(更新:2022年4月25日)
クレジットカードで国民健康保険を納付する方法とメリット

公的な医療保険制度である国民健康保険は、ケガや病気の際に医療費を一部負担してくれます。国民健康保険料の納付方法にはいくつかの方法がありますが、クレジットカードで納付することも可能です。
ここでは、クレジットカードで国民健康保険を納付する方法やメリットのほか、注意点についてご紹介します。
国民健康保険とは公的医療保険のこと
日本では、全ての国民が公的医療保険に入る義務があります。公的医療保険には、健康保険(社会保険)と国民健康保険があります。
国民健康保険の対象は、健康保険(社会保険)に入っていない人であり、会社を退職したり失業したりした人や、親の扶養・夫の扶養から外れる人も国民健康保険に入る必要があります。
国民健康保険は加入者が納める保険料によって運営され、病気やケガをしたときに医療費を負担してくれます。
国民健康保険の保険料の納付は世帯単位で行うものであり、金額は加入者の収入などをもとに計算され、世帯で合算した金額が請求されます。そのため、国民健康保険の納付書は、世帯主が会社員で国民健康保険に加入していない場合でも、世帯主宛に送付されます。
国民健康保険料の納付方法

国民健康保険を納付するには、口座振替や納付書で納付することもできますが、クレジットカードで納付することも可能です。それぞれの納付方法について見ていきましょう。
口座振替で納付する
国民健康保険を口座振替で納付する場合は、引き落とし口座を登録する手続きを行い、振替日に口座から保険料が引き落とされるようにします。地域によっては、インターネットで口座振替の申し込みをすることができます。
納付書で納付する
自治体から郵送されてくる納付書を使って、窓口で国民健康保険料を納付します。納付できる場所は各金融機関や郵便局、自治体の窓口、コンビニなどです。
クレジットカードで納付する
国民健康保険は、手持ちのクレジットカードを使って納付することも可能です。
カードで納付する方法のひとつに、スマートフォンで「モバイルレジ」というアプリを使って納付する方法があります。モバイルレジとは、専用アプリをスマートフォンにダウンロードして、請求書に印刷されたバーコードを読み取ることで支払いが完結するシステムです。
国民健康保険をクレジットカードで納付するメリットは?
続いては、国民健康保険をクレジットカードで納付するメリットをご紹介します。
クレジットカードのポイントを獲得できる
国民健康保険料の納付にクレジットカードを利用すると、利用金額に応じてカード会社のポイントをためることができます。カードのポイントを効率良くためたい人には、現金払いよりカード払いで納付するほうがおすすめであるといえるでしょう。たまったポイントは商品券と交換できるなどの特典があります。
支払いを先延ばしできる
国民健康保険をカード払いで納付すれば、支払いを先延ばしにできる点もメリットといえるでしょう。
国民健康保険料の納付期限が近付いたけれど、今すぐ現金が用意できないとき、クレジットカードで納付するのであれば、カードの支払日までに余裕ができるので、支払遅延の防止につながります。
国民健康保険料の納付におすすめのクレジットカード
国民年金保険料の納付には、2021年に三菱UFJニコスが発行した「三菱UFJカード」がおすすめです。
三菱UFJカードは、ポイントプログラムが充実しているほかに、さまざまな魅力があります。ここでは三菱UFJカードの特典と魅力を見ていきましょう。
ポイント還元率が使うほどアップする
三菱UFJカードのポイントプログラムには、月間のショッピングご利用金額に応じて、当月の獲得ポイントが優遇される、グローバルPLUSというサービスがあります。
たまったポイントは、商品と交換したり、提携航空会社のマイルや他社のポイントに交換したりすることができます。
また、いつものネットショッピングの際にPOINT名人.comを経由してお買い物いただくと、カードの基本ポイントに加えてボーナスポイントがもらえますので、日々のお買い物で賢くポイントがためられるでしょう。
年会費が実質無料な上、学生でも持つことができる
三菱UFJカードは、初年度の年会費が無料です。2年目以降の年会費は1,375円(税込)ですが、前年度にショッピングのご利用が1回以上ある場合は、無料となります。
18歳以上なら学生(高校生は除く)でも持つことができますし、年会費が実質無料ですから、初めてのクレジットカードとしてもおすすめです。
セキュリティ面でも安心!クレジットカードの不正利用による被害を全額補償
三菱UFJカードは、タッチ決済(VisaまたはMastercard®)に対応しており、サインや暗証番号の入力が不要になるため、お支払いにかかる時間や手間を減らせます。また、会員番号や有効期限といったカード情報が裏面に記載されているため、盗み見などのリスクを減らすことができ、セキュリティ面でも安心です。
さらに、三菱UFJカードでは、24時間365日利用状況をチェックしています。クレジットカードが不正に利用され、心当たりのない請求が来た場合でも、三菱UFJカードなら不正利用による被害を全額補償してくれるので安心です。不正利用が疑われる場合は、カード会社に連絡して、クレジットカードの利用を停止し、新しいカードを発行してもらうようにしましょう。
なお、クレジットカードの不正利用において、他人にクレジットカードを貸したなど利用者側に重大な落ち度があった場合は、補償の対象外となることがあります。
カード払いを利用する際の注意点

国民健康保険料の納付については、自治体によって対応が異なります。国民健康保険をクレジットカード払いで納付する際の注意点をご紹介しますので、事前に確認しておきましょう。
対応していない自治体もある
国民健康保険をクレジットカード払いで納付できるかどうかは、自治体によって異なります。全国全ての自治体で、カード払いによる納付が可能というわけではありません。お住まいの市区町村のWEBサイトで確認しておきましょう。
システム利用料が加算される
国民健康保険をカード払いで納付すると、自治体によっては決済手数料が発生する場合があります。
「納付金額が5,000円までは0円、以降は5,000円ごとに25円」や「1万円までは0円で、以降は1万円ごとに100円」など、決済手数料の金額は自治体によって異なります。カード払いによる納付がお得になるのか、ポイントの還元率とあわせて検討する必要があるでしょう。
領収書が発行されない
国民健康保険をクレジットカード払いで納付すると、領収書が発行されません。もし、領収書が必要であれば、保険料が自治体に入金された後で、自治体宛に発行を申請するという形になります。ただし、納付する金額や税金の種類によっては、領収書を発行しない自治体もあるので注意が必要です。
領収書が必要な場合には、納付書を使って現金で納付するほうが良いでしょう。
国民健康保険はクレジットカードで便利に確実に納付しよう

国民健康保険をクレジットカード払いで納付すれば、ポイントがたまるといったメリットがあります。ケガや病気などで困ったときに、医療費を一部負担してくれる国民健康保険は、期日を守って納付することが大切です。
クレジットカードであれば、手元に現金がない場合でも納付することができますので、支払遅延になることもありません。まずはお住まいの自治体で、国民健康保険をカード払いで納付できるか調べてみるといいでしょう。