国民年金はクレジットカードで支払える!メリットや注意点を解説

国民年金は、日本に住んでいる20歳以上60歳未満の全ての人が加入する義務がある公的年金制度です。近年、キャッシュレス化が進み、各種公共料金の支払いや税金の納付に、クレジットカードを使えるようになってきています。国民年金も、クレジットカードで納付することが可能です。
ここでは、国民年金をクレジットカードで納付する方法やメリットのほか、注意点についてご紹介します。
国民年金をクレジットカードで納付する方法
国民年金をクレジットカードで納付するには、日本年金機構のWEBサイトで「国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書」をダウンロードして、必要事項を記入の上、年金事務所の窓口に提出(または郵送)してください。
ほかにも、日本年金機構のWEBサイトで「電子申請」を行うことで、国民年金をクレジットカードで納付できるようになります。
電子申請であればダウンロードや提出の手間がなく、インターネット上でデータを作成することができ、手続きが完了するので便利でしょう。
国民年金は前納すれば約1万5,000円も割引される!
前倒する期間 | 前納せず、毎月納める 場合の納付額 |
割引額 | 割引後の納付額 |
---|---|---|---|
6カ月 | 99,240円 | 810円 | 98,430円 |
1年分 | 198,480円 | 3,520円 | 194,960円 |
2年分 | 397,800円 | 14,590円 | 383,210円 |
※表の納付額や割引額は令和2年度分と3年度分の国民年金を納税した場合の金額となります。
参考:https://www.nenkin.go.jp/service/kokunen/hokenryo/20150313-01.html
国民年金の前納割引制度とは、国民年金を前倒しで納付することで、一定の割引を受けられる制度です。前納する期間が長いほど割引率は優遇され、2年前納にすると、1万5,000円程度の割引を受けることができます。
国民年金をクレジットカードで支払うメリット
国民年金をクレジットカードで納付すると、いくつかのメリットを享受できます。どのようなメリットがあるのか、ひとつずつ見ていきましょう。
ポイントをためられる

国民年金をクレジットカードで納付すると、納付額に応じてポイントが加算されます。
ただし、クレジットカードによっては、ポイント付与の対象とはなりませんのでご注意ください。
今すぐお金がなくても納付できる
クレジットカード決済であれば、今すぐにお金が準備できなくても国民年金を納付することができます。国民年金をクレジットカードで納付した場合、口座から保険料納付額が引き落とされるのは、1カ月以上先の支払日となるのが一般的です。
国民年金の納付期限や、クレジットカードの支払日によりますが、余裕を持って資金を準備することができます。
未払いが防げる
国民年金の未払いが続くと、財産が差し押さえられる可能性があります。
しかし、クレジットカードで納付すれば、支払日に自動的に引き落としとなるため、未払いを防ぐことができるでしょう。支払日には、クレジットカードの引き落とし口座にお金を準備しておくようにしてください。
家計の固定費を一括管理できる
国民年金を、公共料金や携帯電話料金など、固定費の支払いに利用しているクレジットカードで納付すれば、月々の固定費を一括で管理することが可能です。毎月の固定費が合計でいくらかかっているのかWEBサイトで確認できますし、クレジットカードのご利用代金明細書を、家計簿代わりにすることもできます。
国民年金をクレジットカードで納付する際の注意点
続いては、国民年金をクレジットカードで納付する際の注意点についてご紹介します。
事前申請が必要で時間がかかる場合がある
前述のとおり、国民年金をクレジットカードで納付するには、事前の申請が必要で、手続きに1カ月程度かかります。クレジットカード払いにしたい人は、余裕を持って申請するのがおすすめです。
支払方法は1回払いのみ
国民年金をクレジットカードで納付する場合、支払方法は1回払いのみとなります。
分割払いやリボ払いは選択できませんので注意しましょう。
クレジットカードには利用限度額がある点に注意が必要
クレジットカードには利用限度額があり、そのカードで使える上限額が決まっています。精算の際に利用限度額をオーバーした場合、そのクレジットカードは使うことはできませんので注意が必要です。
国民年金の納付だけでなく、公共料金などの支払いに同一のクレジットカードを使っている場合は特に、WEBサイトなどで利用明細をチェックしておくと良いでしょう。
登録情報を変更するときは手続きが必要
住所など、クレジットカードに登録している個人情報が変わったり、紛失などでカード番号が変わったりしたときは、「国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書」に必要事項を記入のうえ、年金事務所に提出する必要があります。
なお、ECサイトや公共料金の支払いにクレジットカードを利用している場合、カードの有効期限が切れたら、有効期限の変更手続きが必要です。しかし、国民年金の場合は、カード会社が日本年金機構に新しい有効期限を通知しますので、特に手続きをする必要はありません。
コンビニではクレジットカードで支払うことができない
国民年金は、コンビニで納付書を使って納付することができます。しかし、コンビニで国民年金を納付する際、一般的にクレジットカードを利用することはできません。
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国民年金はクレジットカード払いがおすすめ!
国民年金はクレジットカードで納付することが可能であり、ポイントがたまるなどのメリットがあります。
クレジットカード払いであれば、「つい国民年金を納付し忘れてしまった」ということもありません。国民年金をクレジットカードで納付したい人は、早めに申請の手続きを済ませるようにしましょう。
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