(更新:2021年12月27日)
クレジットカード番号とは?セキュリティコードの役割と不正利用対策

クレジットカードの券面には、カードを利用するために必要なさまざまな情報が記載されています。中でもカード番号は、セキュリティに関する重要な情報です。
ここでは、クレジットカードの表裏にはどのような情報が記載されているのかということ、また、記載されているカード番号のルールをご紹介します。ほかに、クレジットカードの不正利用の手口や対策、カード会社の補償体制についても紹介しますので、確認の上、安心してカードライフを送れるようにしてください。
クレジットカードの表裏に記載された情報

クレジットカードには、表面と裏面にさまざまな情報が記載されています。ひとつずつ見ていきましょう。
カード番号
カード番号は、一枚一枚のカード固有のもので、国際ブランドによって桁数が異なります。VisaとMastercard®、JCBは最も長く、16桁表記となっており、アメリカン・エキスプレス®は15桁、Diners Clubは14桁です。
有効期限
有効期限は「08/11」や「08-11」、「08/‘11」という風に「月、年」の順番で表記されます。日本人の場合「年、月」という順番になじみがあるため、ネットショッピングで最初に入力するときに、戸惑うこともあるでしょう。
名義人の氏名
名義人の氏名は、ローマ字で表記されています。
セキュリティコード
セキュリティコードは、カード裏面に記載されている3ケタの数字を指します。カードの現物が、利用者本人の手元にあるかどうかを確認するための数字であり、ネットショッピングで入力を求められることがあります。
ちなみに、アメリカン・エキスプレス®・カードのセキュリティコードは4桁となっており、カード表面に記載されています。
カード番号のルール

カード1枚につき、ひとつずつ付与されるカード番号。これは、ランダムに割り当てられているわけではなく、決まったルールにもとづいてナンバリングされています。
左端から6桁は発行者識別番号と呼ばれ、番号を見れば、発行したカード会社や、国際ブランドが識別できるようになっています。7桁目から末尾2桁目までは、会員個人に割り振られる番号で、カードを保有する個人を特定するための情報が付与されています。そして、カード末尾の番号はチェックデジットと呼ばれ、カード番号が正しいかどうかを識別するための数字です。
例えば、「最後の4桁の数字のうち、最初の3桁を足した結果の、下一桁を最後の1桁にする」などのルールが設定されます。このルールに従うと、最後の4桁が1234の場合、1+2+3=6なので、判定はNGになるという仕組みです。
このように、カード番号にはルールがあり、さまざまな情報を識別できるようになっているのです。
セキュリティコードの役割
セキュリティコードは、不正利用を防ぐために重要な役割を果たします。
クレジットカードには磁気ストライプやICチップに、カード番号をはじめとする多くの情報が記録されています。しかし、セキュリティコードは、磁気ストライプやICチップに記録されていません。セキュリティコードは、クレジットカードの現物がないと知ることができないのです。
特に、カード現物を確認できないネットショッピングにおいて、セキュリティコードは「本人が買っている」ことを証明する役割を果たします。
不正利用の手口やカード番号を守る方法
カード会社による不正利用の監視、セキュリティ対策の向上によって、クレジットカードの安全性は以前に比べて高まったといえるでしょう。しかし近年も、不正利用による被害が発生しているのは事実です。
続いては、不正利用の手口やリスクへの対策について見ていきましょう。
不正利用の手口

まずは、不正利用の手口にはどのようなものがあるのか、一例を紹介します。
・フィッシング
フィッシングとは、金融機関や大手通販サイトなどを装った電子メールを送信し、偽装されたURLをクリックさせることで個人情報を取得しようとする、インターネット上の詐欺のことです。もっともらしいメールを送って架空のWEBサイトに誘導したのち、「カードを有効化するため、カード情報を入力してください」などと偽って、カード情報を盗み取ろうとします。
・スキミング
スキミングとは、「スキマー」という装置を使ってカードの磁気ストライプに記録された情報を読み取り、同じ情報を持つ偽造カード(クローンカード)を作るという、不正利用の方法です。留守宅に侵入してカード情報を読み取ることもあれば、クレジットカード加盟店の端末にスキマーを仕込むという方法もあります。
フィッシングやスキミングを防ぐためにできること
フィッシングやスキミングは、少し気をつければ、被害に遭う可能性を下げることができます。
まず、フィッシング対策として、メールの発信元や内容に心当たりがない、文章がおかしいなどあやしいと感じたら、文章中にあるリンクにはふれないようにしましょう。
緊急性の高さを装って、個人情報を巧みに入力させようとしますので、焦ってだまされることのないよう、ご注意ください。
また、スキミング対策ですが、ATMを使うときにカード挿入口に不審な機器が取り付けられていないか、確認するようにしましょう。
不正利用されたときの対策とカード会社の補償体制
クレジットカードの利用明細に身に覚えのない支払履歴を見つけて、不正利用の可能性があると気付いたときは、どうしたら良いのでしょうか。また、カード会社は補償してくれるのでしょうか?
不正利用されたときの対策と、カード会社の補償体制についてご紹介します。
不正利用に気付いたら、すぐにカード会社に連絡をする

クレジットカードの不正利用に気付いたら、まずカード会社に連絡をして、カードを利用停止にすることが重要です。
カード会社に連絡をすると、不正利用が疑われるクレジットカードは無効となります。そして、新たなカード番号でクレジットカードが再発行され、今までどおりに使えるようになります。
不正利用の補償はされるのか?
カード会社は不正利用の連絡を受けると、問題となる取引について調査を行います。調査によって不正利用であることが確認された場合には、カード会社が損害を補償してくれます。
ただし、「カード番号やセキュリティコードを他人に教えてしまった」「他人にカードを貸した」というような、重大な落ち度が利用者側にあった場合には、補償の対象外となる場合もあります。
クレジットカードに記載された情報を理解し、セキュリティ意識を大切に

クレジットカードの券面には、さまざまな情報が記載されています。中でもカード番号は、セキュリティに関わる重要な情報であるため、流出することがないよう厳重に管理する必要があります。
カード番号を含め、クレジットカードの情報について理解し、セキュリティ意識を高めておくことが大切といえるでしょう。
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国際ブランド
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- クレジットカードの券面にはどのような情報が載っていますか?
- クレジットカードの表面と裏面には、カード番号、有効期限、名義人の氏名、セキュリティコードなど、さまざまな情報が記載されています。近年では、のぞき見防止のためにカード情報を裏面にまとめているクレジットカードもあります。
詳しくは「クレジットカードの表裏に記載された情報」をご確認ください。 - クレジットカードのカード番号は、なぜ長いのですか?
- クレジットカードのカード番号は、さまざまな情報を識別するために、決まったルールでナンバリングされています。左端から6桁は、発行したカード会社や国際ブランドが識別できる発行者識別番号が、7桁目から末尾2桁目までは、カードを保有する個人を特定するための情報が付与されています。また、カード末尾の番号はチェックデジットと呼ばれ、カード番号が正しいかどうかを識別するための数字です。
詳しくは「カード番号のルール」をご確認ください。 - クレジットカードが不正利用されたら?
- クレジットカードの利用明細に身に覚えのない支払履歴があるなど、不正利用の可能性がある場合は、まずカード会社に連絡をして、カードを利用停止にすることが重要です。不正利用が疑われるカードは利用停止となり、新たなカード番号でクレジットカードが発行されます。
詳しくは「不正利用されたときの対策とカード会社の補償体制」をご確認ください。