クレジットカードの基礎知識
更新:2023年1月25日

クレジットカードの引き落としはいつ?締め日と支払日の仕組み

クレジットカードの引き落としはいつ?締め日と支払日の仕組み

クレジットカードには、それぞれ締め日と支払日が設定されています。これをきちんと理解しておかないと残高不足のために支払遅延が起こり、「クレジットカードが使えない!」ということにもなりかねません。
安心してクレジットカードを利用するため、いつ利用したものがいつ引き落としになるのか、その仕組みを知っておきましょう。

覚えておきたい締め日と支払日の関係

クレジットカードの利用額は1カ月ごとにまとめられて、決まった支払日に銀行口座から引き落とされます。「締め日」と「支払日」をきちんと理解しておかないと、クレジットカード払いにした分がいつ引き落とされるのかわからず、「残高不足で引き落としができない」ということも起こります。
まずは、クレジットカードに欠かせない締め日と支払日の概念について知っておきましょう。

クレジットカードの支払いの仕組み

締め日とは、クレジットカード利用額の集計日です。締め日以前の1カ月間のクレジットカードの利用額が、この日で締め切られ、集計されます。支払日とは、文字どおり利用額を支払う日です。締め日で集計された利用額が、支払日に銀行口座から引き落とされます
例えば、「毎月15日締め、翌月10日払い」なら、前月16日から今月15日までの利用分を、翌月10日に支払うことになります。
締め日と支払日の設定は、カード会社あるいはクレジットカードのブランドや種類によって異なります。

■毎月15日締め、翌月10日払いの場合

利用日 締め日 支払日
5月16日~6月15日 6月15日 7月10日
6月16日~7月15日 7月15日 8月10日

締め日を意識すれば支払日を先延ばしできる

クレジットカードにはさまざまなメリットがありますが、そのひとつが「後払いで買い物ができる」というものです。さらに、締め日と支払日の関係を理解しておくと、クレジットカードを利用するタイミングを調整することで、支払日を先延ばしすることもできます
「毎月15日締め、翌月10日払い」のクレジットカードの場合を見てみましょう。

■利用日と支払日の関係(毎月15日締め、翌月10日払いの場合)

利用日と支払日の関係イメージ図

図のように、クレジットカード利用のタイミングを、締め日をまたいで1週間程度ずらすだけで、支払日を1カ月先送りすることができます。高額な買い物をするときには便利でしょう。
なお、実際に締め日に集計されるのは、クレジットカードを利用した店舗からカード会社へ売上データの請求処理が完了した分です。締め日ぎりぎりの利用分については、店舗からの請求処理が間に合わず、その次の締め日に集計されることもあります。

支払日に銀行口座から代金が引き落とされる時間は?

締め日に集計された利用額は、クレジットカードの支払日に、銀行口座から引き落とされますが、その時間は金融機関によって異なります。例えば、三菱UFJ銀行では、19時までに引き落としが行われます。しかし、これは19時に引き落としをするという意味ではなく、もっと早い時間に引き落としが行われる可能性もあるのです。
また、金融機関によっては、複数回にわたって引き落としを行うこともあるようです。例えば、午前中に引き落としをした際に残高不足だった場合、もう一度午後に引き落としを行います。そのため、引き落とされる時間によっては、当日の入金でもクレジットカードの支払いに間に合う可能性もあります。しかし、金融機関は正確な時間帯を公表していませんので、支払日の前日までに、口座に入金しておくほうが安心です。

支払日が土曜日・日曜日・祝日の場合はいつ引き落とされる?

クレジットカードの支払いは、基本的に銀行がお休みとなる土曜日・日曜日・祝日には行われません。その場合、一般的には翌平日に引き落とされます。
しかし、クレジットカードによっては、支払日を前倒して設定するカードもあります。その場合、土曜日・日曜日が支払日であれば、前日または前々日の金曜日、祝日であれば、祝日直前の平日に引き落とされます。
詳しくは、クレジットカードの規約などに明記されていますので、しっかり確認しましょう。

なお、クレジットカードの締め日は、土曜日・日曜日・祝日であっても変更はありません。

クレジットカードの支払いが滞った場合のリスク

無計画にクレジットカードを使いすぎて、支払日に残高不足で引き落としができなかった…。クレジットカードを使う上で一番注意しなければならないのが、この支払遅延です。支払遅延が起きると、利用者にはさまざまな影響が出ますまずは、一時的なクレジットカードの利用停止で、利用代金を支払うまで、クレジットカードの利用ができなくなります。また、遅延損害金の発生や、利用限度額の制限、信用情報にネガティブな情報が残ったりするリスクもあります。
個人の信用情報は「クレジットヒストリー」と呼ばれ、信用情報機関と呼ばれる組織で記録されています。支払遅延の記録が重なると、その記録は数年間残り、新たにクレジットカードを作れなくなってしまう可能性もあります。支払遅延だけは起こさないように、十分注意しましょう。

クレジットカードの支払日までにしておくべきこと

クレジットカードを利用したら、支払日までにしておくべきことが2つあります。それぞれ、詳しく見ていきましょう。

ご利用明細を確認する

クレジットカードのご利用明細は、支払日の1週間から10日くらい前までに、クレジットカードを申し込んだ際に登録した住所に郵送で送られてきます。

最近では、多くのクレジットカードで、WEBでご利用明細を確認できるサービスがあります。その場合は、締め日後に1カ月のご利用代金の合計を確認することが可能です。

クレジットカードのご利用明細が届いたら、明細に記載されている内容に問題がないか確認しましょう。もし、身に覚えのない利用明細があれば、不正利用の可能性がありますので、速やかにカード会社に連絡をします。

銀行口座の残高を確認する

クレジットカードのご利用明細に問題がなければ、銀行口座の残高を確認します。残高の金額がご利用代金に不足していれば入金しましょう。

ご利用代金に1円でも足りないと、引き落としができず、支払い遅延となってしまいます。銀行口座の残高は支払日の前日までに確認しておくことが重要です。

口座の残高不足で引き落としが間に合わないときの対処法

クレジットカードの支払日に口座の残高が引き落としの金額に満たない場合には、何らかの対処をする必要があります。また、普段から残高不足にならないような工夫をすることが大切です。
残高不足で支払いができない場合の対処法についてご説明します。

残高不足で支払えない場合は支払い方法を変更しよう

どうしても支払日にお金を用意できそうにないときは、早めに対処しましょう。対処法としては、次の支払い予定に入っている利用額のうちのいくつかを、分割払いやリボ払いに変更する方法があります。これは、カード会社のWEBサイトにログインすれば変更が可能ですから、確認してみましょう。
それでも支払いが難しければ、支払日の前にカード会社に連絡を入れるようにしてください。すると、カード会社の担当者が状況の聞き取りを行った上で、どうすればいいかを教えてくれます。
クレジットカードは個人の信用で成り立っていますから、誠意のある対応が第一。何もせずに放置するのは厳禁です。

自分のライフサイクルにあわせる

クレジットカードの支払遅延を起こさないためには、自分のライフサイクルにあわせたクレジットカードの使い方をするのもひとつの方法です。
例えば、毎月の給料日の直後に支払日があるクレジットカードに変更すれば、残高不足を避けられるでしょう。また、給料が振り込まれる口座とクレジットカードの引き落としの口座を同じにしておけば、入金を忘れて残高不足になるという事態を防ぐことができます。

アプリなどを活用して支払日を忘れないように心がける

多くのクレジットカードでは、支払日の数日前にメールで確定した引き落とし金額や支払日をお知らせするサービスがあります。また、近年では、スマートフォンのアプリと連携させて通知してくれるサービスを行っているクレジットカードも少なくありません。もし、現在利用しているクレジットカードにそのような通知サービスやアプリがあれば、使ってみることをおすすめします。

三菱UFJカードなら、引き落とし情報を事前にWEBサービスで確認できる

三菱UFJカードでは、「MUFGカードWEBサービス」として、さまざまなサービスを展開しています。例えば、パソコンやスマートフォンを使って、最新の利用明細を確認できる「WEB明細チェック」、支払いをリボ払いや分割払いに変更できる「あとdeリボ」、「あとde分割」など、クレジットカード利用者に便利なサービスが多数あります。
さらに、WEBサービスと同じサービスを利用できる「MUFGカードアプリに登録すれば、最新のご利用可能額も確認できますし、複数のクレジットカードをまとめて管理することも可能です。

MUFGカードアプリが利用できる、おすすめのクレジットカード

三菱UFJカードは、初年度の年会費が無料で、年に1回でも利用すれば、翌年の年会費も無料になるので、実質無料で使うことができます。タッチ決済にも対応しているので、お支払いもスピーディーです。

また、セブン-イレブンやローソンなどの対象店舗で三菱UFJカードを利用すると、最大19%のポイントが還元される特典を実施中です。詳細は三菱UFJニコス株式会社の「WEBサイト」にてご確認ください。ほかにも、ネットショッピングのポータルサイト「POINT名人.com」を経由してお買い物をすると、カードの基本ポイントに加えてボーナスポイントももらえるので、日常使いでポイントがためやすいでしょう。
※1ポイント5円相当の商品に交換の場合

MUFGカードアプリ」を活用すれば、WEB明細をスマートフォンでいつでもチェックでき、家計簿をつける手間を省けます。さらに、ご入会から3カ月間はご利用金額の最大1.6%相当のポイントが還元されるほか、ご入会日から2カ月後までに条件を達成すると、最大10,000円相当(グローバルポイント2,000ポイント分)がもらえます。詳細は三菱UFJカードのWEBサイトでご確認ください。
※1ポイント5円相当の商品に交換の場合

対象店舗のご利用ならお得にポイントがためられる!
ポイントサイト経由でボーナスポイントがもらえる!

三菱UFJカードは三菱UFJ銀行の口座開設と同時お申し込みが可能

三菱UFJ銀行の「スマート口座開設」アプリで、三菱UFJ銀行の口座開設と三菱UFJカードの同時お申し込みが可能です。
口座開設についてくわしくはこちらをご覧ください。
※口座とセットでお申し込みいただけるのは三菱UFJカードのみです。

三菱UFJカードの特長

  • 年会費が実質無料で利用できる
  • 対象店舗で最大19%のポイントが還元される
  • POINT名人.comを利用すると、ボーナスポイントもたまる
  • MUFGカードアプリのWEB明細を家計簿代わりに使える

※1ポイント5円相当の商品に交換の場合

クレジットカードの利用は計画的に

現金が手元になくても買い物ができるクレジットカード。締め日や支払日などの基本を押さえて上手に使えば、さまざまなメリットを享受できます。
しかし、無計画に使いすぎると、後から思わぬ形で自分に返ってくることも。クレジットカードは常に計画性を持って、上手に使いこなすことが大切です。

おすすめのクレジットカード

カード名 日常にうれしいを、
将来まで安心を。
オンも、オフも、
いつでも変わらない輝きを。
日常から特別な時まで、
最高クラスのおもてなしを。
三菱UFJカード 三菱UFJカード
ゴールドプレステージ
三菱UFJカード
プラチナ・アメリカン・
エキスプレス®・カード

年会費

初年度 無料 無料

(オンライン入会限定)

22,000円(税込)
次年度以降

年1回の利用で翌年も無料

11,000円(税込)

22,000円(税込)

特長
  • セブン-イレブン、ローソンで利用金額の最大19%相当ポイント還元!(※2)
  • 年間ショッピング利用額100万円以上で11,000円相当のポイント還元(2022年7月1日以降の入会者限定)(※1)
  • ご相談に24時間365日対応
  • 厳選されたレストランのコースメニューが1名様分無料に!
  • 国内70以上のホテルで1滞在あたり平均550米ドル相当のご優待
最短発行期間 最短翌営業日 最短翌営業日 最短3営業日

1ポイント5円相当の商品に交換の場合

最大19%相当ポイント還元は2024年2月1日(木)~2024年7月31日(水)のご利用が対象

そのほかの
クレジットカードを探す

カード種類・国際ブランドを選択のうえ、
お申し込みフォームへ進んでください。

よくある質問
クレジットカード払いの引き落としの仕組みとは?
クレジットカード払いでは、利用額が締め日にまとめられ、決まった支払日に銀行口座から約1カ月分がまとめて引き落とされます。例えば、「毎月15日締め、翌月10日払い」なら、前月16日から今月15日までの利用額分が、翌月10日に銀行口座から引き落とされるのです。
締め日と支払日の設定は、カード会社あるいはクレジットカードのブランドや種類によって異なります。

詳しくは「覚えておきたい締め日と支払日の関係」をご確認ください。
クレジットカードの支払いが滞るとどのようなリスクがある?
クレジットカードの支払日に、銀行口座の残高不足で引き落としができなかった場合、支払遅延とみなされます。支払遅延が起きると、利用代金を支払うまで、クレジットカードの利用が一時的にできなくなるなどのリスクがあります。場合によっては、遅延損害金が発生したり、利用限度額を制限されたりすることもあるでしょう。
また、信用情報にネガティブな情報が残るリスクもあります。支払遅延を繰り返すと、新たにクレジットカードを作れなくなってしまう可能性もありますから、銀行口座の残高不足には十分に注意してください。

詳しくは「クレジットカードの支払いが滞った場合のリスク」をご確認ください。
クレジットカードの支払日にどうしても支払えないときは?
クレジットカードの支払日にお金が足りない場合は、支払い予定に入っている利用額のうちのいくつかを、分割払いやリボ払いに変更して、1度の支払い金額の負担を抑える方法があります。支払い方法の変更は、カード会社のWEBサイトで行うことが可能です。
それでも支払いが難しければ、支払日の前にカード会社に連絡を入れるようにしてください。カード会社の担当者が状況の聞き取りを行った上で、どうすればいいかを教えてくれることがあります。何もせずに放置すると、支払遅延になりますので注意しましょう。

詳しくは「口座の残高不足で引き落としが間に合わないときの対処法」をご確認ください。