備しましょう。
クレジットカードを活用すると、引き落としまでに余裕が持てたり、ポイントをためられたり、さまざまなメリットがあります。たまったマイルを新婚旅行に使うこともできますので、結婚費用や夫婦の生活費を管理する際はクレジットカードをお役立てください。
おすすめのクレジットカード
| カード名 | 日常にうれしいを、 将来まで安心を。 |
オンも、オフも、 いつでも変わらない輝きを。 |
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| 三菱UFJカード | 三菱UFJカード ゴールドプレステージ |
三菱UFJカード プラチナ・アメリカン・ エキスプレス®・カード |
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年会費 |
初年度 | 永年無料 | 無料 (オンライン入会限定) |
22,000円(税込) |
| 次年度以降 | 永年無料 |
11,000円(税込) |
22,000円(税込) |
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| 特長 |
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| 最短発行期間 | 最短翌営業日 | 最短翌営業日 | 最短3営業日 | |
対象店舗によってはアメリカン・エキスプレス®のカードは優遇対象外となります。
還元率は、1ポイント5円相当の商品に交換した場合のレートです。1ポイントの交換比率は交換商品により異なります(キャッシュバックへの交換の場合、1ポイントは4円となります)。
最大20%ポイント還元にはご利用金額の上限など各種条件・ご留意事項がございます。くわしくはこちら。
- 結婚する際の貯金額はいくら必要ですか?
- 株式会社リクルート「ゼクシィ結婚トレンド調査 2022(首都圏)」(2022年10月)が、2021年4月~2022年3月に挙式または披露宴・ウェディングパーティーを実施した人を対象に行った調査結果によると、挙式や二次会、新婚旅行など結婚に関わる費用として使うための夫婦の貯金の平均額は336万6,000円でした。夫婦によって必要な貯金額は異なりますので、試算してみることも大切です。
詳しくは「結婚を決めたときの貯金の平均額は336万6,000円」をご確認ください。 - 結婚の前後ではどれくらい費用がかかりますか?
- 株式会社リクルート「ゼクシィ結婚トレンド調査 2022(首都圏)」(2022年10月)によると、2022年時点の結婚費用の平均額は421万2,000円です。2021年時点の平均額は393万4,000円と過去5年間よりも大幅に下がりましたが、2022年は制限が少しずつ減ってきたことにより、結婚費用の平均額が前年より少し上がってきています。
詳しくは「結婚の前後ではどれくらい費用がかかる?」をご確認ください。 - 結婚費用を効率良く貯金するには?
- 結婚資金に限らず、貯金をするときには、いつまでにいくら貯金するかといった期限や目標額をしっかり決めておくことが大切です。また、家計の収支を把握して、無駄遣いをしている項目を洗い出し節約するほか、先取り貯金を行うことも、効率良く貯金をするポイントとなります。
詳しくは「効率良く貯金するためのポイント」をご確認ください。
