リスク管理
リスク管理態勢
当社では、リスク管理強化を目的に、専門部署として総合リスク管理部、審議機関としてリスク管理委員会、リスク管理全般を統括管理する者として「チーフ・リスク・オフィサー(CRO)」を設置し、経営会議・取締役会の承認のもと、総合リスク管理態勢の構築とリスク管理プロセスの浸透・定着を行い、経営の健全性の確保と企業価値の拡大に努めております。
銀行グループは、金融業界でも最も厳格なリスク管理態勢が求められており、三菱UFJニコスも三菱UFJフィナンシャル・グループのリテール分野の中核会社として先進的な総合リスク管理態勢を構築し、実践しております。
また、当社各種業務遂行において晒されている信用リスク、市場・流動性リスク、オペレーショナルリスクなどを適切に認識し、評価・分析の上、経営会議・取締役会に諮り、定期的なモニタリングを行うとともに、リスクの発生防止・削減を推進するための態勢の整備を図っております。
加えて、危機管理においてもリスクが顕在化し、企業価値に多大な影響を及ぼす事態が発生した場合、被害や影響を最小限とするための管理態勢を整備・確立しております。
今後も、リスク管理強化のため、三菱UFJフィナンシャル・グループのリスク管理水準に沿ったバーゼル規制や、米国企業改革法(SOX法)・各種法令への対応を行い、ハイレベルな総合リスク管理態勢を構築し、経営マネジメントや業務運営を今まで以上に強化、充実してまいります。