クレジットカードのお得な話
2021年3月25日 
(更新:2021年7月1日)

クレジットカードの保険とは?付帯保険の内容や適用の条件を解説

クレジットカードに付帯している保険は、カード会社が保険会社と提携して提供するサービスです。クレジットカードの保険には、旅行傷害保険やショッピング保険など、さまざまな種類があります。
手持ちのクレジットカードに付帯している保険の種類や内容を知っておけば、いざというときにも慌てずに済むでしょう。
ここでは、クレジットカードに付帯する保険や補償サービスの種類と、補償内容をご紹介します。クレジットカードの保険が適用となるための条件や、保険を利用する際の注意点についても見ていきましょう。

クレジットカードに付帯する主な保険や補償サービス

まずは、クレジットカードに付帯している主な保険や補償サービスの種類と、それぞれの補償内容をご紹介します。
なお、具体的な補償内容や適用の条件などは、クレジットカードの種類によって異なりますので、カード会社のWEBサイトなどで確認するようにしてください。

ショッピング保険

ショッピング保険とは、クレジットカードで購入した商品が壊れたり、盗まれたりした場合に適用される保険です。ショッピング保険では、商品の購入代金から、設定された自己負担額を差し引いた金額が、年間の補償限度額の範囲内で補償されます。なお、自己負担額はクレジットカードによって異なり、中には無料のカードもあります。

海外旅行傷害保険・国内旅行傷害保険

海外旅行傷害保険は海外旅行での、国内旅行傷害保険は国内旅行でのさまざまなトラブルを補償する保険です。
一般的に、海外旅行傷害保険では、死亡・後遺障害に対する補償に加えて、ケガや病気の治療費、カメラ・バッグといった携行品の盗難や破損のほか、他人にケガを負わせたり、ホテルの設備を壊してしまったりした場合の賠償責任などが補償されます。
また、国内旅行傷害保険では、一般的に飛行機や電車、バスなどの公共交通機関搭乗中の事故や宿泊を伴うツアー旅行中の事故のほか、宿泊施設での火災・破裂・爆発による傷害が補償されます。

自動付帯と利用付帯の違いは?

クレジットカードに付帯している旅行傷害保険には、「自動付帯保険」と「利用付帯保険」の2種類があります。
自動付帯保険の場合は、クレジットカードを持っているだけで保険が適用されますが、利用付帯保険の場合、パックツアーの代金や搭乗する飛行機・電車のチケット代金など、旅行代金をクレジットカードで支払っていないと保険は適用されません。
いざというときに困ったことにならないように、自分のクレジットカードの旅行傷害保険が自動付帯保険なのか、利用付帯保険なのか、確認しておきましょう。

不正利用の補償サービス

クレジットカードの不正利用の補償サービスとは、フィッシング詐欺などでカードが不正利用された場合に、被害額が補償されるサービスです。損害補償の対象となる取引は、クレジットカード会社によって異なります。

クレジットカードのランクによって補償内容は異なる?

一般的に、年会費が高いクレジットカードほど、保険や補償サービスの内容が充実しています。特に、ゴールドカードやプラチナカードといったステータスが高いカードは、保険金額が高めに設定されている上、補償内容も豊富です。例えば、搭乗便が遅延して移動ができなくなった場合の食事代金や衣類購入費用などを補償してくれるものもあります。
しかし、年会費が安価であったり、無料だったりするクレジットカードの補償内容は十分ではないかというと、そうともいえません。保険の内容を絞り込み、実用的な内容に設定した、コストパフォーマンスに優れたクレジットカードもあります。
いずれにせよ、保険の内容でクレジットカードを選ぶなら、その内容を詳しく調べ、どのような保険が自分に必要なのか、見極めることが大切でしょう。

クレジットカードに付帯する海外旅行傷害保険の補償内容

クレジットカードに付帯する海外旅行傷害保険の具体的な補償内容は、クレジットカードによって異なります。
ここでは、海外旅行傷害保険の一般的な補償内容を解説します。

死亡・後遺障害

海外旅行傷害保険では、被保険者が旅行期間中に偶然の事故でケガを負い、そのケガが原因で事故の発生日から180日以内に死亡した場合や、後遺障害が生じた場合に保険金が支払われます。
死亡・後遺障害に支払われる保険金は、ステータスの高いカードほど高額に設定されているのが一般的です。例えば、三菱UFJニコスの海外旅行傷害保険の場合、一般カードでは最高2,000万円まで、ゴールドカードでは最高5,000万円まで、プラチナカードでは最高1億円までが補償されます。

傷害・疾病の治療費用

一般的に海外旅行傷害保険では、傷害・疾病による治療費用も補償されます。旅行中のケガや、旅行後、一定期間内に発病した疾病で医師の治療を受けたとき、事故発生日もしくは治療開始日から180日以内に要した治療費用が対象となります。
日本と比べて、海外での治療費は高額になるケースがほとんどです。特にアメリカの治療費は高額で、ニューヨーク市マンハッタン区では、専門医の診察費が1,000ドルを超えるようなケースもあります。海外旅行をする機会が多い人にとって、傷害・疾病の治療費を補償するクレジットカードのサービスは心強いといえるでしょう。

賠償責任

クレジットカードに付帯する海外旅行傷害保険では、ケガを負わせてしまったり、器物を破損したりといった、他者に何らかの損害を与えたときの賠償責任も補償されます。
賠償責任の補償を受けることができる具体的な例として、ホテルの部屋やセーフティーボックスの鍵を紛失してしまったとき、飲み物をこぼしてホテルのカーペットにシミを作ってしまったとき、物を落としてケガをさせてしまったときなどが挙げられます。
賠償責任の保険金額はクレジットカードによって異なりますが、三菱UFJニコスが発行するクレジットカードの場合、一般カードは最高2,000万円、ゴールドカードは最高3,000万円です。

救援者費用

クレジットカードに付帯する海外旅行傷害保険では、救援者費用も補償されます。
救援者費用とは、旅行中に被保険者がケガや病気になり、一定期間以上入院することになった場合に、救援者が現地に向かう際の渡航費、宿泊費、治療のための移送費用のほか、保険会社が必要かつ妥当と認めた出費のことです。
ほかにも、被保険者が自然災害に巻き込まれて親族が捜索を行うときに必要となる費用なども救援費用に該当します。
救援費用の補償を受けるには、医師による治療が行われていることや、救援者の人数制限が設定されていることなどの条件設定がありますので、注意が必要です。

携行品損害

クレジットカードの海外旅行傷害保険では、旅行期間中に持ち物が破損したり、盗難されたりした場合の携行品損害も補償されます。例えば、うっかりカメラを落として破損してしまった、置き引きやスリに荷物を盗まれてしまったといった場合に損害額が補償されます。
携行品損害の保険金額はクレジットカードによって異なりますが、例えば、三菱UFJニコスが発行するクレジットカードの場合、1回の旅行につき、一般カードは最高20万円、ゴールドカードは最高50万円です。
なお、携行品損害の補償の対象となるのは「持ち歩いている身の回りの物」であり、旅行の宿泊先などに置いている品物は補償の対象外となります。また、現金や小切手なども、携行品損害の対象となりません。

クレジットカードに付帯する国内旅行傷害保険の補償内容

続いては、クレジットカードに付帯する国内旅行傷害保険の補償内容を詳しくご紹介します。国内旅行傷害保険は、先にご紹介した海外旅行傷害保険と比べると、適用対象となる旅行先だけでなく、補償内容が異なります。この違いを理解していないと、「あてにしていた保険が使えない」ということにもなりかねませんし、せっかく使えるはずの保険金を受け取らずに終わってしまうということもあるため注意が必要です。
ここでは、国内旅行傷害保険の代表的な補償内容を解説します。海外旅行傷害保険と比べて、一般カードで国内旅行傷害保険が付帯しているクレジットカードは多くありませんので、これからクレジットカードを作る予定がある方はチェックしてください。

傷害による死亡・後遺障害

国内旅行傷害保険においても、海外旅行傷害保険と同様に、被保険者の死亡や後遺障害が補償されます。国内旅行傷害保険が適用されるのは、飛行機や電車、バスなど、公共交通機関での事故や宿泊施設での火災・爆発事故、ツアー参加中の傷害が原因で、一定期間内に死亡した場合や、後遺障害が生じた場合です。
保険金額はカードによって異なります。例えば、三菱UFJニコスが発行するクレジットカードの場合、国内旅行傷害保険の傷害による死亡・後遺障害の保険金額は、「三菱UFJカード ゴールドプレステージ」が最高5,000万円となります。

傷害による入院・通院や手術

国内旅行傷害保険では、国内旅行中のケガが原因で、被保険者が旅行中や旅行後、一定期間内に入院・通院または手術をした場合に、その費用が補償されます。国内旅行傷害保険で補償される手術や入院・通院の保険金額はクレジットカードによって異なります。
例えば、三菱UFJニコスの場合は、下記のとおりです。

■ 三菱UFJニコスのクレジットカードに付帯している国内旅行傷害保険の補償内容

補償内容 ゴールドプレステージ会員の保険金額
入院 日額5,000円
通院 日額2,000円
手術 5,000円×(5~10倍)

クレジットカードに付帯する旅行傷害保険を利用する際の注意点

クレジットカードに付帯する旅行傷害保険を実際に利用する際には、下記のようにいくつか注意すべき点があります。

緊急時の連絡先を控えておく

海外旅行傷害保険を利用する際には、事故受付専用窓口の連絡先を控えておくことが大切です。海外でトラブルが発生したとき、担当の窓口に電話をすれば、日本語で相談することができます。

旅行傷害保険の適用条件や補償内容を把握しておく

海外旅行傷害保険でも国内旅行傷害保険でも、自分が使っているクレジットカードに付帯している保険の補償内容や、適用となる条件、補償金額がいくらであるのかということを、把握しておくことが大切です。
ほかにも、旅行傷害保険を利用するときは、医師の診断書や、領収書など、必要な書類がありますので、確認しておくようにしてください。

クレジットカードに付帯するショッピング保険の補償内容

ショッピング保険は、多くのクレジットカードに付帯されている保険です。国内外で、クレジットカード払いで購入した商品が破損したり盗難されたりした場合に、保険金が支払われます。
ショッピング保険では、クレジットカードで購入した商品が全て補償の対象となるわけではありません。美術品やコンタクトレンズなど、補償の対象にならない物もあります。

ショッピング保険は、海外旅行傷害保険の携行品損害の補償内容と似ていますが、ショッピング保険は、被保険者がクレジットカードを使って購入した商品に適用される保険であるのに対し、携行品損害は、被保険者が所有している持ち物の盗難などに適用される保険であるという点で異なります。

クレジットカードに付帯するショッピング保険の注意点

ショッピング保険がクレジットカードに付帯していれば、店舗やECサイトでの買い物をより安心して楽しむことができます。しかし、ショッピング保険には注意点もありますので覚えておきましょう。
まず、一般的にショッピング保険は、みずから商品を置き忘れた、もしくは紛失した場合や、商品の配送中のトラブルで破損した場合などは適用されません。また、クレジットカードによっては、ショッピング保険が適用されるには、リボ払いや分割払いで購入しなければならない場合があります。
ほかにも、ショッピング保険を利用するときには、クレジットカードの売上票(お客様控)など、クレジットカードで購入したことがわかるものが必要です。

クレジットカードの不正利用の補償サービスは適用されない場合がある

前述のとおり、クレジットカードの不正利用が発生した場合、付帯している補償サービスによって被害額が補償されます。
クレジットカード会社のWEBサイトで利用明細をチェックした際に、身に覚えのない請求を見つけたときなど、カード会社に連絡して一定期間内に手続きすることで補償を受けることが可能です。
なお、カードの所有者に落ち度があった場合、不正利用の補償サービスを利用できないケースがあるため、注意しましょう。クレジットカード会社によって設定されている条件は異なりますが、代表的なケースは下記のとおりです。

<不正利用が補償されない場合>

  • クレジットカードを他人に貸与するなど、カード情報を適切に管理していなかった場合
  • 不正利用と疑われる利用があった日から、60日以内に手続きをしなかった場合
  • クレジットカードの名義人の家族や同居人など、関係者による利用である場合
  • クレジットカード会社ごとに定められた、会員規約に違反があった場合

クレジットカードを人に貸したり、カード番号や暗証番号、セキュリティコードなどを教えたりした場合は、不正利用があっても補償の対象にはなりません。また、身に覚えのない利用履歴があっても、一定期間以内に申し出をしなければ、補償が適用されなくなってしまいます。
クレジットカードを利用するときは、暗証番号などのカード情報をきちんと管理し、利用履歴を定期的にチェックすることが大切です。

クレジットカード会社はさまざまな不正利用対策を講じている

クレジットカードの不正利用の補償サービスのほか、カード会社はさまざまな不正利用対策を行っています。
クレジットカードの不正利用の被害は、残念ながら今も根絶できていません。むしろ、手口はより巧妙になり、クレジットカード番号の盗用やカードその物の偽造、盗難による不正利用などが報告されています。こうした不正利用からクレジットカードの利用者を守ってくれるのが、不正利用の補償サービスです。

ほかにも、クレジットカード会社は、カードが利用された店舗や利用のタイミングなどから、不正利用が疑われる場合には本人に電話確認をしたり、一時的にカードを利用不可にしたりするなど、さまざまな対策を講じています。疑わしい利用に対しては調査を行い、不正利用であると確定できれば、原則としてその利用額分が補償されます。

クレジットカードに付帯する保険や補償サービスを活用するためのポイント

今回ご紹介したように、クレジットカードにはさまざまな保険や補償サービスが用意されています。
最後に、クレジットカードに付帯する保険や補償サービスを活用するためのポイントをまとめましたので、チェックしてみてください。

トラブル発生時の連絡先

クレジットカードに付帯する保険を活用するために、まずは、カード会社の緊急時の連絡先を確認して、スマートフォンなどに登録しておきましょう。紛失や盗難など、クレジットカードのトラブルが起こったら、できるだけ早めにカード会社に連絡を入れることが重要です。
クレジットカードに付帯する保険や補償サービスには、一般的に適用有効期間が設定されており、トラブル発生から一定期間が過ぎてしまうと適用されなくなってしまいます。
「事故発生から30日以内」など、保険や補償サービスによって期間が異なりますから、連絡先とあわせて、クレジットカード会社のWEBサイトで確認しておくといいでしょう。

保険の適用条件

次に、クレジットカードに付帯する保険や補償サービスの適用条件を確認してください。
保険や補償サービスには、それぞれ適用される条件が設定されています。この条件をクリアしていないと、保険金が支払われないことがありますから注意が必要です。
特に、下記のような点については、事前に確認しておくようにしましょう。

自動付帯か利用付帯か

クレジットカードに付帯する保険が「自動付帯」であれば、カードを持っているだけで保険が適用されます。しかし、「利用付帯」の場合、搭乗する飛行機や電車などのチケット料金、ツアー代金など、旅行の費用をカード払いにしていないと、保険が適用されません。

免責事項

免責事項とは、クレジットカードに付帯する保険で、補償しないケースについてカード会社と提携する保険会社が定めたものです。
例えば、旅行傷害保険の場合であれば、故意や犯罪による傷害、戦争や放射能汚染によるもの、ロッククライミングやスカイダイビングなどの危険を伴うスポーツによるものなどが、免責事項として規定されています。

免責金額

免責金額とは、ショッピング保険や携行品損害保険などの保険を利用する際に、被保険者が自己負担する金額です。例えば「保険金額10万円、免責3,000円」という場合は「3,000円までは自己負担、それを超えて10万円までの部分を保険金として支払う」という意味です。つまりこの場合、損害額が3,000円以下であれば、保険金額は支払われないことになります。

家族特約

クレジットカードに付帯する保険に、家族特約がセットされているかどうかもチェックしておきましょう。クレジットカードに付帯する保険の家族特約とは、カード会員本人だけでなく、その家族に対しても保険が適用されるものです。ただし、家族特約においては、万が一の際に支払われる保険金額が本人よりも低く設定されていることが多いので、保険金額についてもチェックしてください。

クレジットカードに付帯する保険の適用条件や補償内容を確認して備えよう

ほとんどのクレジットカードには何らかの保険や補償サービスが用意されていますが、その内容はカードによってさまざまです。付帯している保険や補償サービスに着目してクレジットカードを選ぶのであれば、自身や家族のライフスタイルを考慮することが大切です。
また、いざというときに「保険が使えない!」と慌てることのないよう、補償内容や適用条件について、きちんと確認しておきましょう。

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